葦嶽山 815m  2006年12月23日


鬼叫山から見る葦嶽山

地図とコンパスのイラストデータ
行程

9:30灰原登山口駐車場(下)…10:00野谷分岐…10:10野谷登山口10:2011:05鞍部11:1011:17鬼叫山11:2011:30鞍部…11:38葦嶽山12:2012:28奴国之大王…12:50駐車場

コースタイム(歩行時間) 2時間20分(11,900歩)
同行者
その他 入浴@かんぽの郷庄原 600円/1人


登山靴のイラスト 先週の大黒目山で、谷を隔てて見た葦嶽山が思いの外立派だったので、また庄原に来てしまった。野谷ルートが登り甲斐がありそうなので、灰原ルートの駐車場(2つあるうちの下の方)に車を停め、車道を下って野谷登山口から登ることに決めた。

灰原ルートの駐車場からは、集落まで車道を下る。

駐車場から野谷ルートの分岐までは30分。地図を見て予測していたよりは速かった。

分岐からさらに10分ほど車道を歩く。

野谷登山口。トイレもあります。

最初は沢を左にしてゆるゆると歩いていく。途中で右岸に渡り、葉を落として明るい自然林の中をもうしばらくゆるゆると・・・。

はっきりした二股で左側の沢筋に入ると、急傾斜となる。

人工的な石組みが・・・。炭焼き窯?

葦嶽山と鬼叫山との鞍部に至る登り。急登だが、距離が短いのでたいしたことはない。

鞍部からまずは左手の鬼叫山に向かう。最初に出会うドルメンの横にあるのがこの供物台。この形・・・、私には見慣れたミシガン州の地図のように見える。「ミトン(指なし手袋)」と、土地の人たちは呼んでいた。

方位石。切れ込みはほぼ東西南北を示すらしい。

冬至のときの日没方向を向いているという獅子岩。なんだか気の弱い犬のようにも見える。

神武岩を見下ろしたところ。

神武岩(中央の大石柱)。説明板によるとこの一帯には古代アヒル文字が刻まれていたそうです。

こちらは鏡岩。大きすぎて写真に収まらない。

奇岩のある一帯から鬼叫山まではほんのひと登り。ただ、急に笹が濃くなる。狭い山頂も笹で覆われて、何もない。

鞍部に戻り、葦嶽山に登る。

山頂から見る大黒目山。暖かい日が続く今年の冬だが、さすがに山頂では寒さを感じた。

灰原登山口に向けて下山。すぐに鷹岩に出会う。

野谷ルートよりもさらに整備された道。分岐がいくつも現れるが、私たちは車を停めたところに下りたいので、すべて右へ右へと歩いた。

冬枯れでも暖かさを感じるこの光景。

小さなコブに登ると、「奴国之大王」と書かれた鳥居が立っていた。写真は鳥居ごしに振り返った葦嶽山。

ルートは「遊歩道」という通り781.7ピークを巻くようについている。なにもそこまで広くしなくても・・・、というぐらいの立派な道。たっぷり日ざしを浴びてゆるゆる歩くのが気持ちがいい。

最後に笹原を下ったところが駐車場。あまりの気持ちよさにコーヒーを淹れて、山を見上げつつ日だまりでのんびりした。最初から最後まで拍子抜けするほど楽な山だった。

庄原に来たら絶対に立ち寄るゆめさくらで、「サンタのカップが欲しいからチョコムース食べる〜」と言ったのは、私ではありません(笑)。私は大人っぽくガトーショコラを注文。しかし・・・、おっと評価は控えておきましょう。ここの米麦工房のパンはとてもおいしいんですけどねぇ・・・。(おや、これでは評価したことになるかな。)


リンクバー

inserted by FC2 system