吾妻山(4) 井尻谷ルート
2007年5月4日


比和町山王付近から見上げる吾妻山
実はとても大きく高い山です。

地図とコンパスのイラストデータ
行程

8:45井尻谷橋…9:35休憩9:4010:25車道…10:30池の原10:4511:00南尾根/大膳原分岐…11:25吾妻山山頂12:1012:40小坊主12:4512:55車道…13:05井尻谷ルート分岐…13:40休憩13:4514:15井尻谷橋

コースタイム(歩行時間) 4時間15分
同行者
その他 入浴@高宮湯の森  600円/1人


登山靴のイラスト 吾妻山はいい山だが、休暇村からそこだけ目指したのでは歩き足りない。麓から登る道はないかと2.5万図を見ると、森脇から谷筋に破線がついている。おまけに最近になって登山口の看板も出現し、気になってしょうがない。ネットで調査すると、唯一比婆の自然さんのサイトに情報があった。その登山口情報を参考に、連休後半の山に出発〜。

登山口は井尻谷にかかる橋の手前。この立派な看板は数年前まではなかった。

(2.5万図では「石ヶ原」の側の、道路が沢をまたぐ箇所です。ちなみに車は消防団の格納庫横の駐車場に停めさせてもらいました。地元の人に何も言われなかったので、1〜2台ならOKだと思います。大勢で行くのは控えましょう。)

ものすごく恐い顔のクマの絵が描いてある。地元の人の話では、ほんの数日前にこの谷を下りて来た登山者からクマ目撃情報があったとか・・・。

最後の民家を後に、古びた堰堤を右手に通り過ぎると、沢筋がぐっと近くなる。鉱滓を見つけた。
この橋でいったん左岸に渡り、次の橋で右岸に渡り返す。

金属製の柵を通り過ぎ、沢の右岸の道を行く。

三つめの橋でまた左岸に渡る。ここからしばらく左岸の道が続く。

奥へ入るに連れて、渓谷美に包まれていく。

絶えず流れの音が聞こえ、とても気持ちがいい。

右岸に渡る橋。手前が少し広くなっているので、休憩にちょうどいい。

昨日サンフレッチェの試合を観に行った夫。今日のおやつはサッカーボール蒸しパンだそうです。サッカーボールの焼き印の他には、なんの変哲もないごく普通のパンです(-_-;;

右岸に渡って少し進むと、このような古びた指導標がある。「池の段」ではなくて、「池の原」ではないでしょうか? ここから池の段まで45分で行くのは超人です(笑)。

この指導標から少し登り、沢を右下に見るトラバース道になる。

眼下に二股を見て、左側の谷に入る。

また左岸に渡ってしばらく進むと、滝が見えてくる。

登山道は滝の手前で右側の谷(矢印方向)に一瞬入り・・・、

すぐに斜面を登って滝の上部に出る。

ふたたび指導標。滝の上部からはさらに沢筋をつめ、沢を渡って幾度か大きくつづら折れを繰り返す。次第に視界に空の占める割合が大きくなり、車道に出る。

車道に出ると、道路の向こう正面に吾妻山山頂への指導標がある。

車道から5分ほどで池の原の一画。ようやく山頂が見える。

今日はキャンプ場を通り南尾根から登ることにした。池の原の草原や、キャンプ場の斜面には、フデリンドウがたくさん咲いている。

大膳原へのトラバース道に入る。

この道はどの季節も本当に美しい。

オオカメノキの白い花が、林の中に浮かんでいるように見える。

分岐を左へ、南尾根に乗る。こちらから登ると、急な箇所は一瞬だけ。

頂上へと続く尾根道はなだらかで快適。ただ今日は思ったほど暖かくならなかった上に風が強く、1000mを超えるここでは寒く感じた。

下山は池の原へ。尾根道を見下ろすと、斜面に桜が咲いているのが見えた。

その桜の場所まで下りて、池の原を眺める。

池の原から小坊主に登り、さらにその南西の小ピークを目指す。

小ピークからほぼ尾根づたいに車道に下りる。井尻谷に戻るため、車道を少し登り返す。

登りで休憩した橋のあたり。

見上げればサワグルミなど背の高い木々、足元は賑やかなシダの株。クマの恐怖がなければ、ゆっくり楽しみながら歩きたい谷筋の道。

登下山口の井尻谷橋から見上げる吾妻山。ここからの標高差は約700mあるが、驚くほど楽に登れた。立山に3泊して体が薄い空気に順応していたからかもしれない(←夫説)。


風呂桶のイラスト 今日のおフロは、久しぶりに日本酒風呂に入りたくて高宮湯の森へ。庄原ゆめさくらでいつも通りパンを買って、下道で高宮町に向かう。連休で混雑していたが、日本酒風呂は温度が低く、ゆっくりつかれた。そして想像以上に温まった。一昨日まで滞在していた立山雷鳥荘の酸性温泉の後で、お肌に優しいお湯でした(^^).。


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