データ | |
行程 | 10:45京阪宇治駅…10:53宇治神社10:58…11:00宇治上神社11:15…11:35展望台11:40…11:45仏徳山山頂…12:10源氏物語ミュージアム |
コースタイム (歩行時間) |
1時間 |
同行者 | 単独 |
その他 | 東寺拝観料 500円 近鉄東寺駅〜丹波橋駅 210円 京阪丹波橋駅〜宇治駅 260円 JR宇治駅〜京都駅 240円 源氏物語ミュージアム 500円 平等院拝観料 600円 |
寒さに震えた昨日から一転、今日はこの上ない晴天。ホテルを出て、まずは東寺を目指す。 | ||
たまたま今日は21日で弘法さんの市の日。たくさんの屋台を見ていると、なかなか金堂にたどりつかない。この市は好きな人なら半日くらいはたっぷり楽しめそうだ。ゆっくり見たいが、この後宇治へ移動なのでそこそこにしておいて・・・、 | ||
有料エリアに入る。まずは新幹線からも見える五重塔。第一層の仏様方が公開中。 続いて金堂内部と、立体曼陀羅を収める講堂を拝観。立体曼陀羅には圧倒される。 |
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近鉄と京阪を乗り継いで、宇治へ移動。 | ||
京阪宇治駅から、宇治神社(写真)を経て・・・、 | ||
とてもきれいな光の中、宇治上神社へ。 | ||
裏山からは聞いたことのない鳥の声が届き、心地良い。 | ||
ものすごく可愛らしいうさぎのおみくじ。 ワタシ「これって、お土産にするものではないですよねぇ」 神社の人「お土産にされる人もいますよ。ただ、おみくじですからねぇ、中身にはこちらでは責任持てません」 それはそうですね。というわけで、自分の分だけ選びました。 |
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宇治上神社を出て、その裏山に当たる仏徳山に向かう。写真の右の道を手前に歩いてきて、左の道へ折り返すと、遊歩道に入る。 | ||
広く快適な遊歩道。大きなつづら折れになっているので、めんどくさいと言えばめんどくさい(笑)。一箇所だけショートカットできるところがあり、もちろん利用しました。 | ||
両側には背の高い木々が並び、のんびり歩くにはいい感じ。 | ||
展望台に到着。地元の男性たちが集い、小鳥を相手になんだか楽しそう。 | ||
展望台から平等院を見下ろす。 | ||
宇治川(左側が上流)、宇治橋、JRの架橋。 | ||
展望台を出て、山頂へ向かう。 | ||
山頂は樹林に囲まれ展望なし。山頂直下から道はまだ続いているけれど、今日は平等院へ行きたいので、ここから引き返します。 | ||
源氏物語ミュージアムを見て、宇治川まで下りてきた。 | ||
宇治橋を渡り、さっき登った仏徳山を見る。そして平等院へ。 | ||
改修後公開されて間もない鳳凰堂。 東を向いているため午後は逆光(> <) |
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屋根の上の鳳凰は見事な金色。 今日は雲中供養菩薩像を見にここに来た。五十二躯のうち半分の二十六躯が鳳翔館に展示されていて、優美なその姿を間近で眺めることができる。これでもう満足。あとの半分は鳳凰堂の内部にあるが、中に入るのに1.5時間待ちだったのであっさり諦めて帰途についた。 |
京都というところは、何度でも続けて通いたくなる魅力がある。若い頃にも何年か連続して行っていた。ここ数年また毎年行くようになり、いまさらのように魅力に目覚めてしまった。三方を低い丘に囲まれた京都にはハイキング気分で歩けるところが多く、観光だけでない楽しみ方もできる。また計画しようと思う。 それにしても、東寺の立体曼陀羅も平等院の雲中供養菩薩も、中学校の修学旅行で見ているはずなのに、見事に何も覚えていない。どうやら頭の中がスカスカの正しい中学生だったようだ。今回のように圧倒されて立ちつくすような感覚とか、藤原時代の仏師の美意識やそれを形にして伝える技術を目の当たりにする感動は、大人になってこそわかるものなのかもしれない。 |