3日間で歩いた山々 烏帽子岳 2628m 三ツ岳 2845m 野口五郎岳 2924m 真砂岳(巻き) 2862m ワリモ岳 2888m 鷲羽岳 2924m 三俣蓮華岳 2841m 双六岳 2860m |
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東沢乗越付近から振り返る裏銀座の稜線 いちばん左に小さく見えるのが烏帽子岳 |
夏山の締めくくりにもう一度アルプスへ、と、ブナ立尾根から裏銀座をたどり新穂高温泉に下山するコースを、お盆を過ぎてから計画した。口の悪い友人たちには「とりつかれたように登っている」と言われ、ひと足先にドバイ在住の夫には「また行くんか」とあきれられ・・・。でもいいんだもん。だって、ドバイに行ってしまったら当分日本の山には登れないんだから。 |
朝の通勤時間に広島を出るときには恥ずかしかったザック姿も、名古屋で「味噌カツ弁当」を買って「特急ワイドビューしなの」に乗り込む頃には同じような格好の人に紛れてなんともなくなってきた。2時間で松本に到着。大糸線に乗り換える。 梓川を渡り穂高駅を過ぎるあたりまでは前山アルプスがかなり見えていたのに、大町に近づくに連れて山の上が雲に隠れてきた。あーあ、今回は鹿島槍、見られないかな・・・。 七倉荘は信濃大町駅から徒歩3分。ご主人は電話での印象の通り、とても話好きな方。ご自慢の屋上庭園を見せてもらってから、駅前の散策に出た。賑やかではないけど、かなり長い駅前商店街。ここに下山したのなら全部歩いてみるのだけど。とくに大町物産館「いーずら」には買って帰りたいものがたくさんあった。(ええ、買い物ずきです、ワタシ。) 行動食におやきを調達して七倉荘に帰り、入浴と食事。建物の中はどこも清潔で気持ちがいい。夕食時に隣のテーブルに座った男性3人のパーティと話しているうちに中の1人が柳井市出身だということがわかり、「寂地山」だの「(広島の)大峰山」だの、ローカルな山の名前が飛び交う信濃大町の夜だった。 |