臥龍山 1223m (12) (聖湖ルート往復)
& 八幡湿原(水口谷湿原、霧ガ谷湿原、尾崎沼)
2012年7月15日


尾崎沼入口付近から眺める盛夏の臥龍山

地図とコンパスのイラストデータ
行程 9:45駐車場所…9:48登山口…9:10林道…10:25 1053mピーク…10:27鞍部五叉路10:32…11:00展望岩…11:15臥龍山山頂11:40…11:50展望岩11:55…12:15鞍部五叉路…12:17 1053mピーク12:22…12:30林道…12:52登山口…12:55駐車場所

八幡高原散策: 13:50〜14:30 (40分)
尾崎沼散策: 14:50〜15:30 (40分)
コースタイム(歩行時間) 2時間30分 (臥龍山のみ)
湿原との合計: 3時間50分
同行者
その他 入浴@グリーンスパ筒賀 600円/1人


登山靴のイラスト 昨日土曜日は梅雨末期の大雨で、計画していた女子登山は延期となった。翌日曜日、ブナ林の緑に囲まれてエネルギーチャージしたくて、臥龍山を目指す。今回歩くのは、無雪期にはなんと6年ぶりの聖湖コース。

このコースがいいのは、車道から一歩山道に入ると、あっという間に別世界に入れるところ。きれいな森です。

昨日まで降った雨で、谷の中を行く登山道は沢状態。

斜めに生えたこのブナの木が見えてくると、すぐに菅原林道に飛び出す。この木は冬期にも目印になる。

林道のヘアピンカープ部分を歩いて・・・、

ふたたび山道へ。

上空が明るくなると、1053mピークに乗る。

ピークから緩く下った鞍部は、山道と林道との五叉路。以前ははっきりとした五叉路だったが、いまは藪化してしまい、林道の一部はわかり難い。

しばらく緩い登り。

ブナ林の中、次第に急登となってくる。

急登が緩むと臥龍山の南西ピークに乗る。展望岩があります。

南西ピークから山頂へ。ここを通るのはこのところ冬ばかりで、冬にはこの木々はすべて雪の下なので、久しぶりで新鮮な気がする。なだらかな道ながら、こんなに暑苦しいところだったとは。

山頂でランチタイム。
大岩の上で昼寝をしている人がいた。こういう時間の使い方もいいですね。

下山は同じ道。展望岩に乗って深入山を眺める。冬には全体が見える聖湖は、茂った木の枝や葉に隠されて、わずかしか見えない。

展望岩を過ぎると、下りが始まる。

倒木に生えたコケのしっとりとした緑。

29人もの団体さんが登っていくのにすれ違った。

下りきって、1053mピークに緩く登り返し。ピークを北側から見るとこんな感じ。

ピークからの下り。すらっとしたブナが多い。ウマゴヤ谷コースの重厚なブナ林もいいけれど、こちらもきれい。

林道に出て、ふたたび山道へ。帰りには水が減っているかと思ったけれど、やっぱり流れていた。

続いて湿原散策のため八幡高原へ。すっかりいい天気になった。

湿原に近いあずまやでコーヒータイム。今日のおやつは、塩キャラメルパウンドケーキ(パティシエールグレイシャー製)と、芸北ドルチェのブルーベリー味♪

最初に水口谷湿原のハンノキ林に入る。前回は咲き始めだったハンカイソウが満開。

水口谷湿原と霧ガ谷湿原をつなぐ道。

霧ヶ谷湿原のボードウォークを歩く。こちらも夏の花がずいぶん増えています。

掛頭山の斜面をバックに、クサレダマの可愛らしい花。

続いて尾崎沼へ移動。

湿原最奥ではハンカイソウが花盛り。(わかりにくいのですが、奥の方の点々とした黄色がすべてハンカイソウです。)

木々の間で咲くハンカイソウを見ると、夏を感じる。



バイカウツギのようだけど・・・
五弁?

ノリウツギ

ビッチュウフウロ


ユウスゲ(蕾)

ハンカイソウ

オカトラノオ


チダケサシ

ノハナショウブ

カキラン


コバギボウシ

バイケイソウ

コウホネ


ミズチドリ

風呂桶のイラスト 今日のおフロは、グリーンスパ筒賀。高台にある建物の浴槽から見下ろす田園風景がきれいなので、たまにそれを眺めに行きたくなる。西中国山地の田舎は、水田の緑に赤い瓦の家々が映えて、ヨーロッパの田舎にも負けない美しさだと思う。その財産に気づかずに、周囲とちぐはぐな妙に洋風の家が建っていたりするのは、とても残念なことです。


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