比婆山(8)
六の原〜牛曳山〜伊良谷山〜毛無山〜出雲峠〜
烏帽子山〜御陵〜スキー場〜六の原
2007年10月28日


伊良谷山から振り返る牛曳山

地図とコンパスのイラストデータ
行程

8:55六の原…9:05牛曳山登山口…9:25管理道からのコースと合流…9:43滝…10:15牛曳山山頂10:25…10:40伊良谷山…11:15毛無山12:00…12:30出雲峠12:35…13:20烏帽子山13:40…14:05御陵14:10…14:15産子の岩戸…14:20公園センター分岐…14:30分岐…14:50スキー場分岐…15:25六の原

コースタイム(歩行時間) 5時間05分 (25,600歩)
同行者
その他 入浴@かんぽの郷庄原 600円/1人


登山靴のイラスト シラカバ林の黄葉を見たくて、この秋の比婆山連峰は牛曳山から登ることにした。いつもより1時間ほど早く家を出て、六の原駐車場を9時前に出発。すでにたくさんの登山者の人たちが、思い思いの方向に散らばりつつある。

六の原から車道を下り、左手の登山口を入ると、色づいた木々が今日の美しさを予感させる。

シラカバ展示林。この白い木肌と黄色く色づく葉を見ると、いつも北米に多いアスペン(ヤマナラシ)の木を思い出す。種類は違うようなのですが・・・。

紅葉との組合せも美しい。

ジグザグ道でシラカバ林を抜け、キャンプ場方面からの道が合流すると、登山道は牛曳谷に入っていく。このあたりはまだ緑色が優勢。

右手の斜面を登り、小さな滝が流れる谷を渡ると、牛曳滝にもっとも近づく地点を通る。ここから右手にジグザグに登り、滝の上部でこの谷を渡る。

谷の上部は秋の色。春の色と比べてみましょう。

登山道は直登する箇所がほとんどなく、とても歩きやすい。

牛曳山山頂から南側の眺め。

牛曳山から、目の前に伊良谷山(右)と毛無山(左)を眺めつつ縦走路を進む。左手眼下には六の原が眺められる。

伊良谷山を過ぎると、毛無山との鞍部に向けて標高差で100m以上は下る。樹林帯も落ち葉でとても華やか。

鞍部から緩く毛無山に登り返す。山頂からは大山までよく見えた。

毛無山から振り返る伊良谷山(手前)と牛曳山。

毛無山から、吾妻山(左のなだらかな山)と猿政山(右)。

同じく毛無山から、御陵のピーク(左)と烏帽子山(右)。

毛無山山頂では「比婆山はどこ?」と聞く声がかならずどこからか聞こえてくる。みなさんがいるのはすでに比婆山ですよ〜。一般的には御陵のピークが比婆山です。

毛無山からはききょうが丘をパスし、出雲峠に下る。

出雲峠から見上げる毛無山。

峠からは烏帽子山へ。杉林を抜け、山肌をトラバースして沢を渡ると、落葉樹の林となる。

いつものあの場所。

登るに連れ、午後の陽の中で金色の輝きが増していく。モノトーンの冬が来る前の豊かな色彩。

烏帽子山頂から、烏帽子岩ごしに見る吾妻山。双眼鏡で見ると、向こうの峰にもたくさんの登山者がいた。

烏帽子山から見る牛曳山(右)、伊良谷山(中)、毛無山(左)。

御陵はこんな様子。ブナの黄葉の最盛期はもう過ぎてしまったように見える。

が、実際その中に入ってみると(写真は烏帽子山と御陵との鞍部)、まだまだ華やかな色彩が残っている。

いろいろなことを感じさせてくれる大ブナ。

秋の御陵。ここを取り囲む木々が、妙にくねくねしているように見えるときと、それほどでもないときがあるのは何故なのだろう??? 「自分の心を映してるんじゃないか?」と夫が言うのが、あながちでたらめでもないような・・・(汗;;)

「我ら初級中年登山隊」の山本隊長風に言えば今日は「日曜登山」の私たち、ほんとうはさらに池の段、立烏帽子山へと縦走したいところだが、明日会社で寝てしまっては社会人失格なので、御陵から六の原へと下山することにした。

スキー場に出ると、傾いた陽を受けたススキの原が広がる。

見事に色づいたスキー場の管理棟付近。

そして六の原に戻ってくると、現実に引き戻されるこの幟の数々。料理風林火山だそうです。比婆牛はほんとうにおいしいですよね!


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