帆柱山 530m 〜 中津岡山 530m 〜 馬ノ口山 567m 〜奥滝山 550m (ロックガーデン) & ロックガーデン展望岩
2016年12月29日


展望岩から見る奥滝山とロックガーデン

地図とコンパスのイラストデータ
行程

10:55おおの自然観察の森入り口(駐車場所)・・・11:15帆柱山11:25・・・11:45分岐・・・12:10中津岡山・・・12:30馬ノ口山・・・12:35奥滝山(ロックガーデン)13:25・・・13:32馬ノ口山・・・13:40展望岩14:15・・・14:27馬ノ口山・・・14:45中津岡山分岐・・・15:00分岐・・・15:08近角林道・・・15:30駐車場所

コースタイム
(歩行時間)
3時間
同行者
その他


登山靴のイラスト 「年末寒波は今日まで、明日から太平洋側は暖かくなるでしょう」と気象情報が言う寒い日、今年最後の山として、奥滝山に出かけた。

ネット上の記録を見ると、ほとんどの人が帆柱峠(写真)から渡ノ瀬ダム側へ林道を下り、谷を入って奥滝山の登山道にとりついている。しかし我々は帆柱峠からすぐに帆柱山への登山道に入ることにした。ガードレールの脇からいきなり急な登り。

急登はすぐに終わり、意外なほどきれいな登山道となる。帆柱山までは小コブが数個。

正面に宮島の岩船岳をのぞむ、帆柱山山頂。

帆柱山から帆柱峠側に数メートル戻り、分岐を左へ、奥滝山への縦走路に入る。

落ち葉で滑りやすい、急な斜面を下る。

歩きやすい尾根に乗ってほっとしていると、右側から登山道が合流。近角林道の奥滝山登山口から登ってくる道だ。

分岐を過ぎると、すぐにトラバース道となる。谷を渡り尾根を回り込み、何度かジグザグに高度を上げるこのトラバース道は、比較的長く感じる。

トラバース道の途中からは大野権現山〜おむすび岩の稜線が見える。帆柱山の右下の露岩をよく見てみると・・・、

帆掛け舟のように見える。帆柱山の名前はここからきたのでしょうね。

シダのトラバース道。

尾根に乗った。するとすぐに・・・、

中津岡山への分岐。中津岡山を往復します(左に1分未満)。

陸軍の標柱のある中津岡山山頂。今日歩くピーク群の中で唯一三角点がある山頂ながら、展望なし。すぐ縦走路に戻る。

中津岡山から馬ノ口山へは、いくつか小コブがあり、進路を変えつつ進んでいく。

なんとも殺風景な馬ノ口山山頂。まずは直進して奥滝山へ向かう。

緩く鞍部に下り、登り返して岩の横を通ると、すぐに奥滝山。

山頂の岩からは広島湾や宮島が一望できる。

広島湾、廿日市市、似島、絵下山、灰ガ峰など。

北東から南西に長〜い宮島。左側から駒ガ林と弥山(重なって見える)、502mピーク(ニクイ)、そして岩船岳。

大鳥居も見えます。

振り返って大野権現山の向こうは、雪雲をまとう大峰山。

奥滝山山頂から数秒で、ロックガーデンに至る。ここからは海は見えませんが・・・、

渡ノ瀬ダム、勝成山、三倉岳、そしてその奥に雪をかぶった西中国山地の山々。

海側に経小屋山。

北側の谷の向こうに、後で行く展望岩が見えた(写真右下)。
上には雪に覆われた西大峰山の稜線。海と雪山を両方眺められるとは、なんと贅沢なことでしょうか。

ランチ後、馬ノ口山に戻って左折。展望岩へ向かう。

鞍部に下って登り返し、また少し下ると展望岩に飛び出す。ここでコーヒータイム。有り難いことに日差しが出て暖かくなってきた。

展望岩から谷を隔てて奥滝山ロックガーデンを眺める。奥にあるタキ(懸崖)だから奥滝山なのでしょう。

経小屋山。

笠山。

三倉岳と河平連山。

帰り道は陽だまりハイクとなった。

馬ノ口山まで戻ってきました。

馬ノ口山の北側からは、大野権現山〜おむすび岩の眺めが素晴らしい。この二つの山は比較的コンパクトにまとまっていて気軽に歩けるけれど、こうして見るとなかなか雄大ですね。

どんどん歩いて、帆柱山を眺めるトラバース道まで戻ってきた。おむすび岩をよく見てみると・・・、

おむすび、落ちずにちゃんとあります。

トラバース道が終わり尾根に乗ると、すぐに分岐がある。当初の予定では往路をそのまま戻るつもりだったが、帆柱山の急斜面を登るのが面倒になり、分岐を左へ、近角林道に下りることにした。

平らな谷底。

やがて谷の左岸の道となる。

倒木を越え、最後に流れを渡ると・・・、

近角林道に飛び出す。

最後は帆柱峠まで、陽だまりの中をのんびりと林道歩き。

今日は3時間ほどしか歩いていないのに、なんだかとても遠いところに行ってきたような、不思議な感じを覚える山だった。

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