硫黄岳 2742m 〜 横岳 2829m 〜 赤岳 2899m 〜 阿弥陀岳 2805m
2012年9月21日〜22日


赤岩の頭付近から見る横岳、赤岳、阿弥陀岳
(マウスポインタを置いてみてください)




赤岳から振り返る硫黄岳と横岳
横岳は奥の院、無名峰、三叉峰と三つの岩峰が連なっています。

山のイラスト 8月に入って続いていた晴天(遅れてきた梅雨明け10日)も、ちょうど我々夫婦が休暇に入る頃になって太平洋高気圧が後退し始め、天気予報に「湿った空気」だの「大気の状態が不安定」だのという言葉が増えてきた。こうなると稜線上の天気と展望はあまり期待できない。ましてこの夏行こうとしていた南アルプス南部ではなおさらだ。しかも南アは樹林帯が長いので、展望がない中を汗まみれになって登る不快さを想像して、「なんかもうどうでもいいや」と、いつも気持ちが萎えてしまう。これが北アルプスならちょっと登れば展望が得られるから違うのだけれど・・・。

そんなわけで、夏休暇は県東部で一泊。3日連続で低山をうろうろしてお茶を濁してしまった。それはそれで「こういうのもアリだな」と楽しくはあったけれど、不完全燃焼感はぬぐい難い。発散しきれないまま休暇を終え、8月下旬、台風10号が去った後の予想天気図を見ていると・・・、

「あれ? なんか、ちょっと、いいかも!」

急遽有休をとって、一人で八ヶ岳に出かけることにした。目的地は主峰赤岳。ルートは以前から考えていた美濃戸口起終点の時計回りループ。2013年のゴールデンウィークに硫黄岳から見た八ヶ岳核心部のピーク群を歩くのを楽しみに、広島を出発した。

Nextボタン
(「硫黄岳〜阿弥陀岳 第1日」へ)

リンクバー

inserted by FC2 system