データ | |
行程 |
10:20国民宿舎石鎚下駐車場…10:55鶴の子の頭北西側鞍部…12:05二の鎖下12:30…12:55弥山山頂13:00…13:15天狗岳13:25…13:40弥山山頂14:10…14:30二の鎖下…16:10駐車場 |
コースタイム(歩行時間) | 4時間40分 |
同行者 | 夫 |
その他 |
天狗荘を8時に出発。2時間余りで土小屋に到着した。今回は下道の運転が多いので、オット大活躍。ツマ、ナビ役をしつつも寛ぐ。 | |
土小屋駐車場から眺める石鎚山。高気圧が張ってきているので、午後には晴れることを期待。 | |
時間節約のため、遥拝所前の駐車場ではなく、国民宿舎下の駐車スペースに移動。そこから歩き始める。行く手に鶴の子の頭(写真)。あれはトラバースで通過します。 | |
国民宿舎からトラバース道を進んでいくと、いったん尾根に乗り、遥拝所からの登山道と合流する。 | |
続いて鶴の子の頭のトラバースへ。 | |
雪渓を横切る。 | |
鶴の子の頭の東斜面は、ブナ林が美しい。 | |
尾根に乗った。 | |
すぐに今度は西斜面のトラバースとなる。 | |
上の写真のピークを過ぎると、続いて似たような感じの登りが待ち受ける。 | |
山頂部が見えてきた。残雪が多そうなのが見てとれる。 | |
やがて尾根を乗り越し、東側斜面のトラバースとなる。 | |
大きな雪渓が、 | |
次々に、 | |
現れる。 雪渓上には落石の跡があり、上部を見上げて警戒しつつ・・・。 |
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二の鎖小屋下の雪渓。なんだかガスが濃くなってきました(- -;; | |
二の鎖小屋跡。ここでランチをとってから、上を目指すことにする。 | |
鎖場とトラバース道(桟道)との分岐。ガスで鎖場上部は全然見えず。9割の人がトラバース道をとっているので、我々も右側へ。 | |
こんな道?です。 | |
桟道の階段を登っていくと、急斜面の直登箇所があった。登りはいいけれど下りが怖そう・・・。 | |
三の鎖下からさらに急な階段を登ると・・・、 | |
山頂の祠と、青空が見えてきた。素晴らしくうれしいタイミング! | |
石鎚山弥山山頂にて。 |
まずは鎖場を下る。 | |
短いけれどけっこうな高度感。南岳側から大キレットに下るところを思い出した。 |
天狗岳に到着。 |
高度感たっぷりの階段を下り・・・、 | |
二の鎖小屋跡まで戻ってきた。 |
来るときにはガスで見えなかった矢筈岩の下。 | |
すっかり晴天。 | |
振り返ると、弥山(右端)から天狗岳、そして矢筈岩まですべて見える。 | |
西側斜面のトラバースまで戻ってきた。鶴の子の頭や土小屋、その向こうの岩黒山〜筒上山を眺めながら下る。 | |
最後に振り返る逆光の中の石鎚山。 | |
鶴の子の頭のトラバース。 | |
国民宿舎が近くなった。上のピークは岩黒山。 | |
下山後、遥拝所に参拝し、瓶ガ森経由で林道をR194へと下る。この林道は名峰の横腹を次々に通過していく道で、アルプスにも劣らない山岳景観が展開する。山々にはアケノボツツジが色を添え、四国の旅を締めくくるに相応しいエピローグとなった。 |
今回は、渓谷、春を告げる花、展望の開けたカルスト台地、そして西日本一の高峰と、四国の山の良さを凝縮したような4日間だった。この島にはもっと頻繁に訪れたいとは思う。しかし・・・、 不便なのです(-。-;; たとえば今回、4日間も日程があったのだから、縦走することもできた。しかし、山の近くには鉄道もバス便もないに等しく、縦走すると出発地点に戻る手段がない。それで毎日違う場所を歩く計画になったわけだが、それでも、大きな山がぼん、ぼん、と行く手を遮り、直線距離ではとても近い場所に行くのに、深く、くねくねとした谷筋をたどって大きく迂回しなくてはならない。次の場所に移動するのに2〜3時間の運転が当たり前の状況に、むかし、四国の1/2の面積を持つというイエロースト−ン国立公園をドライブしたときのことを思い出していた。 |