十方山 1318m (4)
(瀬戸滝コース)
2006年6月24日


笹原の山頂部
矢印の下が山頂標識

地図とコンパスのイラストデータ
行程

8:55駐車場…9:15瀬戸滝9:309:55分岐10:0510:45休憩10:5010:55五合目…(遭難碑ピーク)…11:05登山道…12:05山頂13:0513:55五合目14:0514:40分岐14:5015:10駐車場

コースタイム
(歩行時間)
4時間25分(22,320歩)
同行者
その他 入浴(潮原温泉松かわ) 650円/1人


登山靴のイラスト 「ササユリ見たいな〜、天狗石か十方、どっちにしようかな」と悩んで、瀬戸滝遊歩道を体験していないのを思い出し、十方山に行くことに決めた。

前回こちら側から登ったときにはまだ工事中だったトイレ。こぎれいにしてあった。

瀬戸滝コースは昨年の台風14号で荒れているので通行止めになっていた。行けるところまで行ってだめだったら戻って登りなおすつもりで、沢沿いの道に入る。

両側が崖の狭い谷筋。こんなところにこんな美しい渓谷があったのか、と感嘆しつつ、谷の奥へと入っていく。

中間地点の橋。ここで右岸に渡る。この石組みは昨日今日つくったものではないように見える。木材搬出用の道ででもあったろうか。

(後記: 昔からあった遊歩道のようですね。知りませんでした。)                    

←渓谷の圧巻とも言えるあたり。このあたりで沢の傾斜が急になり、連続する橋も登りとなっている。                                                       
橋から少し進んだところの
小滝ファミリー→

樹間に瀬戸滝が見えてくると、通行止めの原因らしき崩壊地があった。崩れないように気をつかいつつ無事通過。子ども連れで行くのはやめた方がよさそうです。


遊歩道の終点からは、2段になった滝のほぼ全体を見ることができる。
遊歩道がなかったときは谷の上から木の間ごしに滝を眺めていたので、
どう動いても木の枝が邪魔になり欲求不満状態だった。
この豪快な眺めには満足。

遊歩道から右の斜面を登って、ふたたび滝を見るとこんな感じ。

←前はこんなでしたよね。

滝を離れ、林の中の急な道を登る。
やがて尾根を巻き、谷に下りて沢を渡り、登り返すと、駐車場からの登山道と合流する。

しばらく谷筋の道。写真の滑滝の上部で右岸に渡り、左側の谷をいくつか越えて左岸に渡り返すと、次第に尾根に向けた登りとなる。

いつも立ち止まって写真を撮るブナの木。

5合目で、遭難碑のある三ツ倉ピークへの道(写真左手)と巻き道とが分岐する。いったんは巻き道を行きかけたが、思い直してピークに登ってみた。

木立の中に立つ遭難碑。
親御さんが詠まれたのか、哀しい歌が刻まれている。

ピークを下りて鞍部まで下ると、あとは山頂までだらだらと登り一辺倒の道。

      
木立を抜け、明るい場所に飛び出す。こんなにいい天気になってうれしい。


ナルコユリ? アマドコロ? どっち?

ふたたび樹林帯に入り、山頂へ最後の急登。

明るい場所に出たところにあるもうひとつの遭難碑。
ここまで来ればあとは山頂まで笹原の中をゆるゆると進むだけ(トップの写真)。

                      ←山頂から、安蔵寺山や大神ガ岳〜赤谷山(立岩)方面        
こちらはおなじみ臥龍山→

誰もいない山頂でゆっくりランチをとる。

下りは冠寂地山塊を目の前にしながら。

5合目まで下りてきて振り返る山頂部(左のピーク)。この山はやっぱり大きくて深い。今日は予報が雨だったせいか、単独の男性2人にしか出会わなかった。その分熊が出そうで恐かった(- . -)。

登山道の左下には立岩ダムの湖面が見える。

今日のお目当ての花。沢筋を離れたあたりから山頂部まで、ぽつりぽつりと咲いていた。まだ蕾がたくさんあったので、今年は来週あたりが見頃かもしれない。


おまけ


風呂桶のイラスト 今日のおフロは、吉和でいちばんのお気に入りとなった潮原温泉松かわ。浴室の鏡にも周囲の緑が映って、とにかく気持ちがいい。体中がへなへなになるほとリラックスしてしまった。

帰り道、山に来たら必ずおいしい水を汲んで帰らなければ気がすまない夫が、「この近くにいい水はないんか」と返答を迫る。「う〜ん、うどんの○忠の水か実家水だけど・・・、そうだ!浅原の上田宗箇の水はどうかな?」 「よし。今日はそれにしよう!」というわけで、栗栖から浅原に抜け、その岩船水をいただいて帰った。


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