掛頭山 1126m (3)  スノーシュー
2007年3月10日


千町原から見上げる掛頭山
2本の鉄塔の真ん中あたりが山頂

地図とコンパスのイラストデータ
行程

10:00かりお茶屋前駐車場…10:20二河キャンプ場10:30…11:00土草峠11:05…12:05テレビ塔…12:20掛頭山山頂13:00…13:40土草峠…14:00キャンプ場…14:25駐車場

コースタイム(歩行時間) 3時間30分(17,000歩)
同行者
その他 入浴@いこいの村ひろしま 500円/1人


登山靴のイラスト なんともぬるい冬も終わりかけ、すでにお花見山行へとターゲットが移りつつあった3月初旬、 寒気が入り込み積雪があった。

「降りましたよ」
「降りましたね」
「行きますか?」
「行きますか!」

というわけで、臥龍山の隣の掛頭山へ出かけることになった。もちろんスノーシューを携えて。

八幡原の入り口から土草峠まで延々と歩くのを覚悟していたが、かりお茶屋前の駐車場まで車を入れることができた。ここで準備をして歩き出す。


かりお茶屋から奥へと進んだ切り通しのところ。

二河キャンプ場を経て峠までは車道歩き。積雪は多いところでも10〜15cmほど。スノーシューをはくとクランポンが傷んでしまいそうなので、峠まではかずに歩く。

土草峠に着いてみると、思ったとおり山にはトレースが全然ついていなかった。地図を取り出し、まずは磁石をテレビ塔に合わせて、スノーシューをはいて急な尾根を登っていく。そのうち木々の間に登山道らしきひと筋の空間が見えてきた。


樹林帯の雪は意外なほど深い。春の雪は湿って重いのでべちょべちょになるのではと心配していたが、意外にもさくさくした雪で違和感なく登れた。

尾根はいったん傾斜が緩み、ふたたび急になる。上部に登っていくと、重なり合う枝の切れ目から、雲耕の集落や大佐山、その先に阿佐山山塊が見えてくる。

このブナの木を見た後、大岩がいくつか出てくると急傾斜は終わり。すぐにテレビ塔に飛び出す。

テレビ塔から山頂へはそれまでとは向きが変わるので、ここでふたたび地図を取り出し、山頂へと磁石を調整。

さきほどまでの尾根とは違い、なだらかな地形をいったん鞍部に下りて、緩く登り返すと山頂にたどりつく。

山頂の雪はこれくらい。けっこうありますね。

山頂からすぐ近くのリフト駅。出発時には晴れていたのに、低気圧が近づいて風が強くなってきた。道具小屋?の影で風をよけ、阿佐山山塊を眺めつつランチ。

土草林道を下りようと思っていたが、風をまともにあびそうなので、自分たちがつけたトレースをたどって下りることにした。

急な尾根をどんどん下って、あっという間に土草峠に着く。

帰り道の切り通し。春の雪は融けるのが速い。たった半日でこんなに減ってしまった。今シーズン最後になりそうな雪遊びを振り返りつつ、いこいの村ひろしまのおフロで温まって帰途についた。


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