久しぶりに母との遠征。稜線近くの紅葉が終わった後の、昨年の上高地の風情が忘れられず、また訪ねることにした。今年の紅葉はどこも素晴らしく美しい。とくに赤の鮮やかさは、御嶽の帰りにバスの車窓から眺めてたときも、はっとするほど透明感があり、深いものだった。紅葉する前に茶色く枯れて見る影もなかった昨年の後だけによけいにそう感じるのだろう。ただ上高地の紅葉はどちらかと言えば黄色主体で、赤い色はあまりない気がする。そこでシラカバに赤が映えていそうな乗鞍高原を組み合わせることを思いついた。 ・・・まったく、頭の中はこんなことばかりです(汗;;) 仕事を早めに終え、夕方広島駅で母と合流。その日のうちに松本まで移動。翌日と翌々日の行程は・・・、 1日め: 松本から上高地へ移動。 大正池でバスを下車。大正池→田代湿原→バスターミナル→岳沢湿原→岳沢小屋往復。上高地泊。 2日め: 上高地から乗鞍高原へ移動。 休暇村でバスを下車。牛留池→市ノ瀬園地→善五郎の滝→休暇村。帰広。 登山と言っていい1日めと、散策に近い2日め。午後9時前に松本駅に降りたときは雨だったが、台風の接近で心配していた天候は好転傾向。今回はこのときと同様、稜線に上がらないので、景色だけを楽しみにしていればいいから気が楽だ。 |