杵島岳 1326m & 烏帽子岳 1337m
2014年3月21日


烏帽子岳登山道から見る杵島岳

草千里から見る烏帽子岳



地図とコンパスのイラストデータ
行程

杵島岳: 11:15草千里駐車場…11:35杵島岳山頂…12:05駐車場
烏帽子岳: 12:45草千里駐車場…12:56北西尾根登山道分岐…13:30烏帽子岳山頂13:45…14:04北東尾根登山道分岐…14:12草千里…14:25駐車場

コースタイム(歩行時間) 杵島岳1時間、烏帽子岳1時間25分
合計2時間25分
同行者
その他 草千里駐車場 410円


登山靴のイラスト 翌日は朝から降雪(-_-;; 高気圧が張り出してきているのは確かなのに、よほど強い寒気が入っているのだろう。雲画像を見ると、筋状の雪雲が西の方にまだ何本も残っているのがわかる。視界が良ければ根子岳に登ろうかと思っていたけれど、昨日の夕方にはぎざぎざの稜線を見せていた根子岳山頂部は、今朝は思いっきりガスの中。そこで今日も代替案をとり、標高の低い杵島岳と烏帽子岳に登ることにした。

施設は古いけれど、露天風呂から根子岳が一望の休暇村南阿蘇。雪が降ったりやんだりしているので、朝はゆっくりして9時頃出発。

阿蘇パノラマラインに入り、草千里へ向かう。南阿蘇を見下ろすとこんな感じ。阿蘇エリアは5度め。それでも外輪山に囲まれたカルデラの大きさにいまさらながら驚く。

雪化粧した御竈門山(おかまどやま)。

草千里に到着したときには上空は晴れていた。しかし支度をしているうちにこんな降雪に・・・。思わずカフェに入り、いきなり休憩モードになる(笑)。

休憩しているうちに太陽が顔を出し、晴れてきた。最後の雪雲が去ったのかと思って杵島岳に出発。

歩き出して数分経つと、また雪雲が押し寄せてきた。杵島岳まではコンクリート道が続くので迷う心配はないけれど、振り返るとすでに草千里がほとんど見えない(- -;;

目指す杵島岳も下の方しか見えなくなってしまった。

雪化粧したウシの落としもの 何でしょう?枯山水の庭?
(マウスポインタを写真の上へ。)

えへへ、他に写真を撮るものがなかったので(笑)。

冬のようになってきました。

真冬のようになってきました(笑)。

エビのしっぽが成長しつつある山頂標識。視界10mもなし。

「なーんだ、つまらない。もう見るのをやめようかな」と思った人、諦めるのはまだ早い。絶景まであと少し!(笑)

そそくさと山頂を後にし、下っていくうちにまた晴れてきた。

この後登る烏帽子岳を見ながら草千里へと戻る。

道ばたの木々には霧氷がついて、繊細な美しさを見せる。

こちらは中岳火口方面。雲と噴煙(蒸気)の区別がつきません。

山だろうが街だろうが、とにかくあちこちにいるクマもんo(^ ^)o 体型といい、丸だけを使ったパーツ類といい、見れば見るほど秀逸なデザインです。後発のゆるキャラがどれもぱっとしないのも道理。 

烏帽子岳に登る前に、熊本名物「いきなり団子」と馬串でちょっと腹ごしらえ。

烏帽子岳を目指して草千里を歩き始めると、またまた雪雲が押し寄せてきた。矢印のところを左折すると登山道に入る。

上の写真の矢印の場所から尾根道となる。

霧氷の尾根道。

雪の尾根道(笑)。

あー、また視界がないのかなぁ。。。
と思いながら歩いていると・・・、

おや、上空が明るくなってきましたよ。そして振り返ると・・・、

草千里の向こうに、さっき登った杵島岳が見えた!

急な登りの途中からは、青空も見え始めた。

傾斜が緩むと、山頂まであと10秒。









烏帽子岳山頂から振り返る。
標識のある場所が、烏帽子岳の北西尾根と北東尾根の分岐。
左側(北西尾根)から登ってきて、右側(北東尾根)へ下ります。







烏帽子岳山頂 やっと晴れたー!









烏帽子岳山頂から、草千里と杵島岳









中岳火口









火口を拡大。上に中岳と高岳。







きれいな青空と霧氷。

草千里へ下山開始。









キリマンジャロの2日めを思い出すような、雄大な眺め。























霧氷のついた灌木帯を下る。

草千里への分岐を左折。

草千里に下りると、次の雪雲がかかってきた。この眺めに、こんどはキリマンジャロとマウェンジ峰の鞍部(サドル)を思い出す。









米塚付近から見る烏帽子岳(右)と杵島岳(左から2つめ)



阿蘇エリアは広島から車で行くとなると遠いので敬遠していた。しかし今回レール&レンタカーを使ってみると、驚くほど短時間で南阿蘇エリアに入れた。鹿児島にしろ、熊本にしろ、九州新幹線のおかげでずいぶん近くなったものだ。火山の島九州の山には、独特の雄大さがある。遠からずまた来てみよう。


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