データ | |
行程 |
9:40車山山頂…10:10ころぼっくるヒュッテ10:45…11:03夫婦岩分岐…11:10車山湿原分岐…11:20蝶々深山11:30…11:44分岐…11:55物見石12:05…12:37鹿よけ柵…12:40分岐…13:15八島ビジターセンター分岐…13:33鹿よけ柵…13:35みさやまヒュッテ13:55…14:06沢渡…14:30車山の肩分岐…14:55霧ヶ峰ICバス停…15:05 1684mピーク15:15…15:25霧ヶ峰ICバス停 |
コースタイム (歩行時間) |
4時間20分 |
同行者 | 単独 |
その他 |
バス茅野駅〜車山高原 1300円 |
『孤高の人』や『銀嶺の人』といった登山家シリーズほど有名ではない(と思う)が、新田次郎の小説に『霧の子孫たち』がある。霧ヶ峰とビーナスライン建設をめぐる実話を元にしたその本を、数年前に古本屋で見つけて読んだ。それまで車山と霧ヶ峰が同じということも知らなかったが、小説を読むと、「物見石」だの「八島湿原」だの「旧御射山(もとみさやま)遺跡」だのという場所を、実際に見てみたくなる。そのうち行ってみようと思っていたら、9月中旬、夫が松本に所用あり出かけると言うので、ツマも霧ガ峰という所用を作って(笑)出かけることにした。 |
茅野駅から車山高原まではバスを利用。 | |
リフト2本を乗り継いで車山山頂駅へ。リフトから振り返ると蓼科山が見える。 山頂駅から車山山頂までは1〜2分。その前に、リフト駅裏の尾根の先端に行ってみましょう。 |
爆裂火口の跡だという車山の南斜面。 | |
車山山頂の東側には御柱(おんばしら)に囲まれた祠が建つ。諏訪大社の小宮だそうです。 | |
レーダードームを挟んで山頂の西側へ行くと、霧ヶ峰の全貌と、美ガ原(右上)へとつながる稜線が眺められる。 | |
こちらは午後下りていく予定の強清水(こわしみず)方面。中央アルプスが見えているが、稜線は雲の中。 | |
車山からは車山の肩を目指して下ります。 しばらく尾根上を南西に進むと、大きなつづら折れのトラバース道となる。写真は振り返ったところ。 |
|
ずいぶん下りてきました。 稜線の左端に見える突起が山頂のレーダードーム。 |
|
車山の肩まで下りたところで、今日の主目的のひとつ、ころぼっくるひゅってでの休憩です(笑)。 | |
車山湿原を見下ろすヒュッテのテラス。右上に蓼科山が覗く。 写真には写っていないけれど、右には車山、左にはこれから行く蝶々深山(ちょうちょうみやま)が見える。 |
|
ヒュッテの右手裏から、車山湿原への道に入る。 | |
左手に優しげな山容の蝶々深山。 ボードウォークを東へ進み、分岐を左に曲がると・・・、 |
賑わう蝶々深山山頂。観光客の人たちも多い。 | |
山頂から見る車山。 | |
山頂から、これから目指す八島ガ原湿原(左の平坦な部分)を遠望。 | |
次に目指すのは物見石(矢印)のピーク。 | |
緩やかに下っていきます。 左手はススキの向こうに中央アルプス。 |
|
右手には霧ヶ峰台地の北東端をなす山彦尾根。 | |
蝶々深山からゆっくり歩いて25分、物見石に到着。 |
北に美ガ原。 | |
物見石からは急な道を下り、その後、斜面を何度も折り返してジグザグに下っていく。 | |
下りきったところで沢を渡り、樹林帯へ。 | |
樹林帯を抜けてしばらく進むと、標識のある分岐に出る。ここは八島ビジターセンター方面へ。 |
湿原の南端から下っていくと、"Cafe"の看板がある。迷わずそちらへ向かいます。 | |
本日2度めの甘いもの。御射山ヒュッテにて。 | |
ヒュッテから沢を渡ったところに、御射山神社と御射山遺跡。 | |
神社から未舗装の車道に出て、小さな峠を越える。すると沢渡で東俣沢(写真)を渡る。渡って正面に見える道を登ると・・・、 | |
すぐに分岐があり右へ。ここから信濃自然歩道〜自然研究路に入ります。きれいなカラマツ林の中。 | |
やがてこんな苔むした場所を通る。あまり人が通らないのだろう、道がわかりにくい。山に慣れていない人は行かない方がいい。 | |
緩い谷を過ぎ、斜面を登って振り返ると、さっき歩いた八島ガ原湿原が見えた。 |
さらに登っていくと、ゴマシオ山で標識のある分岐に出会う。ここは右折。(左折すると車山の肩へ。) | |
強清水を目指して緩く下っていく。 | |
自然保護センターとバス停のある商業エリアまで下りてきた。バスの時間まで間があったので、ついでに忘れじの丘を往復することにした。 | |
霧鐘塔のある忘れじの丘(1684mピーク)。 |
展望を満喫してバス停へ。ここからバスで上諏訪駅に下り、夫とおちあうために松本に向かった。たった1日のハイキングだったけれど、青空の下展望も良く、夏の不完全燃焼が解消できた。3割くらい(笑)。 |