北横岳 2471m  2015年4月27日


坪庭から見上げる北横岳(左側のピーク)

地図とコンパスのイラストデータ
行程

9:10ロープウェー山頂駅…9:25分岐…9:40アイゼン装着9:45…10:10北横岳ヒュッテ…10:25北横岳山頂10:45…10:50北峰11:05…11:10北横岳…11:20北横岳ヒュッテ…11:50分岐(アイゼン外す)12:00…12:10縞枯山荘分岐…12:20縞枯山荘12:50…12:55分岐…13:00山頂駅

コースタイム(歩行時間) 2時間20分
同行者
その他 ロープウェー往復 1700円/1人(割引券利用)


登山靴のイラスト 投宿していた上諏訪のホテルから、茅野経由で北八ヶ岳ロープウェー(前のピラタスロープウェー)を目指す。八ヶ岳でも初めてのエリアなので、わくわくする。

スイス風な建物、ロープウェーの山麓駅。ゴールデンウィークも前半かつ平日の今日は、ロープウェーに乗る人も10名程度で、とても少ない。

7分の乗車で山頂駅に到着。建物を出ると、雪のない坪庭が広がる。写真の左奥に写っているのが、これから登る北横岳。

雪の壁の間のボードウォーク。この後、階段があり、溶岩台地を一段上に上がる。

縞枯山を右にしながら歩き・・・、

北横岳分岐を左に入ると、雪道となった。これから目の前に見える壁のような山腹を登る。標高差は100m。

下から見ると雪はなさそうに見えるが、樹林帯には1mほどの雪が残っている。念のためアイゼンを装着。つけなくても登りなら歩けるが、滑るまいとして無駄に筋肉を使うので、こういうときはつけた方がいい。

急なつづら折れを登り、山腹を巻いていくと、傾斜が緩み気持ちのいい森に入った。

そして尾根に乗り左折。

傾斜のほとんどない尾根道を歩いていくと、北横岳ヒュッテに飛び出す。

ヒュッテからは樹林帯の急な登り。

やがて青空が見えてきて・・・、

北横岳南峰の山頂に到着! 山頂にはまったく雪がない。

お隣にぽっこり蓼科山。どこから登ってもきつそうな山ですね。

蓼科山の右側は北アルプス後立山連峰。
わかりにくいですが、左から爺ガ岳、鹿島槍ガ岳、五龍岳。この写真の右側には白馬三山まで見えるが、写真になるような見え方ではなく残念。

蓼科山の左側は北アルプス槍穂高連峰。

さらに左側に乗鞍岳。真下には霧ガ峰が見える。

続いて左側に、ピンぼけですが木曽御嶽山。まだ噴煙が上がっている。












御嶽の左側に中央アルプス。
右側のいちばん高いところが木曽駒ガ岳、
雪渓が目立つ木曽殿乗越の左側が空木岳。











続いて南アルプス
左から北岳、甲斐駒ガ岳、仙丈ガ岳。
昨日入笠山から見たのとは並び方が違っておもしろい。










そして南八ツの峰々
左側に、天狗岳や硫黄岳や横岳が重なって見える。
いちばん高いのがもちろん主峰赤岳、
右に阿弥陀岳、権現岳、編笠山、そして西岳。











上の写真の左側部分を拡大。
手前に東天狗と西天狗、
向こうに硫黄岳の爆裂火口壁、
そして横岳のギザギザ。











赤岳と阿弥陀岳
ここから見ても雪がとても少ない。










南峰から5分の北峰に行ってみた。

浅間山方面が見えています。

北峰からの南八ツはこんな感じ。

今日下山後に向かう八ヶ岳の東側を遠望。
中央右側の平地に、縞枯山荘が見える。

それでは下山しましょう。
それにしても素晴らしい眺めです。

どんどん下って、北横岳分岐まで下りてきた。坪庭は左回りなので、分岐を左折。

縞枯山を目の前にしながら遊歩道を歩いていき・・・、

階段で台地から一段下がる。写真の雪洞の中には・・・、

縞枯山荘のイラストつき木の看板 こんな可愛らしい看板があった。

ちょっと縞枯山荘に寄っていきましょう。

三角屋根が素敵な縞枯山荘。ここで栗ぜんざいを注文してコーヒータイム。

時間があれば縞枯山にも登ろうかと思っていたが、今日は15時に茅野駅に行く必要があり、ここまでの行程。あとで北横岳のブログをみると、雨池峠から縞枯山には倒木箇所が多く、迂回するのに時間が余計にかかると書かれていて、諦めがついた。

そんなわけで縞枯山荘から素直にロープウェー駅に戻る。

巨大なキツツキがあったので、つい遊んでしまいました。











下山後、茅野駅に向かう途中の道路にて。
周辺は桜が満開。シダレ桜がきれいな畑があったので、
車を停め、八ヶ岳を振り返ってみた。









茅野駅に向かう前に、夫、ちょっと蔵元に寄り道。
夏沢鉱泉で飲んだダイヤ菊がおいしかったのだそうです。

そして茅野駅で、1日遅れて来た母をピックアップし、県道17号(写真)で清里へ向かう。県境を越え、小淵沢からは県道11号(八ヶ岳高原ライン)。

明日はどんな景色が待っているでしょう・・・。

3日めの山 「飯盛山(2)」

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