河平連山(2) 2011年5月4日


麓から見上げる河平連山
左から右に歩きます。
(左から2番目に見える石山は通らない。)

地図とコンパスのイラストデータ
行程

10:15東登山口…10:35松ガ原農協…10:45案内板…10:58登山口…11:00入山ノートボックス(トイレ)11:05…11:23馬ガ峠…11:47稜線分岐…11:55 1号峰(天狗岩展望地往復5分)…12:05 0号峰(八畳岩)12:50…13:00浅田大尉殉難碑…13:15 2号峰…13:23札木峠…13:35 3号峰…13:42 4号峰…13:45 5号峰14:10…14:18 6号峰…14:22 7号峰…14:25 8号峰…14:55樽川三段滝…15:00東登山口

コースタイム
(歩行時間)
3時間30分
同行者
その他


ゴールデンウィークの中盤は、オットとツマ、別行動。私は実家へ。

実家のクリ猫 クリ猫健在(笑)。

寂地山へカタクリの花を見に行こうと思っていたが、29日時点で咲いている花がほとんどなかったという情報を(母が)得たので、行き先変更。母も私も長いこと行っていない河平連山に登ることにした。父は畑仕事です。

渡の瀬ダムを下り、大里ガ峠(東登山口)に駐車。先に車道を歩く。

傘山を眺めながら、のんびり車道を下る。

20分ほど歩いて、この場所で右折。

道なりに歩いていくと、大きな案内板があるので、そこを左折。この後も標識に従って進んでいくと・・・、

登山口に至る。東登山口にもここにも、「熊に注意」の看板があった。地元の人の話では、3年ほど前に車道で目撃情報があったそうです。

登山口を入ると、すぐに入山ノートが入ったボックスがある。ここにトイレあり。

春らしい雰囲気の道を、奥へと入っていく。

谷筋を渡ったり、渡り返したりする、緩い登り。

この標識の場所で左折。

すると馬ガ峠に出る。ここを右折。

少し急な登り。

尾根に出ると、1号峰の尾根上にある天狗岩が見える。

こちらが天狗岩。

尾根を外れ、トラバース道で1号峰と2号峰の鞍部を目指す。
写真は展望岩から見る傘山。

展望岩から見下ろす新緑の海。

トラバース道から見上げる天狗岩。浮いています!

主稜線の鞍部に飛び出した。まずは左側、1号、0号峰へ。

展望のない1号峰。「左前方天狗岩」と書いてあるので、左側に下ってみると・・・、

天狗岩の頭頂部が見えた。

1号峰から0号峰に行く途中、右側に分岐が2つある。2番目の分岐に「浅田大尉記念碑」の標識あり。帰りに寄ることにします。

0号峰へはロープのある急な登り。このロープ場を登ると・・・、

道が二分し、その両方にロープがかかっている。右側の道の方が楽です。

登りきると0号峰。このピークの北側に浅田大尉の飛行機が衝突したようです。

0号峰からすぐに八畳岩。河平連山の中でもいちばんの眺望がここから得られる。

勝成山(右)から仏王寺山。

奥のぼーっとした稜線は、横山(右)と羅漢山。

三倉岳(最奥右側)から瓦小屋山。

間近の傘山。

経小屋山(中央)と、その左奥にうっすらと宮島(左側が弥山、右側が502m峰)。

北九州から遠征して来られた4人パーティから情報を収集する母。この姿勢は見習いたいですね。

0号峰へ引き返し、これから歩く稜線を眺める。いちばん高く見えるのが5号峰。

標識に従って浅田大尉記念碑(写真なし)に下り、急坂を登って縦走路に戻る。

ザイフリボクがあちこちに咲いていた。

2号峰の手前、宮島大鳥居展望の地。
今日は大量の黄砂で、宮島の島影を確認するのがやっと。鳥居は見えません。

2号峰の古い標識。

3号峰の崩壊地を見て下ると・・・、

左右に踏み跡のある札木峠。

登り返した3号峰の肩から、0号峰を振り返る。

同じ場所から、南西の谷を、まるで霧のように流れる黄砂が見えた。まったくお隣の国ときたら、とんでもないものを送ってくるものです。昔のようにただの砂なら、春の風物詩と鷹揚に構えてもいられるけれど、あんな化学物質やこんな危険物質がくっついていると思うと・・・(- -;;

3号峰から4号峰への登り返し。

4号峰から0号峰を振り返る。ここも新緑の海。

4号峰から最高峰の5号峰へは、大きな起伏はない。

5号峰で、大野権現山(中央)と渡の瀬ダムを見ながらコーヒータイム。

5号峰の下りから見る6号峰。9年前に来たときよりも、ずいぶん緑の分量が増えているのに驚く。

7号峰からは、逆Y字型をしている渡の瀬ダムの西半分と、堰堤が見える。

展望のいい岩の縦走路を、8号峰へ。

最後のピーク8号峰。展望はよくない。

8号峰をややトラバース気味に下ると、はっきりした尾根道になる。
「宮ヶ谷の大瀧」と標識があるが、近くにそれらしきものは見当らない。「大瀧」は水の流れる滝ではなく、懸崖のことだと思いますが・・・。

この先で道が二分。どちらに行っても東登山口には下りられる。ほとんどの人は右側の道をとる(と思う)。

急な下りを経てトラバースとなり、谷筋へと下っていく。

すると樽川の三段滝が見えてくる。ここから東登山口までは5分もかからない。

久しぶりに登った河平連山は、縦走気分を味わえる小刻みなアップダウンや、それぞれの峰からの展望が新鮮で、楽しかった。適度な歩行時間といい、車1台で縦走できてしまうことといい、とてもいい山だと再認識した。


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