小カブリ山 916m 〜 大カブリ山(中野冠山) 1002m
2014年9月28日


才乙谷の入り口から見る
小カブリ山(左)と大カブリ山(中野冠山)

地図とコンパスのイラストデータ
行程

10:10サイオト集会所駐車場…10:55大利原登山口11:00…11:50小カブリ山…12:00鞍部12:20…12:40中野冠山山頂13:10…13:40駐車場

コースタイム
(歩行時間)
2時間35分
同行者
その他 入浴@温井スプリングス 700円/1人


登山靴のイラスト 先週登った中野冠山に、西へ延びる県境尾根沿いの登山道があったのがどうも気になる。小カブリ山へ続くようだったので、才乙には戻れないのだろうと思って引き返した道だ。ところが『西中国山地』によると、中野冠山(大カブリ山)と小カブリ山の鞍部と、大利原(才乙の南にある集落)をつなぐ谷道がある(あった)という。それなら周回して才乙に戻れることになる。

誰か歩いているかもしれないと思って調べると、あの山この山さんの小カブリ〜大カブリ縦走記録が見つかった。しかも日付はほんの2週間前。

ただそのGPS軌跡は、『西中国山地』に書かれた谷道ではなく、大利原からほぼ尾根沿いを登り小カブリ山へと至るものだった。いずれにしてもそんな道があるなら中野冠山が周回ルートになる。写真を見るかぎり藪ではなさそうなので(笑)、歩いてみることにした。

今回もサイオト集会所に駐車。今日は車道を南へ下る。

すぐに大歳神社。

先週よりは深まった秋を感じながら車道を歩くこと45分(写真の奥から手前へ)。右手に登山口がある。

登山口を入ると、溝状の道がジグザグに続く。
途中から谷を左にするトラバース道となり・・・、

カラマツ林を通る。

小ピークを右側にして通過したところで、少し広い鞍部に出る。ここはほぼ直進して植林帯へ。

植林帯を抜けると、急な尾根道になる。

右手の樹間に、大カブリ山が見え隠れする。

県境尾根に当たったところが小カブリ山山頂。展望なし、標識もなし。

小カブリ山から県境尾根を大カブリ山へ。

小カブリ山には小さなコブが3つ。この写真は山頂の次のなだらかなコブ。

3つめのコブから大カブリ山の鞍部へと下る。

鞍部からはサイオト谷側に古い道(写真)があった。これが『西中国山地』に書かれている道のようだ。

鞍部でランチをとり、大カブリ山へ登り返す。

急な登り。森は美しい。

先週の偵察で「?」が点灯した尾根が別れる地点まで登ってきた。

最後は大カブリ山まで気持ちのいい尾根上を数分。

また来ましたー! ここでコーヒータイム。 

下山は先週と同じ道。下り始めてすぐのこの眺めが気持ちいい。

分岐を右に、天狗石山、高杉山を見ながら急降下。

しばらく尾根上を歩き・・・、

谷へと下りていく。

ハリー君の家で下山完了。

実は大利原にある登山口の標識(3枚めの写真)には、数年前から気がついていた。以来長らく気にかかりながらも確認できずにいたが、ようやくどこにつながっているかがわかってすっきり。中野冠山はサイオト集会所からそれだけを登るのではもの足りない感じがぬぐえないが、小カブリ山と合わせて周回することで、大展望の山頂に加えて縦走気分も味わえる。満足のいく半日になった。


先週と今週の秋の花









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