小室井山 1072m (2)
 2006年1月21日


雪景色の もみのき森林公園

地図とコンパスのイラストデータ
行程

10:05公園センター…10:45サイクリングロード最高地点(965.3m)11:15「水内川源流の碑」指導標…11:40山頂13:1513:30「源流の碑」指導標…13:50「もみのき湿原」看板…14:45公園センター

コースタイム(歩行時間) 行動時間: 4時間40分(大休止1時間35分を含む)
同行者 T夫妻、S夫妻
その他 潮原温泉松かわ  650円/1人


登山靴のイラスト 広島の北海道と言われる(こともある)雪国に生まれ育ちながら、「そり遊び」と「かまくら作り」以外のウィンタースポーツには縁がないまま、中高年の域にさしかかってしまった私。初めてスキーをしたのは27歳のとき、アメリカはメイン州の某スキー場。最後にスキーをしたのはその翌日(呆)、という経歴でこれまできてしまった。

そんな私に、昨年末スノーシューを購入したH子さんから、「スノーシュー行きましょうよぉ〜」と、頻繁に誘いがかかるようになった。というわけで今日は、山行計画副部長のH子さんプロデュース、「もみのきお気楽スノーシューツアー」に参加。因みに、昔は国内海外問わずスキーでブイブイ言わした(←死語?)夫は、「オレは寒いから行かない。腰にも悪いし(ってアナタ、ジイサンですか?!)」と、参加を見送ることになり、代わりにというわけではないが、若いS夫妻が加わることになった。

迎えに来てくれるT夫妻との待ち合わせ場所である向洋駅に着くと、今日は参加しないはずのFさんが、ザックから靴まで完璧な山姿でT夫妻と談笑している。「えーっ、Fさんやっぱり参加するんですか?」と聞くと、「ウン、ボクの道具がね」という返事。道具を持って来るだけなのに山の格好で住宅街を歩いて来るFさんって・・・、おもしろすぎます〜。

もみのき森林公園の駐車場でS夫妻と合流。事前調査も完璧なH子さんの案内で、スノーシューを持っていない3人のためにレンタル場所に行く。F号があるので2台だけ借りればよく、レンタル代の節約ができた。因みにF号は私でも知っているMSR製デナリアッセント。登りでは私が使わせてもらうことにする。

公園センターと体育館の間から雪原に入る。今日のコースはT隊長とH子さんにお任せ。私は最初こそ地図を見たものの、あとは「もうどこでも連れてって〜」という気分でついて行っていた。

森林公園のシンボルであるもみの木を横目に、キャンプ場を抜け、樹林帯を登る。夏季には道がない場所も雪のおかげで好きなように進むことができる(らしい)。

キャンプ場から斜面を登ると、サイクリングコースに出た。写真はサイクリングコース最高地点(965.3m)付近。

コンパスで方向を確認するT隊長の先導でサイクリングコースをはずれ、小室井山から南西に張り出す尾根を目指して登っていく。写真は「水内(みのち)川源流の碑」の指導標付近。ここで水内川を渡る。

緩い登り。天気は曇り。暑くもなく、風もなく、快適に歩ける。

登りつめて広い尾根上に出ると、冠山がきれいに見えた。ここからわずかな登りで・・・、

小室井山山頂。定番のポーズで記念写真。

実は登っている途中、T隊長の背中についたスノーショベルがとても気になっていた。「あれって一体何のために持って来ちゃったんかねー?」とS子さんと話しながら歩いていたのだが、山頂に到着してしばらくすると、その用途が判明した。

スノースショベルに内蔵された小型ソーを取り出し、長方形に雪を切り始めるT隊長。そ、それはもしかして山岳部直伝の「スノーテーブル作り」ですか?!
出来上がり〜→
なんて快適なんでしょう(^^)

山頂から見える羅漢山(ズーム写真)。雨量ドームまではっきり見える。

下山は「水内川源流の碑」まで朝のコースを戻り、そこからは夏季の「湿原コース」を下る。ブナやミズナラの林の中で、夏も気持ちがよさそう。

貯水池の上でサイクリングコースと合流。クロカンスキーを楽しんでいる人も何人かいた。ここからはほぼサイクリングコースに沿って貯水池から流れ出す沢を渡り、最後にほんの少し登って、公園センターと体育館の間に戻る。新雪とはいかなかったが、お天気にも恵まれ、H子さんの計画とT隊長の先導のおかげで、楽しいスノーシュー入門編だった。


風呂桶のイラスト 今日のおフロは、潮原温泉松かわ。スキー場のお風呂は人が多そうだというのでここにして大正解。ゆっくり入ることができた。ここは建物に入ると、いつも田舎料理のいい匂いがしている。一体どんなものを食べさせてくれるのだろう・・・。


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