厳島弥山 535m (11)
 (要害山〜博打尾〜弥山〜奥の院往復〜
焼山〜前峠山谷道〜大元公園)
2006年3月4日


焼山から見る弥山(右)と駒ガ林

地図とコンパスのイラストデータ
行程

9:00宮島桟橋…9:10うぐいす歩道…9:15尾根取り付き9:189:35博打尾9:409:50包ガ浦分岐…10:03休憩(巻き道終点)10:1010:25榧谷ピーク…10:30榧谷駅…10:45獅子岩…10:50紅葉谷分岐…11:05弥山本堂11:1511:20弥山山頂11:2511:30鯨岩12:0512:10仁王門跡…12:25奥の院12:3012:45仁王門跡12:5012:55駒ガ林分岐…13:00鞍部(大元公園分岐)…13:05焼山13:3013:55前峠13:5814:00前峠山谷道分岐…14:30分岐(堰堤上)…14:35大元橋14:4514:48大元神社…15:00多宝塔15:0515:10大聖院15:1515:25塔の丘15:3215:40桟橋

コースタイム(歩行時間) 4時間30分 (24,800歩)
同行者 単独
その他 JR向洋駅〜宮島  650円/片道


登山靴のイラスト またまた宮島。今回は、いつも気になりながら登ったことがなかった桟橋目の前の要害山から歩き始める。

桟橋前から急な階段で要害山(宮尾城趾)に登ると、駒ガ林と大聖院、五重塔や千畳閣の眺めがよい。ここからうぐいす歩道に出て旧陸軍道路に進み、博打尾につながる山道に入る。

←要害山のピンクの馬酔木
尾根にとりついたところの
白い馬酔木→

博打尾につながる尾根道から。島にいるとは思えないような伸びやかな眺め。
(左から弥山、駒ガ林、前峠山)

博打尾〜榧谷ピーク〜榧谷駅といつもの道を歩き、駅舎をくぐって急登をこなすと大岩が目立つ稜線の道。

獅子岩からは旧道で紅葉谷分岐へ下る。写真は尾根道からの弥山山頂。

今日の不消霊火堂はこんな様子。一見すると前回来たときと変わらないように見えるが、マルで囲んだ部分を拡大すると・・・、

木を切っていた。防火のために仕方がないのかもしれないが、ちょっと、もったいない(というか畏れおおい)気がする。

山頂から大日堂に下り、鯨岩まで行ってランチ。その後、仁王門跡の鞍部から奥の院を往復。続いて駒ガ林への分岐を見送り、鞍部から焼山(ヤケタ山・仮称)に登る。

←焼山から見る前峠山(天日山)。海の向こうは大野や大竹と経小屋山(左)。
焼山から見る岩船岳→
やっぱり遠い・・・(^^;;

そして焼山のハイライトはこれ。駒ガ林の大岩壁を間近で見ることができる。

大鳥居や桟橋方面を見下ろすと、今日はすっきりした快晴で海の色がすばらしくきれい。

焼山から前峠に向けて下山。まず山頂から見えている巨岩群に向けて下り、巨岩群のところで右折気味に下る。その後、断崖を迂回するため左に巻き、断崖の下に下りてくる。そこから少し下ると前峠(写真)。

前峠から前峠山に向かって1〜2分歩き、分岐を右折して大元公園へと下る。この道はとにかく倒木が多い。分岐を下り始めると、写真の倒木が早速立ちはだかる。これを目の前にして、迂回すべきか、乗り越えるべきか、ザックをおろしてくぐるべきか、たっぷり1分間考え込んでしまった。

倒木群を過ぎると、もっと下(連続する堰堤付近)で再び倒木に悩まされるまでは、比較的歩きやすい道となる。周囲には背の高い木々が立ち、右側の谷からは水音が聞こえる。天気によっては薄暗くて気味が悪いと思うが、今日のような晴天だと、宮島の懐の深さがしみじみと感じられる。

前峠から約30分で大元橋。大元公園を抜け、大元神社のところから階段を登り、「あせび歩道」を通る。写真は国民宿舎の裏手にあたる木比屋谷のモミの木。

多宝塔も今日は陽に映えて美しい。あとひと月もすればここに桜が・・・。

大聖院の参道を通り、今日のもみじ饅頭を元祖「岩村」で購入。五重塔の下まで戻ってきた。

あまりのおだやかな天気になかなか帰る気にならず、塔の丘へと上がってみる。小学生のとき来ているはずだが、改めて千畳閣を見ると、その巨大さにびっくり。あなどれない宮島。ここでも発見。

塔の丘から町屋通りを抜け桟橋にたどり着くと、まだ花の時期には早いというのに、観光客でごった返していた。連絡船も超満員。JRの方に乗ったが、このところの事故続きに、「ここで沈んだらまだ水は冷たそうだしなー、う〜ん泳げるかな・・・」と、あらぬことを考えながらの船上の10分間だった。


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