厳島弥山 535m (13)
 (弥山尾根〜弥山〜榧谷ピーク〜大砂利地蔵〜
大砂利側尾根敗退〜地蔵〜博打尾)
2006年4月28日


弥山山頂にて
若いお坊様の視線の先に502ピークと岩船岳

地図とコンパスのイラストデータ
行程

8:55宮島桟橋…(山辺の小径)…9:25弥山尾根取り付き9:30…9:50休憩(現在地確認)9:55…10:20御大師さま10:25…10:45弥山山頂11:00…11:05弥山本堂11:10…11:20紅葉谷分岐…11:25獅子岩…11:35ランチ12:05…12:15お堂/博打尾分岐…12:20小鞍部…12:30大砂利お堂…12:50ルート探索(うち休憩10分)13:20…13:50大砂利お堂14:05…14:15小鞍部…14:20休憩(岩)14:55…15:00尾根…15:10包ガ浦分岐…15:25博打尾…15:35うぐいす歩道(消火栓)…15:40誓真大徳碑…15:45町家通り…15:50桟橋

コースタイム(歩行時間) 4時間50分
同行者 単独
その他 JR向洋駅〜宮島  1,350円/往復


登山靴のイラスト ゴールデンウィーク前日の金曜日は、山にはおあつらえ向きの晴天。連休明けには何年ぶりかの会社員生活となって当分平日山行もできないので、片づけたい用事をすべて忘れて出かけることにした。行き先はもちろん宮島。

今日も山辺の小径を通って紅葉谷公園へ。公園から弥山尾根に取り付く。

あそこが山頂?
まーだまだ。

じゃああれが山頂?
ちがーう。

御大師さまの祠の上が山頂?
残念、まだです。

獅子岩駅が見えてきたからもうすぐ山頂?
う〜ん、もうひと声!

と、意外にきつい弥山尾根をたどって山頂に到着。多宝塔尾根よりもきつく感じる・・・。写真は山頂展望台からの三ツ丸子と大竹の海。

今日の不消霊火堂。連休中に落慶のはずが、7月にずれ込んでしまった。今日は中で仏事(?)が行われていた。

霊火堂からずっと旧道を通って獅子岩へ。写真は獅子岩から眺める三ツ石の尾根と榧谷ピーク(右)。あの岩のあたりでお弁当を食べよう!

榧谷ピークを過ぎたところで、大砂利お堂に向けて急な尾根を下る。途中視界が開け、大奈佐美島と似島がよく見える。

大砂利お堂のところで沢を渡り、細いトラバース道で谷をひとつ越え、回り込むと大砂利の住宅が見下ろせる。

大砂利へは確か谷筋を下りると聞いていたので、次の尾根を回り込んだところで谷に下りるのだろうと思っていたら、踏み跡をたどっているうちなぜか尾根の上に乗った。踏み跡と言っても、シダ藪のわずかな窪み。膝くらいまではズボズボと はまってしまう。

←尾根から見上げる獅子岩のピーク。反対側には腰細山のピークが見えるので現在位置はだいたいわかるのだが、正確に把握しようとして磁石を取り出してみると、なんと赤い針が「こっちが北です!」と自信満々で南を指している(@o@) 今朝弥山尾根で使ったときには何ともなかったのに、妙な磁場でもあるのかと疑ってしまった。

さらに藪をかきわけて下りて行くと、どんどん枯れシダが深くなり、たまに膝上まで落ち込んで転びそうになる。そして尾根上に大きな岩がいくつも点在するところで、とうとう踏み跡を一切見失ってしまった。何度か登ったり下りたり、そのあたりから谷筋に下りる踏み跡でもないかと探したり、汗だくになりながら探索してみるが全然わからない。磁石が使えないこともあって焦り気味になってきたので、岩の上でゆっくりコーヒーを淹れ、冷静になって引き返すことを決めた。尾根を登り返すのがまたとんでもない作業だった(-_-;; まだマムシがあまり出ない季節だったから良かったけど・・・。


海上から見る大砂利
たぶん矢印のあたりまで下りていたと思います。

お堂に戻り、今度はお堂に向かって右側の道を通って、またまた若干のシダ藪に悩まされつつ榧谷ピークの下に戻る。そこからは それはそれは快適な道。途中の岩に腰掛けて、心底ほっとしながらまたコーヒーを飲んだ。写真は絵の島と大奈佐美島。

宮島らしいしゃもじの指導標(?) よく見ると「地ぞう」と書いてある。

尾根道に合流した後は久しぶりにトラバース道ではない方を通って博打尾に下り、さらにその後145ピークをトラバースする道に入る。

←大鳥居の沖合いに打ち上げられた漂流物のように見えるのは
貝掘りの人たち

うぐいす歩道に出て少し下ると・・・、

宮島にとって大恩人とも言える誓真さんの偉業をたたえた誓真大徳碑の前に出る。あとは山辺の道をたどり、町屋通りに出て桟橋へ。

大砂利側の尾根では疲労困憊したが、終わってみると今日も楽しい宮島だった。帰宅して手足を見ると無数のひっかき傷があり、思わぬおみやげに驚きつつゴールデンウィークに突入〜。


リンクバー

inserted by FC2 system