厳島弥山 (22)
(博打尾〜獅子岩〜弥山〜駒ガ林〜大元公園)
2008年11月30日


フェリーから眺める今日のルート

地図とコンパスのイラストデータ
行程

8:15宮島桟橋…8:30紅葉谷公園8:35…8:50衣服調節8:55…9:00博打尾…9:10包ガ浦分岐…9:25地蔵分岐9:30…9:47主稜線…9:53榧谷駅…10:10獅子岩10:30…10:33紅葉谷分岐…10:40弥山本堂10:50…10:55弥山山頂11:45…11:55仁王門跡12:00…12:10駒ガ林12:45…12:55大元公園分岐…13:35大元公園13:45…13:55木比屋谷14:00…14:05多宝塔…(大聖院)…14:20坂本菓子舗14:35…14:45桟橋

コースタイム(歩行時間) 3時間45分
同行者 Sさん、Mさん、夫
その他 JR向洋駅〜宮島往復 1,300円/1人


登山靴のイラスト 紅葉が街まで下りてきた。宮島の紅葉は先週がピークだったようだが、自宅から眺める周囲の山々の様子では、まだもう少し楽しめそうな気がする。ということで11月最後の週末は宮島。観光客の少ない早朝のうちに紅葉谷公園を抜けて博打尾を登り、大元公園に下山するルートを選んだ。今日はSさんに加えて、久しぶりのコンテントMさんが参加。気持ちのいい晴天の下、桟橋から町屋通りへと歩き出す。

紅葉谷公園の紅葉はすでに終わりが近かった。

公園を出て左折、すぐに右折して遊歩道に入る。

ウリハタカエデの落葉で明るい遊歩道。しばらくするとジグザグに高度が上がり、博打尾にたどり着く。

博打尾で歴史のおさらい中。

ここからすぐに道が分岐する。右側が遊歩道(と言っても登山道)。左側は尾根通しの道。今日は右側に進む。この先の分岐もすべて右側をとると、比較的楽に歩ける。

最後尾はコンテントMさん。
そのぶらさがっている赤いモノは一体???
「サンダル」
なぜサンダルを山に?テント泊でもないのに?
「途中まで車で来たから」
それならサンダルは車に置いておけばいいのでは?

・・・と、謎が謎を呼ぶ後姿。よくも猿に取られなかったものです。

トラバース道で高度を上げていくと、足元に横たわる枯れ木がある。ここは直進すると崩壊地に出てしまうので、左に曲がって尾根に乗ると、展望地に出る。

しばらく緩やかな尾根道。やがてまた尾根を右上にするトラバース道となり、

ふたたび尾根に乗って大岩が現れると、主稜線が近い。

主稜線に出て道なりに右折すると、すぐに榧谷ピークに至る。そこからは獅子岩との鞍部に向けて下りとなる。

ウリハダカエデのトンネル。

鞍部付近で榧谷駅の下をくぐり、獅子岩へ向けて登り返す。

ひと登りで傾斜が緩み、気持ちのいい尾根道となる。

見えているのはこんな景色。大黒神島(奥)と小黒神島。

獅子岩に到着。歩いてきた稜線を眺める。右側が榧谷ピーク。

今日の獅子岩周辺は大勢の猿で賑わっていた。お天気がいいと出てくるのでしょうか?

獅子岩から弥山へは、珍しくずっと遊歩道で行くことにした。

そしていつものように不消霊火堂でお詣りをすませ、右手の階段をとって山頂へ。

くぐり岩を抜ける。

山頂から、駒ガ林(手前左)の向こうに大野権現山や三倉岳など。さらにその奥に羅漢山(左)など西中国山地の山々。

極楽寺山、東郷山、窓ガ山、向山方面。今日はこんなに海が青い。

山頂からは大日堂経由で下りて行き・・・、

御山神社の鳥居を左側に見て、少し登り返し(写真)、また下っていく。

仁王門跡の鞍部に到着。看板でコースを確認。

っと思ったが、やはり2.5万図を見なくては!

鞍部からトラバース道を経て登っていき、分岐を右にとると駒ガ林への登り。

コーヒータイムに最適のお天気。いつまでも座っていられそうでした。

今日は最後に紅葉を楽しみたいので、駒ガ林の岩壁を見上げつつ、大元公園に下りる。

大岩が点在する大元公園コース。ジグザグになっているので、調子よくどんどん下れる。

大元公園に昔からあるカフェ(違;;)の前。

上の写真のカエデ。

こちらは赤いカエデ。

鹿も幸せそうです。

樅の木の緑をカエデの紅葉や黄葉が彩る。大元公園ならでは眺めの中を時間をかけて歩いていく。1日ここで過ごしたいくらいだった。

公園を出る直前に、いつものように右折してあせび歩道へ。

木比屋谷も期待通りの美しさ。

この後、多宝塔からさらに大聖院を経て、桟橋への道をたどる。

最後にもみじまんじゅうでティータイム。今日は日陰では少々寒さを感じたが、日の当たる場所は歩いていても暑くもなく、寒くもなく、ひたすら気持ちのいい1日だった。紅葉を目的にした山は今年はこれで終わり。桜の時期と同様に、なんとなくせかされているような時期が過ぎ去って、ちょっとほっとする気持ちにもなりつつ、眠気をもよおす帰りの電車で午後の陽を受けていた。


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