厳島弥山 (29)
(大元公園〜駒ガ林〜弥山〜弥山北尾根(四宮コース))
2010年12月27日


厳島神社回廊から見上げる駒ガ林(右)と弥山
中央の谷筋に雪が積もっています

地図とコンパスのイラストデータ
行程

7:55宮島桟橋…8:05厳島神社〜大願寺8:20…8:30大元公園入口8:35…8:53富士岩…9:30岩屋大師…9:35大元公園分岐鞍部…9:45駒ガ林9:50…10:00仁王門跡鞍部…10:10御山神社10:20…10:25弥山本堂10:30…10:40弥山山頂10:45…11:00大師堂(夕陽観音)…11:30紅葉谷公園…11:50桟橋

コースタイム(歩行時間) 3時間15分
同行者 単独
その他 JR向洋駅〜宮島 650円/片道/1人


登山靴のイラスト 1年のお礼参りに宮島へ。この冬の私の休みは、有休も合わせて12.5日。そんなにあってどうしよう〜(^ ^)と、うれしい悲鳴を上げていたはずが、すでに3日め。今日は午後から所用あり、7時40分の連絡船に乗って島に渡った。

厳島神社の客(まろうど)社。奥に鏡が見えて、ご神気漂う。

本殿にもお参りし、神社を出て大願寺へ。
境内の龍神様にもご挨拶を。

大元公園へ向かう、情緒ある道。

大元公園の入り口には、毎年きれいな花を咲かせる紅白の山茶花の木が植えられている。寒々しい冬の季節の貴重な彩り。

今日の登りは久しぶりの大元公園ルート。

紅葉時期の華やかさが想像できる道。

このルートの道ぞいはなかなか賑やかです。

とても優美な観音様。たしか以前も「優美な」と書いたような・・・。他の言葉が浮かんでこないのです。

「七丁」の丁石を過ぎると、すぐに目の前に富士岩が立ちはだかる。

富士岩の横から、向こうに見える尾根筋は、前峠山のもの。11月にはあそこからここを見下ろしていた。

大元公園ルートは巨岩を縫うように延々と階段が続く。

「十四丁」の丁石の側のお地蔵様。

さらに登って、「十六丁」の丁石の近くには大師堂。

ここから稜線鞍部まではきつく感じるところ。

駒ガ林の大石壁の下を登る。

稜線直下の「岩屋大師」の標識を右折1分。ここが岩屋大師。わけがわかりませんか?

それではフラッシュをたいてみましょう。
ここでお大師様が修行をされたとのことです。

稜線に乗ると、うっすらと雪景色だった。ここから遊歩道をとらず、稜線通しで駒ガ林へ向かう。

駒ガ林は無人だった。

駒ガ林から仁王門跡鞍部へ。ここも雪景色。

もちろん御山神社にもお参りします。

いつも賑わう弥山本堂と不消霊火堂のある広場にも人はいない。鹿だけが、妙に忙しがっていた。

毘沙門堂跡(山頂直下の大岩の下)。

同じ場所のお不動様は、とても力強くて頼りになりそう。

いつもは必ず誰かが持ち上げようとしているくぐり岩も、今日は無人。

山頂もまた無人・・・。

山頂からは弥山北尾根を下る。急な下りが緩んだところ(夕日観音跡)には、お大師様がおいでになる。

緩急を繰り返す尾根を下っていくと、眼下に厳島神社と大鳥居が見えてくる。

最後にとても急な下り。

そして紅葉谷公園の遊歩道に下り立つ。今年の山はこれでおしまい。締めくくりに相応しい、静かな弥山だった。


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