厳島弥山 535m (9)
 (前峠山尾根道〜多々良林道〜奥の院〜弥山〜大元公園)
2006年1月15日


船上から見る稜線
右から前峠(まえだお)山、駒ガ林、弥山

地図とコンパスのイラストデータ
行程

9:15宮島桟橋…(町家通り)…9:35厳島神社裏出口…9:45大元神社…9:50登山口案内図10:0010:10尾根に乗る…10:30休憩10:3511:10休憩11:1512:25前峠山11:4512:05三叉路…12:20多々良林道12:3012:45奥の院12:5013:00御山神社分岐…13:10御山神社13:4513:50弥山本堂13:5514:00弥山山頂14:0514:10弥山本堂14:2014:25仁王門跡…14:35駒ガ林分岐…14:40鞍部…14:45岩屋大師14:5015:45大元橋(前峠山取り付き)15:5015:55大元神社…16:00茶店16:10…(大鳥居)…16:25桟橋

コースタイム(歩行時間) 5時間10分 (24,550歩)
同行者
その他


登山靴のイラスト 今週末は土曜日に仲間と弥山に新年登山の予定だったが、たまには気象情報が当たることもあるようで、予報通りの大雨となり、山行はキャンセルとなった。

翌日曜日は低気圧も去り、晴天。思い立って前峠山に登ることにして、3週連続で宮島に出かける。宮島口からの連絡船には山の団体さんが3つぐらい乗り込み、とても賑わっている。この調子でいくと今日の弥山&駒ガ林は大混雑しそう。マイナーなコースにして良かった。

厳島神社への今日のアプローチは町家通り。
このアングルの写真は誰もが撮っているが、現地に立つとついカメラを構えてしまう(^^;;)

厳島神社の裏を通り、大聖院への参道(写真)を見送って、神社参拝出口へと進む。そこから清盛神社や水族館を経て大元公園へ。

大元神社のところから大元公園に入る。モミやツガが海岸近くに自生していることで学術的価値が高い(そうです)。

公園入口から5分ほどで登山案内図のある登山口。普通はここの少し先にある橋を左に渡り駒ガ林を経て弥山へ行くが、今日はそこを直進し前峠山に取り付く。

前峠山へは、最初は谷筋の道。途中右手に登り、尾根に乗る。と言っても、尾根の左右をジグザグに行ったり来たりする道。

尾根からは駒ガ林の大岩壁がよく見える。前峠山の価値はこの眺めにあるのかも。

←踏み跡はあるが、巨岩、倒木が多く決して歩きやすいとは言えない道。しかも急登が続く。踏み跡を見失うことや、テープが見つからないこともあるので、山慣れていない人だけで行くのはやめた方がよさそう。
尾根上に立ちはだかる大岩。→
ここは右側を巻く。

←山頂近し。写真ではわかりにくいがここも急登。
山頂には標識はなく、展望もほとんどない。岩の間に踏み跡があるので南西方向に少し下ってみたが、挫折してしまった。

山頂部の一画から見える駒ガ林→

山頂から鞍部を目指して急傾斜を下る。倒木がとても多い。

鞍部の少し手前に、テープのある三叉路がある。ここを過ぎると、それまでよりは歩きやすい道となる。

鞍部を右に、多々良林道へと下る。途中眺めのよい尾根上に出る。

←下りきって沢を渡ると・・・
多々良林道に出る。→

林道を登り奥の院を経て、ふたたび林道に戻る。林道終点からは階段の登りとなる。途中で右手にある御山神社への分岐をとった。

←御山神社への登り。10分ほどだが、前峠山への登りで疲れていたためこたえた。
御山神社→

神社の階段横のスペースで、3人のオバチャマ方の途切れることないおしゃべりをBGMにランチをとる。502ピークと対峙し、眼下には瀬戸内海。BGMのボリュームさえもう少し小さければ、最高のランチタイムだった。

御山神社から弥山本堂に行くと、不消霊火堂の基礎工事が始まっていた。連続して通っていると、再建が進んでいる様子がわかって面白い。

本堂の裏手で待機するパワーショベル。今はアメリカに住む友人の実家(建機リース会社)のシールが貼ってあってびっくり!

予想通り賑わう山頂から、安芸冠山(最奥)、大野権現山(中央)の眺め。

弥山を後に仁王門跡を経て、駒ガ林の分岐を見送り、大元公園への道をとる。鞍部の手前にも御大師さまと観音さまが・・・。

鞍部から右に下り始めると、すぐに「岩屋大師」の標識がある。標識に従って左にわずかに下ったところにあるのは、写真のような岩天井の洞窟。後から下ってきた団体さんは、「また登り返すのが面倒だから」と素通りしていたが、これは一見の価値があると思う(のですが・・・)。

登山道に戻ると、今度は駒ガ林の大岩壁が目の前に迫る。これを登れたら楽しいでしょうね。

大元公園への道は、上部は階段が多く疲れる。今日は鹿に出会うこともなく公園まで下った。

この橋を渡ると、今朝前峠山へと取り付いた箇所(写真では対岸の左手)に戻る。

桟橋へと戻る途中の茶店で休憩。宮島は古い家並が残っているところが多く、こんな建物もたまらなく魅力的。

帰りは引き潮だったので、大鳥居の下を通り対岸へとショートカットできた。

さて、今日のもみじ饅頭は、いつも人だかりがしているミヤトヨ本店の「こしあんブルーベリー」(夫)と「こしあんゆず風味」(私)。やはり宮島は奥深く、そして楽しい。昨年秋からの足かけ2年(笑)の弥山シリーズはとりあえず終了するが、また遠からず来てみよう。


リンクバー

inserted by FC2 system