猫山 1195m  2008年7月19日


小奴可から見る猫山(2007年秋撮影)
南峰への稜線がきれい。

地図とコンパスのイラストデータ
行程

10:20登山口…10:55山上さん11:00…11:47山頂…11:50展望地11:55…12:05南峰12:40…12:50展望地13:20…13:22山頂…13:55山上さん14:05…14:25登山口

コースタイム(歩行時間) 2時間40分
同行者
その他 入浴@すずらんの湯 600円/1人


登山靴のイラスト ドバイから帰国して以降、この時期に猫山を訪ねるのは3度目。

と書けば、勘のいい人は「ああ、あれが目当てだな」とわかると思う。猫山にそれがあるのは知られた話なので、ここで隠してもあまり意味がないとは思うが、あちこちで盗掘が相次いでいることを考えると、盗掘をするような馬鹿者がネット検索でその情報に行き当たる可能性は少しでも減らした方がよさそうだ。とにかく「それ」を見に今年も出かけた。


先週に続いて今日もネムノキが満開。庄原ですら朝から29度もあるような蒸し暑い日。午後には雷雨がありそうだ。

お花畑状態となっている登山口を入ると、すぐに2体の「行者さん」像に迎えられる。

最初は沢筋を右に見る傾斜の緩い登り。左側はわずかの樹木を隔てて、スキー場のゲレンデが広がる。

左手に小さな沢を渡る。このあたりから檜林となる。

ゲレンデに出てみると、北側の眺めが得られる。人の手の入った水田の美しいこと・・・。

登山道に戻り、もう少し登ってふたたびゲレンデに出てみると、今度は岩樋山〜道後山方面が見える。(中央やや右よりのピークが岩樋山。)予想よりも早く雨が降り始めた。

檜林を登っていく。傾斜が急になってきた。

標識のところから右にトラバース道となる。

谷を渡る。

比較的すぐに、休憩ポイントのトタン小屋(山上さん)が見えてくる。

岩溝の前に行者さん方の像が並ぶ山上さん。

ふたたびトラバース道。雨具を着たり傘をさしたりするほどでもない雨が、降ったりやんだりしている。

トラバース道で尾根をいくつか越え、続いてZ状に高度を上げると、北西尾根に乗る。

尾根道は急登が続く。

山頂手前で尾根をはずれ、右側に少し回り込むようにして登っていく。雲の中に入り、雨も繁くなってきた。

この岩の上が山頂三角点。

山頂から展望地へ向かう。

展望地に出るとちょうど雨がやみ、南峰が見えてきた。

南峰へは灌木帯を進み、鞍部を経て樹林の中に入る。このブナの木を過ぎ、緩く登ると南峰。

オカトラノオ咲く南峰から猫山山頂を振り返る。

遠雷が聞こえるので南峰で急いでランチをとり、山頂へと引き返す。展望地まで戻ると小奴可盆地が見えていたので、すぐ樹林帯に避難できるような位置でコーヒータイム。東城から1人で登ってきたという若い女性に出会った。なんと「低山名山」をお気に入りに入れてくださっているそうで、ありがたいことです(^- ^)

三角点を経て、急な尾根を下る。雨が激しくなったり、やんだり、日が照り始めてみたり、また降り始めたりと、めまぐるしく変わる天気。遠くでずっと雷の音がして、(梅雨明け宣言は数日前にあったが)梅雨が本当に明けそうな気配がしている。

尾根から見る岩樋山〜道後山方面。下山はあっという間で、すぐに駐車場にたどり着いた。

今日の猫山は季節柄もあり、日当たりのいい場所では花が満開。もちろんお目当てのものにも巡り会えた。(下の写真に紛れ込ませています。) ヤマジノホトトギスを見た夫がひと言、「げー、湿疹草じゃー!」 そういえば、先週藪沢の副産物として私の腕に出てきたぷつぷつにそっくりかも w(@_@)w 


夏の猫山で見られる花たち









風呂桶のイラスト 今日のおフロは、クロカンパークに隣接するヒバゴン温泉すずらんの湯。時間帯のせいか人が極端に少なく、ゆっくり入れたのは良かった。露天風呂スペースがあるのに露天風呂がないのがいつも不思議。しかし今日はその露天スペースで目の前の岩樋山を眺め、いらない力が体中から抜けていくようなリラックス感を味わった。昨日の同じ時間に東京タワーの下で仕事(って、大道芸人じゃないですよ)をしていたことが遠く感じられ、その感覚がまた幸せだった。

帰り道の大夕立の後の空。
夏が来ましたー!


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