乗鞍岳 3025m (4)
2019年7月21日

宇宙線道から見る乗鞍岳主峰部
左端が剣ガ峰

地図とコンパスのイラストデータ
行程

11:00肩の小屋口・・・11:25肩の小屋・・・11:55鞍部・・・12:00蚕玉岳・・・12:05乗鞍頂上小屋12:00・・・12:15剣ガ峰頂上12:25・・・13:00肩の小屋13:25・・・14:05畳平14:40・・・(お花畑他散策)・・・15:40白雲荘

コースタイム(歩行時間) 3時間05分(お花畑&畳平周辺散策含む)
同行者
その他 宿泊@白雲荘


山のイラスト 8時ごろ松本のホテルを出発。予報では雨だったが、台風5号が朝鮮半島付近にいてまだ遠いせいか、日差しがあり、松電の車窓からは残雪豊富な後立山連峰まで見えていた。

観光センターで畳平行きのバスに乗り、肩の小屋口で下車。

おや、なにやら紫のシャツを着て準備をしている人がいます(笑)。

白い花を咲かせるナナカマドの向こうに、乗鞍岳主峰。左端が剣ヶ峰。ここからの標高差は400mほど。うちの近所の山とあまり変わらない。

大雪渓を滑る人たちを横目に、登りはじめる。

みなさん楽しんでおられます。

雪渓を登る。

夫の後ろを歩いているこの男性は、広島出身、東京在住、サッカー観戦に来たというサンフレッチェファンの人。夫がユニフォームを着ているので話しかけてきて、しばらく話しながら登った。

肩の小屋に到着。決して良い天気ではないのに、たくさんの人がいる。

肩の小屋からは、まず写真の左上鞍部を目指す。

次第に傾斜が出てくるが、たいしたことはない。











朝日岳と蚕玉岳(こだまだけ)との鞍部に出た瞬間、西側から強風が吹きつける
左から剣ヶ峰、大日岳、屏風岳、薬師岳、
そして権現池









権現池の雪。
青く見えます。

おや、蚕玉岳から剣ヶ峰に向かってなにやら祈っている人がいます。広島からいらしたサンフレッチェファンの方のようですね。

ちょっと山頂付近を拡大してみましょう↓。





















鳥居をくぐると、飛騨側の乗鞍本宮。またもお祈りしているムラサキの人が・・・(笑)。

乗鞍本宮の裏側には信州側の祠がある。

山頂から見る大日岳(奥の院)。
山肌をトラバースする道が見え、そそられる(笑)。

いつ見ても気持ちの良さそうな高天原。

下山開始。
山頂小屋がとても綺麗になっている。












今日はここでは雨が降っていないが、台風の影響か、
槍穂高には厚い雲がまとわりついて離れない。










朝日岳を前にして下る。鞍部まで下りたら右折。






















肩の小屋まで戻った。ランチランチ〜♪












肩の小屋からは宇宙線道で畳平に向かう。
左手に里見岳(の手前の峰)と不消池が見える。










畳平が近づくと、お花畑のボードウォークが見下ろせる。あとであそこにいきます。

魔王岳と鶴ガ池。

富士見岳の斜面はコマクサがたくさん咲いている。(夫、撮影中。)

畳平バスターミナルまで来ましたー。

それではお花畑に下りてみましょう。






























ボードウォークを一周。西端で折り返すと、端正な姿の富士見岳が正面に見える。

コバイケイソウの蕾。葉っぱに守られている様子がカワイイ。

クロユリの群落。白山よりも夥しく咲いていた。そして、臭い(笑)。

午後4時前、山小屋にチェックイン。
今日は夕陽は見られそうにない。



翌朝、4時15分頃に小屋を出て、富士見岳と大黒岳の鞍部までご来光を見に出かけた。日本海に出た台風が近づいているため、見られたのは一瞬。

小屋に戻ります。

ストーブが有り難い。。。

観光センターに下りるシャトルバスは、雨の日用Bダイヤで本数が少ない。7時10分を逃すと次は9時5分なので、早朝のうちに畳平を出発。バスの車窓から南アルプスや、

槍穂高方面や、

中央アルプスを眺めて、下界に戻った。観光センターで新島々に行くバスを待っている間に、雨が降り始める。

今回は台風の接近で2日間とも予報は悪天だったが、やはり現地に行ってみなくてはわからないものだ。あの予報の中、雨に降られることもなく、美ヶ原でも乗鞍でも予想以上の展望があり、充足した気分で「しなの」に乗った。そうそう、サンフレッチェは引き分けでしたが(笑)。



乗鞍岳 7月下旬の花

シナノキンバイ

イワカガミ

ミヤマキンバイ


キバナシャクナゲ

アオノツガザクラ

ハクサンイチゲ


ナナカマド

コガネイチゴ?

ハクサンイチゲ(蕾)


タカネスミレ

イワギキョウ

オンタデ


イワツメクサ

チングルマ

コマクサ


ハクサンボウフウ?

ヨツバシオガマ

ハクサンチドリ


ウサギギク

コバイケイソウ

クロユリ

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