大黒目 801m  2006年12月16日


野谷集落の上部から見る大黒目山

地図とコンパスのイラストデータ
行程

9:30蘇羅比古神社駐車場…9:35本殿…10:05小ピーク10:10…権現池…10:45権現山10:5011:05小ピーク…11:15大黒目山山頂11:5512:30権現池…12:40小ピーク…12:45展望所12:5513:20蘇羅比古神社

コースタイム(歩行時間) 2時間55分
同行者
その他 入浴@かんぽの郷庄原 600円/1人


登山靴のイラスト 雪が降る前に葦嶽山に行こうと思って地図を広げると、葦嶽山よりも先に大黒目山が目に飛び込んできて、前から気になっていた山なのを思い出した。ネットで登山道を調べてみると、「中国路の山と花だより」さんの詳細な記録を見つけた。お勧めに従って蘇羅比古神社からの往復コースをとることに決定。

蘇羅比古神社の参道にある木造の鳥居。周囲は田園風景で、趣がある。木の朽ちた部分に新しい木片を嵌めて修理してあるのもよかった。

上の写真で鳥居の奥にこんもり見えている丘の麓まで行くと、蘇羅比古神社の入口。県下でも有数だという大杉が立っている。

大杉の間を本殿へ。両側には、本殿に至るまでに2〜3対の狛犬がいた。

風雨にさらされ、いい感じに古びた本殿。そして・・・、

本殿前の狛犬たち。なぜか大きな目を見開き、首を思いっきり上に向けて、空を見つめている。ソラヒコのソラは空なのだろうか。

本殿の左側にあるこの塔を向こう側に回り込み、すぐに左手の斜面を登る。斜面の取り付には針金が渡してあり「松茸山」の表示があるのでちょっとびくびくしてしまう。(もちろん今は季節はずれですね。)

登ってきた急斜面を見下ろしたところ。なんとなく踏み跡らしきものが・・・。

尾根を目指して登っていくと、次第にちゃんとした道が現れる。傾斜はずっと急なまま。

急登が一段落すると、松の木の立つコブのようなところに出る。このコブの手前に展望地があります。

コブの先の小ピーク。このあたりから道は不明瞭になってくる。

小ピークを下り、別のピークを左手にしながら、写真の谷を右手に見て進む。写真奥の明るい鞍部が権現池のあるところ。

権現池。こんな山の上に池があるのは不思議な気がする。「中国路の山と花だより」さんによると、鉄穴流しの跡だそうです。

権現池を右に回り込んで尾根筋を進むうち、笹藪が深くなってくる。直進(黄色の矢印)すれば権現山。左にトラバース(オレンジの矢印)すれば鞍部に出て、古いガイドブックで紹介されている登山道に合流する。私たちは藪をこぎつつ直進した。たどりついた権現山(708mピーク)には何の標識もなくがっかり。展望もない。

権現山から大黒目山まではわかりやすい尾根道。一時期話題になった落書きもあるし、松茸テープもあるので、迷いようがない。いくつか小ピークを越えると・・・、

石組みが見えてくる。この上が山頂。木々の間から展望が得られないこともないが、今日は下り坂の天気のため、あまり見えなかった。

帰り道は権現山の北西をトラバースする踏み跡を通る。道幅も狭く、笹に覆われて荒れた感じ。

ここが権現山とその南西のピークとの鞍部。古いガイドブックの道を登った場合は、この場所に写真の右側から至ることになる(らしい)。蘇羅比古神社に戻るには、ここから向かって左側に権現山をトラバースし、4枚上の写真のオレンジの矢印を逆にたどる。笹藪&藪好きな方にはお勧めです(笑)。

権現池を過ぎ、松のコブの下の展望地まで戻ってきた。谷をはさんで葦嶽山がよく見える。小さな岩の上に乗ると高度感もたっぷり。

蘇羅比古神社の近くまで下りてきたが、登るときには気づかなかった堰堤が見える。地図を確認して軌道修正し、無事神社に戻った。笹藪に木の枝、松茸テープと、決して歩きやすい道ではなかったのに、「山を歩いた」という満足感が残る不思議な山だった。


風呂桶のイラスト 今日のおフロは、かんぽの郷庄原。仕切りのある洗い場、手元でできる温度調節、高さ調整のできるシャワー、何種類かあるボディシャンプーやシャンプー類。やっぱりここのおフロは快適。


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