大峰山 1050m (4)
2006年3月20日


玖島永原からの大峰山

地図とコンパスのイラストデータ
行程

9:50駐車場…10:05二合目(衣服調節)10:10…10:25ベンチ10:30…11:10山頂11:40…11:45峯太郎さん11:55…12:00山頂13:00…13:10フチのタキ13:25…13:30山頂…13:55ベンチ14:10…14:20登山口…14:30駐車場

コースタイム(歩行時間) 2時間20分 (11,740歩)
同行者
その他


登山靴のイラスト このところ腰痛持ちの夫が「厳しい山は腰に悪い」と言うので、夫婦してお花見モードに入り、あっちの梅、こっちのセツブンソウと見て歩いているうちに、しばらく山から遠ざかっていた。そんなとき、「大峰1050」のサイトをときどきチェックしている母から、「峯太郎(ブナ)さんへの道が整備されたみたい。行ってみない?」と声がかかった。大峰山にはもう何年も行っていないので、喜んで同行することにする。


駐車場
大峰1050のみなさんの手で
トイレ整備などが進んでいます。
出身町の山だと言うのに、前に大峰山に登ったのはドバイに行く前の2002年。4年も来ていないと登山口付近もずいぶんさま変わりしている。立派な駐車場ができていたのには驚いた。それを知らなかった私に、「知らんかったん?もうこうなってから長いよ」と、母がまた驚いていた。

登山道自体にはもちろん変わりはない。これまでぼーっと登っていてなんとも思っていなかったが、2.5万図の破線とは違うことに今回初めて気がついた。

久しぶりのこの山の急登。階段(土止め)が深いのですぐに高度が上がり、きつくても気分がいい。
この急登をこなすと傾斜が緩む。
いちばん苦しいあたり。→


あー、ここの眺め久しぶり〜
もう下りたくないよー!

山頂からは、残雪の西中国山地が一望できる。写真は十方山。

そして安芸冠山。360度分の山座同定をしていると、あっという間に30分が経っていた。

駐車場の他に前と変わっていたのは、山頂の二段の岩にそれぞれハシゴがかかっていたこと。上り下りが楽になりましたね。


右の木が峯太郎さん
矢印は西大峰山
ランチの前に峯太郎さんに会いに行く。三角点のところから、昨日きれいに笹が刈られたばかりの西大峰山への縦走路を5分ほど歩くと、左下にそれらしい姿のブナが見えてくる。前に西大峰に縦走したときは、初夏で木々の葉と笹が茂っていたせいか、こんな大きなブナがあることにまったく気がつかなかった。

生命力を感じさせる素晴らしい姿。一体何年前から人知れずここにたたずんでいたのだろう。大万木山のタコブナと、どちらが年上なのだろう。そして何よりも、大峰山には実はこのようなブナがもっともっとたくさんあったのだろうか。

山頂に戻ってのんびりランチの後、フチのタキに行く。写真は北側から見たフチのタキ。左側に見えている岩のテラスに乗ると・・・、

わーい、高度感たっぷり〜(^^)。写真後方に東郷山、阿弥陀山など。
ただ、普通に立っている分にはいいが、写真を撮ろうとファインダーごしに下をのぞき込むと、妙な感覚になりクラクラしてきてちょっと恐かった。

午後の日ざしの中を下山にかかる。木々の葉が落ちているこの季節は見通しもよく、気持ちがいい。

杉林に入り、2合目の標識を過ぎると別荘地まではもうすぐ。大峰1050のみなさんのおかげで苦労することなく峯太郎さんに会え、満足した1日だった。


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