315ピークより見る鬼ガ城山と鈴が峰
データ | |
行程 |
9:40広電古江駅…9:55ベンチ(学院裏)10:05…10:30もみじが丘分岐…10:35 315ピーク10:45…10:50三叉路(柚木城/鬼ガ城分岐)…10:55分岐…11:15草沼道路料金所…11:35山田団地分岐…12:00鬼ガ城山12:45…12:55道行地蔵…13:00十字路…13:20鈴ガ峰公園分岐…13:25鈴ガ峰東峰13:45…13:55西峰14:00…14:10東峰14:25…14:35うぐいす園地/ひよどり園地分岐…14:40堰堤…14:50登山口(井口台中学校)…15:10新井口駅 |
コースタイム(歩行時間) | 3時間45分 |
同行者 | 夫 |
その他 | JR向洋駅〜西広島駅 190円/1人 広電己斐駅〜古江駅 120円/1人 JR新井口駅〜向洋駅 230円/1人 |
弥山シリーズに通っている間も、広島アルプスを全部つないでいないことが気になっていた。1月最後の週末、気温が高めで日だまりハイクに良さそうなので、出かけることにする。本来ならこの稜線は2回でつなげるが(かなり健脚の人で1回)、私たちは武田山〜大茶臼山の前に宗箇山〜大茶臼山〜柚木城山という変則コースをとったので、今日が3回めとなる。 宗箇山のときに下山した315ピーク(古田山)から登ることにして、JRと広電電車を乗り継ぎ、古江駅から歩き出す。住宅街を登り詰めたところにある広島学院ではちょうど入学試験が行われていたようで、付き添いのお母さん方が手持ちぶさた気味にそのあたりを歩いていた。 |
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学院の裏手から山に入る。早速階段の急登。しばらくするといったん傾斜は緩むが、その後はまたそれなりに急な道となる。 | ||
もみじが丘団地への分岐を上から見たところ。ここまで来ると315ピークは近い。 | ||
315ピークからの眺め。暖かすぎて もやってしまっている。写真いちばん奥の大きな山が呉娑々宇山。(目を凝らさないと見えません・・・。) | ||
315ピークを下ると三叉路に出る。ここで左折。柚木城山〜鬼ガ城山をつなぐ登山道に入り、鬼ガ城山に向かう。しばらくトラバースし、回り込むと分岐がある。右にとって尾根に乗る。(標識あり。) | ||
鉄塔を過ぎて下っていくと、草沼道路の料金所前に下りる。 | ||
横断歩道を渡り、左に少し行くと、鬼ガ城山の登山口(→)。 | ||
谷の左岸の竹林の中を登る。 | ||
小ピークの右側で稜線に出て、左手に少し回り込むと、山田団地から登って来る道と出合う。左折してコンクリート道を進む。 | ||
コンクリート道が終わり地道になってばらく行くと、急登となる。ここを登ると鬼ガ城山山頂。 | ||
山頂からの眺めはとても良い。写真は北西側、窓ガ山〜向山の稜線(奥)。 ここで背中を太陽に当てながら、のんびりとランチ休憩をとった。 |
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山頂から鈴ガ峰側に1分ほどのところにある見晴岩。行く手に鈴ガ峰の稜線がきれいに見える。 *** 2008年4月追記 *** 地元の方でしょうか、武村さんとおっしゃる方から連絡をいただきました。 この岩は正しくは「八畳岩(はっちょういわ)」と言うのだそうです。 |
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見晴岩から見下ろす美鈴ガ丘団地。 まさにマッチ箱が並んでいるかのような きつきつ感。 |
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下りはザラザラの急傾斜で、滑らないように気を使う。これを下ると「道行地蔵」前の広場に出る。地蔵堂の右手に回り、斜面を左に見て進むと四差路に出るので、直進し鈴ガ峰方面に進む(標識あり)。 | ||
あまり面白みのない道を登っていくと、杉林に入る。この先にまた滑りやすい急登が待っている。 | ||
登り詰めて傾斜が緩むとすぐに鈴ガ峰東峰。いきなりものすごい喧噪に包まれたので何ごとかと見ると、50人はいようかという大パーティが、「ほいじゃぁ、鬼ガ島(←鬼ガ城のジョークのつもり?)へ行く人はこっち」、「私は来た道を戻りたいんじゃけど、どっちかいねぇ?」、「ええかいね、点呼するよー」、「鬼ガ島じゃ鬼ガ島じゃ」、「新井口駅はこっちじゃろ?」、「あーだ、こーだ」、「あーだ、こーだ」と、大騒ぎしていた。横の方で小さくなって迷惑そうにしている2人連れや家族連れが何組か・・・。どうして、群れて登りたがるのだろう。 ←ようやく静かになった山頂で。 |
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鈴ガ峰の三角点は西峰にある。東峰からの縦走路は写真の通り気持ちのいい尾根道で、行かないのはもったいない。地図に出る小ピーク1個の他に小さなコブをいくつか登り下りして、東峰から10分ほどの距離。 | ||
←西峰山頂三角点 |
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西峰からは、広島アルプスの 連なりを見渡すことができる。→ (写真は火山まで写っています。 たぶん・・・。) |
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東峰に戻り下山開始。縦走路に比べて格段に整備された道。午後3時近いというのに登って来る人も多く、地元の人たちに愛されている山であることがわかる。 | ||
登山口近くまで下りてくると、やる気のなさ満点の看板があった。あまりにも適当な絵。しかもマルで囲んだ部分を見ると・・・↓ | ||
せ、戦時中? |
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(因みに、この味のある看板のすぐ下には、もっとまともな看板もありました。) | ||
登下山口は井口台中学校のところ。ここから新井口駅までは車道歩きとなる。私たちは地図を見つつ歩いたが、何度も通っている人は勝手知った近道があるらしく、集合住宅の間を抜けて歩いている人を見かけた。 |
参考: 広島アルプス稜線部分の歩行時間
登り1時間〜1時間10分、下り40分〜50分と考えると、 歩行時間の合計は約8時間。なるほど、アルプス並になるのですね。 広島には長い縦走路が少ないので、貴重なルートかもしれません。 |