34号線から見るエステス・パークの街とロッキー山脈
James A. Michenerの大河小説"Centennial" は、アメリカの歴史を地質時代から書き起こした壮大なドラマ。アメリカ滞在中も、「あ、これセンテニアルに書いてあった」、「あ、それセンテニアルで読んだよ」と言うことが何度もあった。夫と私にとってはアメリカ史の教科書のようなこの本の、後半の舞台がコロラド州とロッキー山脈。「この目で見てみたい」と思うのは、当然のなりゆき。そこで1995年9月の連休を利用して、デンバーに飛び、デンバーからはレンタカーでエステスパークまで行くことにした。 ちょうどデンバーに入る前の日に、コロラドでは時ならぬ大雪。楽しみにしていたトレイルリッジロード全線のドライブなのに、無情にも標高 2500m 付近に"ROAD CLOSED"の看板があり先に進めなかった。ただ、おかげで普通この時期には見られないはずの冠雪した山々を堪能。叔父叔母が若い頃一時期を過ごした、コロラド大学のあるボルダーの街も見たし、おいしいワッフルにもであえたし、「いちおう」満足はした山旅だった。 雪化粧したロングス・ピーク 4345m 雪のためトレイルリッジロードは途中で閉鎖 トレイルリッジロードから見る山々 公園内でも低地はまだ夏の名残、雪も積もっていない トレイルリッジロードのビューポイントから見下ろす園内 |