竜王山 1255m (2) (熊野神社コース往復)
2009年5月30日


福田頭おおはの峠から見る竜王山


地図とコンパスのイラストデータ
行程

9:55熊野神社駐車場…10:30那智の滝10:35…10:55天狗の相撲場…11:15管理棟…11:30竜王山山頂12:15…12:45天狗の相撲場…13:15滝の本観音堂跡13:20…13:25那智の滝13:45…14:05駐車場

コースタイム
(歩行時間)
3時間15分
同行者
その他 入浴@かんぽの郷庄原 600円/1人


登山靴のイラスト 比婆山系の中でもひとつだけ他とは離れた竜王山。前回から4年も経って、熊野神社コースをまた登ってみたくなったので、梅雨に入る前に出かけてみることにした。

駐車場に車を停めて階段を登ると、早速、杉の巨樹の間を歩くことになる。(手前が県下三位、夫の前に立つのが第二位の杉。他の木々も大木ばかり。それらの下では、大気がとても静かに、透明に感じられる。

拝殿はこちら。登山道にはこの建物の左手から入る。

鳥居をくぐって二宮、三宮への道へ。

三宮を過ぎると山道となる。

ジグザグに高度を上げ、明るい緑の落葉樹の森に入る。

長いトラバース道。写真は谷を渡っているところ。この後、もう一度谷を渡り、沢を左下に見て歩いていくと・・・、

那智の滝(鳥尾の滝)に至る。今日は情けないぐらいの水量・・・。

滝を後に、斜面をジグザグに登っていく。少し高度を上げて振り返ると、滝の真横に空き地のようなものが見えた。観音堂跡のようだ。帰りに寄ってみることにして、先へ進む。

登山道はいったん滝のある沢からかなり離れ、折り返してふたたびその沢に向けて大きくトラバースする。

滝の上部で沢を渡ると・・・、

杉林となる。前回、カエルを眺めている私を山本隊長が追い越したのは、この杉林の中でした。以来何度かニアミスをしているようなのですが・・・。

ふたたび沢を渡り、前方に見えている小ピークの下を進んでいくと・・・、

天狗の相撲場に至る。

天狗の相撲場からもうひと登り。

水場(?)のところで広い道を横切り直進。

上の写真の分岐にたたずむ媼。手に持っているのは、お、おむすび???

小屋のある灌木地帯に出ると、タニウツギの蕾があちこちに見られた。熊野神社に至るまでの谷筋ではすでに満開だったのに、さすがに山頂部は寒いのですね。

ベンチのある駐車場を過ぎ、ハウチワカエデのきれいな林を抜ける。

すると、広々した山頂に飛び出す。前方に立烏帽子山(右)と池の段。

まだ少し殺風景な山頂に色を添えるレンゲツツジ。

ガスをまとう御陵。

こちらは福田頭。

山頂は風が冷たく、寒い。今日は天気が崩れそうなので、池の段まで行くのはやめて、ここでランチをとることにした。

下山時、滝の手前から古びた標識にしたがって観音堂跡に登る。滑りやすい濡れた岩沢を渡る箇所あり。ほんの二、三歩で越えられるとは言え慎重に・・・。(ロープが渡してあります。)

たどり着いた観音堂跡の全景。ここからは黒い岩の上を流れる滝(左)を真横に見ることができる。

洞穴はこんな様子。信仰の場の名残があります。

滝まで下りてコーヒータイム。下の方は水量が少ないが、それでも落差の大きい滝だけあって、最上部は迫力がある。

滝を後に、最後の下りにかかると同時に雨が落ちてきた。

杉の高木を見上げて歩くようになると、もう間もなく熊野神社。

駐車場へと階段を下りていくと、こんなものがあった。「ヒナゴン」、ものすごく地味だけど、しみじみいい映画でした。



ツクバネソウ

コマユミ

チゴユリ


ヤマボウシ

タニギキョウ

マムシグサ


シャガ

ミヤマヨメナ

ミズタビラコ


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