内黒山 1082m 〜 藪ガ迫山 1050m 〜 サバの頭 1073m
2007年6月3日


二軒小屋から見上げるサバの頭

地図とコンパスのイラストデータ
行程

9:30内黒峠…9:50内黒山…10:00藪ガ迫山10:1010:25オオキビレ10:3010:45鞍部…10:55(引き返す)…11:05鞍部…11:20サバの頭11:3011:45鞍部…11:50(ランチ)12:2012:35オオキビレ…12:55内黒峠

コースタイム(歩行時間) 2時間30分 (12,600歩)
同行者
その他 入浴@いこいの村ひろしま  500円/1


登山靴のイラスト 先週の鯛の巣山でいきなり始まった「おさかなシリーズ」、2回めで最終回(=O=)の今回は「サバの頭。」

と書くと、『西中国山地』信奉者のみなさんから「サバは鯖ではない!」とお叱りを受けそうだが、現地でサバの頭の山容を見るとなんとなく魚の頭部に見えることでもあり、本来の意味は知りつつも、おさかなシリーズとした方が楽しいかと・・・。

インターネットで「サバの頭」を検索すると、「みそ煮」だの「おつくり」だの、膨大な数の料理情報が出てくる。「いや、そうじゃないんだぁ」と思いつつ、「内黒山」を検索語に加えると、今度は情報量が激減した。その少ない情報の中でいちばん網羅的に書かれていた「山歩きのページ」さんのサイトを参考にさせていただきました。ありがとうございます。


内黒峠の空き地に車を停め、すぐ近くの登山口を入る。

あっという間にこんな林の中。出発点の標高が高いので、すぐにブナ林に入る。

登山口から20分ほどで、無意味に立派な案内板に迎えられる。この看板のすぐ奥が・・・、

杉林の中の内黒山山頂。展望ゼロ。

元の道に戻って藪ガ迫山へと向かう。登山道の周囲は内黒山までの道の方がきれい。

ふたたび立派な案内板が見えると、すぐに藪ガ迫山。なんというか、味気ない山頂・・・(-_-;;。

案内板のところに戻り、林道に入る。と、すぐに芸北の山が並び立つこの眺めが得られる。おなじみの山々もこの角度からだととても新鮮な感じがする。

林道はこんな様子。舗装がしていないので足に優しく、傾斜も緩く、楽な道。

「大キビレ」という標識のある三叉路。ここのすぐ手前(藪ガ迫山側)にも三叉路があるが、そちらには標識はない。

大キビレを過ぎると、林道でいちばん美しい林を抜ける。

行く手にサバの頭が大きく見えてきた。林道は1068ピークを巻いて北へと進んでいく。

東側を見ると、蔵座山の向こうに大箒山が見える。

1068ピークとサバの頭の鞍部。林道をそのまま進んで(@の方向)、山頂東側の尾根からサバの頭に登り北からここに下りてくるつもりだったが・・・、

林道を進んでいるうちに、だんだん藪が深くなってきた。ただの笹藪ならまだしも、アザミなのか何なのか、わけのわからないトゲ植物がチクチクととても痛い。

進む気も失せるこの藪深さ。この地点で引き返すことを決め、2枚上の写真のAの尾根を登ることにした。

Aの登りはじめ。さっきまでの藪よりは痛くない分ましだが、踏み跡がなんとなくわかる程度で、笹はかぶっている。

山頂までは尾根をはずさずに行けば迷うことはない。ただこの写真を見て「登山道はどこ?」と思う人は行くのをやめましょう(笑)。

地図に出ない緩いピークを2つ越えると、山頂へ最後の登り。

大岩が現れる。

山頂すぐ手前のきれいな場所。

サバの頭山頂。右下の矢印が三角点。ここも展望はない。

「山歩きのページ」さんはここから更に先へ進み。@の林道を戻ってこられたようだが、私たちはここに来たことで満足して、登ってきた尾根を下った。下山時は心に余裕ができ、西側の樹間から見える砥石郷山や恐羅漢山の眺めを楽しむことができた。

鞍部まで下りて、眺めのいい場所まで戻ってランチ。見下ろす谷(中央のあたり)が三段峡になる。

林道脇の土壁の模様。バウムクーヘンの出来損ないのようだ・・・。

大キビレまで戻って分岐を右へ、内黒山の北東斜面を巻く林道に入る。右側に美しい谷を見下ろしつつ、左側には水音も心地よい谷を何度も見上げ、林道とは言っても気持ちの良い道だった。

内黒峠から恐羅漢山側に下がったところの展望所でコーヒータイム。聖山&高岳、砥石郷山が見え、BGMは鳥の声。

近くにはヤブウツギの花が・・・。

帰り道に立ち寄った八幡高原で。なんの花?

('07年7月追記: コンフリだそうです。なぜこんなところに・・・?)

かきつばたも満開。

今日の山は3つのピークとも展望がなかったのに、内黒山への登りのブナ林と途中の林道からの景色が素晴らしく、期待した以上にリフレッシュできた。さて、今週もお仕事を頑張りましょう〜。


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