龍王山(安芸西条) 575m
2012年3月10日


「花が迫の森」入り口から山陽自動車道越しに見る龍王山
稜線の右から1/3ぐらいのところが山頂

地図とコンパスのイラストデータ
行程

9:45西条駅…9:55「いこいの森まで1.5km」地点…10:13山陽道トンネル上…10:20憩いの森入口10:25…10:35シンボル庭園あずまや10:40…10:50西条龍王の名水10:55…11:15龍王山山頂12:20…12:45医療センター分岐…12:52 452m三角点ピーク(NHK電波塔)…13:05第二展望台13:45…14:05憩いの森入口…14:38西条駅北側…14:45安芸国分寺15:00…(酒蔵通り散策)…15:55西条駅

コースタイム
(歩行時間)
3時間30分 (散策時停止時間を除く)
同行者
その他 JR向洋駅〜西条駅 480円/片道/1人


登山靴のイラスト 久しぶりに母と行く山。目的地は山仲間のぽこちゃんが西条に住んでいた頃から気になっていた龍王山。

西条駅を下り、駅の西側陸橋で線路を渡る。そのまま左へ下っていくと、川沿いの道に導かれる。それを山に向かってたどっていくと、「憩いの森」への標識が2度ほど現れる。

赤い矢印が龍王山山頂(第一展望台)、青い矢印が電波塔の立つ第二展望台。

左手にため池を過ぎ、ケヤキ並木を登っていく。

「花が迫の森」の石碑を見て、山陽自動車道を渡る。

憩いの森の管理棟で簡単な絵地図(憩いの森公園みどころマップ)をもらい、それを見てルートを決めた。まずは「シンボル庭園」へ。

こちらが酒樽や白壁のシンボル庭園。左上に少し見えるあずまやに向けて登ります。

あずまやの裏からしばらく車道を歩く。左手にBコースの分岐があるが、今日はそこを通過。5分ほども歩いていると・・・、

酒処西条の銘酒の数々を産む「西条龍王の名水」がある。ここに寄りたかったのです。

名水を過ぎると、すぐに左手にCコースの入り口があり、ここを登路にとる。

ひと登りであずまやに至り、その先から、いい感じの尾根道となる。

平坦な尾根の後は、階段というより土止めの深い段差が続く。

そしてまた平坦な尾根。右手は桜の森。
この先でまた土止めの階段を上り、写真右上の稜線に乗る。

稜線に乗ったところのあずまやを過ぎ、最後に少し登ると山頂(第一展望台)。この展望台からは南側に大展望が得られる。

モン○ルさん、(フリースの)宣伝料をください(笑)。




いちばん右側にうっすら見えるのが呉娑々宇〜岩谷観音
(パノラマ写真の作成: 母)



こちらは北側の展望。いちばん左に少し見えているのが白木山だと思います。

山頂でランチの後、第二展望台(矢印)へ縦走開始。絵地図には車道で行くように描いてある。

山ガールの2人が車道を歩いていたけれど、私たちは山ガールではないので(笑)、右手に尾根通しの道があるのを見つけ、当然のようにその道に入る。

藪だったら車道に戻ろうと思っていたけれど、ちゃんと刈られたいい道だった。ただし車道と違って展望はない。

2度めに車道に下りてまたすぐ尾根に戻り、登り返すと、NHKの電波設備があった。

ここは452m三角点ピーク。真下をトンネルが通っていて、車の音が響いている。ちなみに絵地図では第二展望台が452mとなっていますが、嘘です。

三角点ピークを下りると車道に出た。ここを直進すると第二展望台。

第二展望台には「龍王社之史跡」碑があった。ため池の多い土地柄、龍王が祀られていたのでしょうか。

ここからは南側の展望が広がる。最奥が野呂山。そして第一展望台から見るよりもだいぶ近づいた感のある西条市街。鏡山の右手には母校の大学のビル群が見える。と言っても私は千田町キャンパスしか知りませんが・・・(汗;;

2.5万図を見ると第二展望台から南側の尾根に破線がついていたので、それを下るつもりでしばらく道を探してみた。しかし見つけられず車道に戻り、3枚上の写真をAの方向へ下山。この道からは龍王山の山頂(矢印)が見え、やがてシンボル庭園へと下る。

さて、シンボル庭園からは来た道をたどってあっという間に西条駅北側まで戻ってきた。ついでに駅から徒歩10分の安芸国分寺を見学。

梅が咲いていなかった代わり、途中の民家にマンサクの花を見つけた。

ふたたび駅近くに戻り、こんどは駅の東側陸橋で線路を渡る。酒処らしく煙突が林立する眺めになってきました。この煙突は酒米を蒸すのに使うのだそうです。

西条駅東側の酒蔵通りを散策。ひと際大きな社域を誇る賀茂鶴酒造。

文人墨客が書いた「酒」の文字。文字には個性が現れるとは言うけれど、まさに・・・。

ここもまた賀茂鶴。この後、西側エリアも散策して西条駅に戻ると、ちょうど下りの山陽線が入ってくるところだった。


龍王山は西条駅から遠くに見えるのに、実際歩いてみると簡単に登れて大展望も楽しめる。おまけに下山後は酒蔵通りの散策という楽しみもあり、季節を変えて来るのもよさそうだ。母は年齢相応の「ポレポレ山行」(笑)の候補にすると言っていた。

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