三段峡 (3)
2007年5月19日


染まりそう・・・

地図とコンパスのイラストデータ
行程

11:05水梨駐車場…11:35三段滝11:40…11:50引き返す…11:55三段滝…12:10二段滝近道分岐…12:30船着場13:15…13:45水梨駐車場…14:05大淵14:40…15:00水梨駐車場

コースタイム(歩行時間) 2時間30分(15,500歩)
同行者 夫、Fさん
その他 入浴@いこいの村ひろしま  500円/1


登山靴のイラスト ブナの新緑に染まりに恐羅漢山へ・・・、と、相談役Fさんと一緒に出かけてみたものの・・・、沿岸部を出発するときは晴れていたのに、山に入るに連れて雨雲が厚くなっていく。牛小屋高原の駐車場で40分ほど待ってみたが、雨脚が弱まる気配がないので、行き先を変更することにした。

沿岸部のどこかの山に戻ろうと車を出すと、Fさんが「三段峡もいいよね・・・」とひと言。 そうですよね、せっかく新緑のきれいなエリアにいるんですもんね! 三段峡なら傘をさして歩けるし、行き先決まりましたね!

水梨駐車場を出発したのはすでに11時。今日は1台で来たので回送はできないし、ここを支点に三段滝、二段滝、そして下流と、三方向に行くことに決めて、歩き始めた。

水梨駐車場から5分の茶店の前で、「うー、ぜんざいがおいしそうだ」と思いつつも、「いやいや、ダンゴより花でしょう」と・・・。トチノキの花です。

葭が原を出て、二段滝との分岐を右へ、三段滝へ向かう。

河原に大きな岩が目立ち始める。渓流釣りの人が竿をあやつっているのが見えた。

そして久しぶりの三段滝。

三段滝からさらに上流を散策しようと少し登ったけれど、思い直して引き返し、葭が原まで戻らず二段滝への近道(写真の階段)をとる。尾根を越し、隣の谷をトラバースすることになる。この道の新緑はすばらしかった(トップの写真)。

今日は二段滝はパスすることにした。代わりに船着き場のそばの小屋でランチをとる。自然の中でくつろぐFさん。

ところで「♪ダバダ〜」って、30歳以下の人たちにわかるでしょうか?

二段滝の写真がないのは寂しいので、古い写真を引っぱりだしてみた。
船着き場で船に乗ると、この猿飛という場所を通る。ここを抜けると・・・、

二段滝が見える。三ツ滝や三段滝にくらべて「質実剛健」な感じがします(笑)。

船着き場から引き返し、葭が原を目指す。なんだか風格のある木に3人とも思わず立ち止まった。

左がさっき下ってきた三段滝からの近道、右が葭が原への道。

葭が原から水梨駐車場(出会橋)に戻り、今度は下流へ。三段峡はこの苔むした遊歩道の柵がとてもいい。ただ、遊歩道はすべてコンクリートで固めてあるので、登山靴で歩くと、距離はそれほどではなくても意外に足が疲れる。次はウォーキングシューズで来よう!

岩のトンネルもある。寂地峡の木馬トンネルほど真っ暗ではなく、向こう側が見えるので安心。

渓谷美がどこまでも続く。

大淵でコーヒータイム。黒淵まで下ってもいいと思っていたが、ここから引き返すことにした。

引き返した理由は、先頭のヒトがフロフロと騒いでいたからです(笑)。たしかに雨が降って肌寒いどころではない寒さだったので、もう少し歩きたいというよりも、早くおフロに入りたかった。

水面に映るいろいろな緑がきれい。
水梨駐車場に戻る直前の林の中で、今年初めてアカショウビンの声を聞いた。

帰り道、井仁の棚田に立ち寄る。どこの国の田舎に行っても思うのは、人が手を加えてそこに生活があるからこそ美しい景色があるのだということ。今度はこの景色の中に入ってみたくなった。


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