三段峡 (4)
2012年8月5日


黒淵の吊り橋から上流を見る

地図とコンパスのイラストデータ
行程 水梨駐車場〜黒淵 片道約50分
水梨駐車場〜猿飛 片道約25分
コースタイム(歩行時間) 2時間30分
同行者
その他 水梨駐車場 500円/1台
黒淵渡船料 300円/片道/1人
猿飛渡船料 400円/往復/1人 (片道はなし)


登山靴のイラスト 夏山のトレーニングに行かなくては・・・と思うものの、暑くて4〜5時間も歩く気がしない。涼しくて適度に体を動かせるところ・・・、と、考えているうちに、三段峡を思いついた。ちょうどこの時期はイワタバコが咲いているはず。ルートどりを若干悩んだ後、黒淵の渡船と猿飛の渡船を組み合わせたフネフネコースに決定!

谷底にある水梨(出合橋)駐車場は濃い緑の中。ここから三段峡の左岸を、まずは黒淵へと向かう。

コンクリートで固められた遊歩道。

大淵。屋根つきの休憩所あり。

黒淵へは下りとなるが、尾根を乗り越すところでは当然アップダウンがある。

崩壊地を避けるため、吊り橋で右岸に渡り・・・、

すぐにまた吊り橋で左岸に戻る。

左から流れ込む支沢は、その多くが滝となっている。それはそのまま三段峡の谷の深さを物語る。

遊歩道が高い位置になり、黒淵荘と、吊り橋が見える。これからあの黒淵荘へ行き、吊り橋を渡ってまたこちら側に戻ります。対岸にある黒淵荘へはどうやって行くのかというと・・・、↓

遊歩道の分岐を大きく折り返すように、黒淵の渡船場へ向かう。

上流の黒淵荘へ5分の船旅。この場所は反対側から眺めた方が迫力がある。(下の写真が反対側から撮ったもの。)


たどり着いた黒淵荘でランチタイム。
アイスクリームを注文したら、近頃どこにでもありがちなジェラートではなく、本物のアイスクリームが出てきて感激。

さっき見下ろした吊り橋を渡って左岸に戻り、出合橋へと引き返す。

若い人多し!夏は渓谷が涼しくてお手頃です。

駐車場まで戻り、こんどは葭ガ原へと進み、出合橋を渡る。ここは三段滝のある谷(写真右手)と二段滝のある谷(写真奥)との出合いになる。

三段滝への分岐を右側に二度見送り、谷の左岸を奥へと進んでいく。

猿飛の渡船場から、もう一度5分の船旅。老夫婦のどちらかが操る船に乗り、猿飛の岩壁の狭い隙間を通り抜ける。

視界が開けると二段滝に到着。なんとも涼しげな眺め。ここでコーヒータイム。

船はこんなふうに、張られたロープを使って操っています。

とても狭い岩壁の間。左岸の岩壁にはイワタバコの花がたくさん見られる。こんなところなら盗掘される心配がなくていいです。

遊歩道に戻り、駐車場まで引き返す。たった2時間半ほどの歩行時間でトレーニングにはならかなったけれど、フネフネコースは「どこかに行って来た」感があり、楽しめた。なにより夏の渓谷はやはり涼しい。下界の猛暑をよそに、気持ちのいい半日だった。


イワタバコ


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