曽場ガ城山 607m 〜 水ガ丸山 660m
2009年12月20日


曽場ガ城山から見る水ガ丸山

水ガ丸山から振り返る曽場ガ城山


地図とコンパスのイラストデータ
行程

11:25JR八本松駅…11:35橋…11:40尾根(衣服調節)11:45…12:15三の丸跡…12:23午の段跡…12:25二の丸跡12:30…12:35本丸跡12:40…12:50曽場ガ城山13:25…13:42 549mピーク…14:04 561mピーク…14:50 652mピーク…14:55休憩(小ピーク)15:00…15:08セノハラ峠…15:28霧ガ峰…15:30一貫田分れ…15:35水ガ丸山15:45…15:50一貫田分れ…16:03丸岩…16:37民家…16:50上瀬野南第一公園(トイレ)16:55…15:05一貫田バス停

コースタイム(歩行時間) 4時間35分 (22,979歩)
同行者
その他

JR向洋駅〜八本松駅 400円/1人
バス一貫田〜JR瀬野駅 150円/1人
JR瀬野駅〜向洋駅 230円/1人


登山靴のイラスト 12月中旬の1週間は寒波がやってきて、北の方では毎日雪が降り続き、週末までにたっぷりの積雪となった。しかし、肝心の週末は寒波がいちばん強まり、降雪しきりの様子。こんなときに雪の山に行くのは無謀というもの。森林公園から呉娑々宇山にでも行こうかと資料を漁っていると、「あきく魅力の山歩道」の「曽場ガ城山〜水ガ丸山」が出てきた。未踏の領域に魅力を感じて、行き先として即決。地図にルートを書き込んだだけで、なんの予備知識もないまま、JR八本松駅に下りたった。すでに11時半。行程は少々長そうだが、なんとか日没までには下山できるだろう。

駅から高架橋で道路を渡り、すぐに右手の道に入って道なりに住宅街を登っていくと、行く手に曽場ガ城山の稜線が見えてくる。

西条バイパスにかかる高架橋を渡って左折。

谷筋に入る(写真)。

少し登ると分岐があるので、そこを左折。すると尾根に当たり、左から小学校からの登山路が合流。ここを右折すると、七つ池からの登山路があわさる。

尾根に乗った後は、水ガ丸山までの長い距離を、ほぼずっと尾根の上。登山道は急な箇所と・・・、

ほぼ平坦な道とが交互にあわられ、緩急のバランスがよくて、とても楽に歩ける。

昭和初期のものだという石仏。この石仏があわられると・・・、

平坦な午の段に乗る。
(オット)「牛を飼っとったんかな?」
(ツマ)「あのさ・・・、ウマ、だと思うよ・・・」

山城で牛を飼っていたらおもしろいとは思うけれど・・・(笑)。

午の段の先のコブに登ると、そこが二の丸跡。それまで樹間からしか得られなかった展望が一気にひらけて気持ちがいい。

二の丸跡を下り、竹林を抜ける。
(オット)「これは矢竹じゃないか?」
(ツマ)「そう?(と言いつつ、庭に矢竹を植えた土方歳三を思い出す)」

帰ってからガイドブックを読むと、やはり矢竹でした。夫、さっきの汚名挽回!

そして本丸跡に到着。

ここからもすばらしい眺め。写真は賀茂台地を見下ろしているところ。

こちらは巨大な野呂山。ここは川尻の真北になる。

本丸でのんびりしたかったが、曽場ガ城山の山頂はまだ先なので、ランチを我慢して先へ進む。岩場を越えると・・・、

山頂に到着。ここで遅めのランチ。北方の山は雪雲に見え隠れしている。

水ガ丸山(矢印)への縦走に出発。かなり遠い。まずはいったん下って、549mピークへ登り返す。

松茸山の標識。松茸山だということすら知らずに登ってきた。12月で良かった。

549mピークを過ぎたところで、はっきりとわかるくらいに登山道が右折して現在地が確認できる。ちょうどこの付近で、反対側から縦走してきた7人のパーティとすれ違った。今日出会ったのはこの人たちだけ。

下りきった鞍部は四差路で、左手には小倉神社の標識があった。

561mピークを過ぎると、登山道に岩が増えてくる。

展望のいい岩尾根を進み・・・、

岩の小ピークに至る。水ガ丸山(左)の手前にはまだ大きな652mピークが・・・(-_-;;

急な岩場を下り、ひたすら歩いて652mへ登り返す。その次のコブで曽場ガ城山以来の休憩をとった。

小ピークを下り始めると、鉄塔の側を通る。水が丸山との間にはようやく別のピークがなくなったが、それでもまだ遠い。

下りきったところがセノハラ峠。

峠から登り返していくと、展望のいい場所(霧ガ峰?)がある。写真は呉娑々宇山(左)から長者山にかけての山々と、みどり坂の団地。

さっきからずっと右手に見えていた白木山。しっかり白くなっています。

一貫田分岐。ここで左手の尾根に乗る。あとでここまで戻ってくる。

鞍部まで下った後、短いがとても急な登りをこなし、明るい場所に飛び出すと三叉路がある。そこを左にとると・・・、

すぐに水ガ丸山山頂。

広島大学や鏡山方面を見下ろす。

山頂から引き返す(写真手前方向が山頂)。一貫田に下山する場合はこの三叉路を直進しないように気をつけましょう。

一貫田分岐まで戻り、左にとって尾根筋を下っていく。

登山道からは左手に鉾取山系が見え隠れする。写真は坂山(右)から鉾取山(中央)、そしてさらに南へと続くく鉾取山系。

511m地点を過ぎた付近の岩場から、大きな呉娑々宇山を眺める。

ここからしばらく下ると尾根が二つに分かれ、右側の尾根筋に入る。木にテープがあったが、ぼーっとし歩いていると直進してしまうかも・・・。

だらだらと下っていくうち、羊歯道になってきた。この先の分岐を左にとると、墓地を抜け大きな猪柵を見て・・・、

ここに下りてくる。あとは2.5万図を頼りにR2号の一貫田バス停を目指して下っていく。

たどり着いたバス停では次のバスまで40分近くあったので・・・、

ついこんなものを食べてしまいました。(一貫田の旧街道入り口にある「お好み焼き里味」にて。)

お店にいた人懐こくかわいらしいワンちゃんに疲れも忘れた(^-^)
犬好きの人はぜひ行ってみてください。

今朝の今朝まで計画部のレーダースクリーンのまったく外側にあったニ山。予備知識を一切持たずに歩いた縦走路は長いけれどきつい箇所はなく、随所に展望地があり、これまで眺めたことのない角度からあちこちを見て歩くのはとても面白かった。ところで・・・、










またハングルバナーを見つけました。広見山で見たときには韓国からのツアーかと思いましたが、こんなところにもあるのを見ると、広島を拠点にするみなさんなのかもしれません。いずれにしてもマイナー系の山がお好きなのでしょうか(笑)?


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