立山三山〜大日三山
 2007年7月25日〜27日


晴れた日の浄土山
(2005年8月下旬、室堂平にて撮影)
今回は右から左へ。


展望があるときの立山主峰
右から雄山、大汝山、富士の折立
(2005年8月中旬、カガミ谷乗越付近にて撮影)
浄土山に続いて右から左へ。


晴れた日の別山
右のいちばん高いところが山頂
(2005年8月下旬、浄土山にて撮影)
立山主峰と真砂岳に続いて右から左へ。

晴れた日の大日三山
右から奥大日岳、中大日岳、大日岳
(2006年8月中旬、
太郎兵衛平〜折立の登山道にて撮影)
別山から下った後、右から左へ。

 3日間で歩いた山々
    浄土山   2831m
    立山主峰 雄山 3003m (雄山神社)
           大汝山 3015m
           富士の折立 2999m
    真砂岳   2861m
    別山    2874m
    奥大日岳 2605m
    中大日岳 2500m
    大日岳   2498m


山のイラスト 「この頃1人で山に行っていないなぁ。」 ふとそう思うと、無性に北アルプスのどこかを1人で歩きたくなった。休みは2日程度ならとれる。しかし、行き先選びが悩ましい。

    技術的にも場所のインパクト的にも夫と行きたいところ > 技術的には1人でも行けるが、
    精神的に1人ではためらうところ > 技術的に不安がなく、1人で歩くことを楽しめるところ

と、しぼっていき、更に週末を含めて4日(実質2.5日)程度という制約を考えると、候補は片手の指の数ほどになる。

その数少ない候補の中から、何度も通って入山口までまったく不安のない立山に(また)行くことにした。主な目的は、前回天候不順のためあきらめた雄山〜別山の稜線を埋めること、そして立山三山と大日三山をつないで歩くこと。

それにしても、また天気占いにやられてしまった。日本の気象情報の精度の悪さといったらないが、どうしてこうも大きく、それも短期予報がはずれるものやら、もう呆れるしかない。これは山で出会った誰もが持っていた感想だった。今回も、出かける週の月曜日には全日程が晴れと言っていたのに、少しずつ(ばれないように)予報が変わっていき、前日には、木曜日=曇りときどき雨、金曜日=曇りときどき雨、土曜日=晴れ、日曜日=晴れとなっていた。下界が曇りなら山は雨。だから木曜日(移動日)と金曜日の悪天は覚悟の上で、土曜日に回復するならまあいいか、と思って出かけたのだが・・・。

結局フタを開けてみれば金曜日と土曜日の丸2日がガスの中。自分で某サイトの予想天気図を見て「あんまり、よくないかも」と思ったことの方が余程当たっていた。


電車のイラスト 移動日 切符のイラスト

美女平からのバスから見るゴールデンウィークの雪の大谷歩きの場所。7月下旬だというのに、バスよりも高い雪が残っている。

夏の立山に来たら、やはりこれを汲んで登らなくては。

雄山(左)と一の越(鞍部)。残雪多し。

立山室堂山荘に荷物を置いて、小屋から5分(今回は雪があったので10分)ほど下った玉殿の岩屋を見に行った。『点の記』の行者さまの「(剱岳へは)雪を背負って登り、雪を背負って下りる」という言葉を思い出しつつ・・・。

岩屋は2つ並んでいる。上部の岩の組成に思わず目が行きます。

登り返して室堂平を散策。静謐なミドリガ池。

雷鳥沢方面へ向かうみなさん。雷鳥荘もこの方角。こう見ると室堂平の一画とは言え、ほとんど登山道ですね。

地獄谷を見下ろす。ここは初めて来たときに通っただけでもう充分。火山性ガスで息ができず、ほんとうに死にそうなめにあいます。

ミクリガ池。ここも残雪たっぷり。

というわけで、移動日は思ったほど悪いお天気ではなかったのですが・・・。


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