龍山 490m台 〜中野山 570m台 〜 西中野山 499m 〜 絵下山(絵下頭) 593m
2013年4月7日


西中野山付近から見る龍山

地図とコンパスのイラストデータ
行程

10:35広場(龍山登山口)…11:00龍の口岩11:05…11:10龍山山頂…11:25展望地11:35…11:45中野山山頂12:40…12:50西中野山12:55…13:30上じゃくま分岐(中国自然歩道)…13:35絵下山展望広場…13:40地デジ電波塔付近13:45…13:55絵下山三角点14:15…14:30絵下頭山頂14:40…15:15広場

コースタイム(歩行時間) 2時間50分
同行者
その他


登山靴のイラスト 3月に思い立って1人で日浦山に登ったとき、山頂で出会った同じく単独の女性から中野山のことを聞いた。「そりゃぁいいところだから行ってください。ちょっとこの辺りにはないような、いい山ですよ」と熱心に勧められ、興味を持った。帰って早速調べてみると、何件かレポートが出てくる。知らない間に矢野周辺の山々が一大ハイキングエリアに変貌を遂げ、いまも進化中のようだ。


と、思っていたのですが、母にこの話をすると、「中野山は昔から道があるよ。深山の滝から登ったこともあるよ」と言われる。なあんだ、そうだったのか。


とは言え、周辺の登山道を手入れしている人たちがいるのは確かなようで(最下部参照)、おかげでルートは長短かなりたくさん考えられる。今回は日曜登山になったので短めに、

     絵下山山麓広場の向かい側にある龍山(たつやま)登山口を入り、
     龍山から中野山に縦走、西中野山まで行って鞍部に引き返し、
     谷に下りて絵下山の山腹を西へと回るトラバース道に入り、
     上じゃくまからの中国自然歩道に合流、絵下山の三角点と絵下頭を極め、
     山麓広場に下山

という、周回ルートを計画。

低気圧が発達して等圧線の込み具合が半端でない日曜日。沿岸部は晴れている。しかし気温はとても低く、強風も予想される。玄関を出た途端に寒さに震えたので、ネックウォーマーをとりに部屋に戻った。上空には冬型のときと同じような雲が浮かび、県北の天気は悪そうだ。

登山口は矢野霊園のすぐ側。車道をもう少し奥に入れば広い駐車場があるけれど、今日は写真の橋の右側、山麓広場に下りてくる予定なのでここに駐車。

龍山登山口を入り、急な斜面を登ると、すぐに尾根に乗る。しっかりと踏み固められた道。

前方に龍山が見えてきた。竜の口岩も見える。

なだらかだった尾根が登り始める地点で、右側にトラバース道が分岐。そのまま尾根上をわずかに直進すると、こんどは左手に竜の口岩への道が分岐する。尾根を外れ、その分岐を入る。

トラバース道でいったん竜の口岩の横を通過。すると、標識のある下り道が左手に見える。そこを下ってみると・・・、

竜の口岩がこんなふうに見える。竜というよりも猿人のようですが・・・。

竜の口岩周辺からの展望はとてもいい。眼下に本庄水源地。その上に野呂山と灰が峰。

3枚上の分岐に登り返し、そのまま登っていくと、5分ほどで龍山山頂に至る。木々に囲まれて展望なし。

中野山との鞍部に下り、登り返す。

踏まない方がいいですよ。ホコリタケ。ツチグリ。

(Yamamotoさんよりご指摘をいただきました。
ホコリタケと思いこんでいました;;)

ロープのかかる急な登り。これを登り切ると、尾根を乗り換える地点に出て、大展望が広がる↓。







お馴染みの山々も、見たことがない角度からなので
とても新鮮に感じる。





こちらは灰ガ峰。山肌のあちこちが桜に彩られている。

周防大島をズームで。嵩山が目立っています。

展望地を後に、中野山への登り。ここはマツタケ山のようだ。登山道脇にずっとテープが張られている。

中野山の山頂に到着。冒頭の女性の言うように「ちょっとこの辺りにはないような」山かどうかはともかく、四つに割れた巨岩の山頂は楽しい。

左に鉾取山系、右に小田山 巨岩からの眺め。雪雲が押し寄せてきています。

こちらは倉橋島火山(ズームあり)。

宮島も見える(ズームあり)。

山頂はかなり寒かったので、岩の下で風を避けてランチ。そして西中野山に向かう。

随所にあるこんな手書きの標識。ありがたいような、かえって迷うような・・・(笑)。ちゃんと2.5万図とコンパスを持って行くことをお勧めします。

2.5万図上の499m地点が西中野山。展望はない。

中野山との鞍部まで引き返し、北へと谷を下る。さっき中野山の山頂で見た雪雲が押し寄せてきて、雹に降られた。

下りきって流れを渡り、わずかに登ると・・・、

広いトラバース道に当たるので左折。西へと絵下山の斜面を回り込んでいく。

上じゃくま方面からの中国自然歩道に当たって右折。

すぐに自然歩道を外れ、右手の尾根に乗って登ると、絵下山の展望あずまやに飛び出す。(写真はあずまやから振り返ったところ。)

あずまやから、ついでに地デジ鉄塔を往復。

あずまやに戻った後、絵下山山頂部の車道に出て、三角点ピーク568mへ。以前ここにあった鉄塔は撤去されたそうです。

三角点から広島市街方面。展望抜群なれど、雪雲の下、寒々しい眺め。風も強い。斜面を少し下り、風を避けてコーヒータイム。

今日のデザートは、フレッシュいちごと練乳のパウンドケーキ。山頂部の桜はまだ蕾状態。お菓子だけでも春の色合いを・・・。

車道を戻り、こんどは絵下頭(えげがしら)方面へ向かう。

左上が絵下頭。今日最後のピークへは、この先の車道左手の分岐を入る。

分岐から5分ほどで絵下頭 593m。絵下山ではここがいちばん高い。

北に少し下ると、ハーケンのついた岩があった。

そのまま矢野側へ下る。下山路の展望地より。鉾取山系と小田山。そういえば小田山は未踏です。

駐車場へと下る道との分岐は直進。

するととても急な下りとなる。(写真は見上げたところ。)

最後まで急な下り。下りきると1枚めの写真の橋の右側にある山麓広場に出る。

絵下山周辺、まだまだ知らないところがあることがわかって面白かった。夏は暑いからこの辺りを歩く気にはならないけれど、季節を選んでまた来てみよう。

今日の山行は、以下の2つのサイトを参考にさせていただきました。
ありがとうございます。

ニュータウン裏山探検記

ひろしま里山放浪記

冒頭で紹介した女性は、ひろしま里山放浪記さんで紹介されている
「坂歩こう会」の山行に参加されている方ではないかと思います。


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