天神嶽 757m  2013年5月12日


トムミルクファームからの天神嶽
矢印が中天神

地図とコンパスのイラストデータ
行程

9:50八幡神社…10:05角休み…10:25ため池…10:55東/中天神鞍部…11:05東天神12:00…12:07鞍部…12:30中天神12:45…12:55西天神13:30…13:45引き返す…14:00東/中天神鞍部…14:30ため池…14:40角休み14:45…14:55八幡神社

コースタイム
(歩行時間)
3時間15分
同行者
その他


登山靴のイラスト 雨上がりでからっとした晴天が期待できる日曜日、展望がよくて未踏の天神嶽を行き先に選んだ。地図があったかしらと探してみると、ちゃんと出てきてちょっとびっくり(笑)。県央の山にはあまり縁がないはずなのに、『ひろしま百山』を見てそのうち行こうと思っていつの間にか買っていたようだ(←記憶にない)。

西条ICからR375を北上。豊栄でR486に入り、安宿(あすか)の八幡神社へ。神社に向かって左側に、駐車スペースがある。

歩き出してすぐにイノシシよけの柵。

なだらかな道を歩いていると、車道(農道?)に出た。横断して山道へ。

お地蔵様がたくさん並ぶ角休み。

ふたたび農道を横断。

空が開けてくると・・・、

農道の先に、ため池があった。池の向こうに見えるのが天神嶽のようです。

池畔に建つ阿弥陀堂。他にも登山道上のあちこちにお地蔵様がいらっしゃり、地元の人に大切にされている山なのがうかがえる。

池を過ぎてもなかなかしっかりした登りにならない。この辺り、分岐多し。ほとんどの分岐には標識がちゃんとあった。

ようやく登りになってきた。と言っても長くは続かず、すぐに傾斜は緩む。

東天神と中天神の鞍部に出て右折。まずは東天神を目指します。

朝からいちばんの急登。この急登もほんの少し。

傾斜が緩むと登山道上に大岩が現れ・・・、

山頂に至る。山頂部には展望のいい岩のテラスが3箇所。
写真はランチをとったテラスからの大土山の展望。

東天神から見る中天神(右)と西天神。

こちらはカンノ木山〜鷹巣山(右奥)と板鍋山(左奥)など。

カフェ「岩テラス」にて天神嶽ランチ。
今年もやってきました山でお肉の季節♪

別のテラスからランチテラスを見るとこんな感じ。

東天神を下り、鞍部を過ぎると、道はすぐにトラバースになる。しかしその手前左側に、気になる踏み跡を発見。(写真でわかりますか?)あとでその謎が明らかになります(笑)。

トラバース道を進み、向きを変えて小さな谷を登っていくと・・・、

地蔵堂?に出た。ここには、この山を開いた天龍翁の「壽樂園開設の趣旨」なる文章が掲げられている。

曰く、この山に「神仏を祀リ」、「四季の閑暇 老若友ヲ誘ヒ杖ヲ此地ニ曳キ相談リ相演ジ、此ノ所ノ美 彼ノ所ノ勝ヲ共ニ探リ 普ク天下ニ宣揚シ他日我ガ故郷ノ霊山トナサシメ」・・・。

名文に夫と2人して読み惚れる。

地蔵堂から少し登ると、大きな地蔵菩薩に迎えられる。隣には地蔵菩薩の真言「おんかかか びさんまえい そわか」の文字が・・・。

大地蔵菩薩から中天神への登りは、頭上が開けて気持ちがいい。岩の屋根の下に並ぶ仏様方を見て・・・、

「忠孝」と彫られた大岩 中天神の岩峰の上へ。ここは天神嶽でいちばん展望が良い場所。この岩の他にも巨岩があり、それぞれ上に登れます。

東天神を振り返るとこんな感じ。今日は新緑が素晴らしく美しい。

これから向かう西天神。

南側の板鍋山と田園。

北側の田園。

中天神から西天神へと向かう。

西天神の三角点。写真の右奥に岩があり、そこで展望が開ける。

西天神から見る東天神。

下山時、三角点からわずかに下った右側に道があったので、そこに入ってみた。登る途中、ため池付近の左手に何か所も分岐があるのを見たので、そのどれかに出るのではないかと期待して。。。

分岐から谷を少し下ると、左手に中天神への道が分岐した(標識あり)。そこを写真のように直進して歩いているうちに、道は右に曲がり西天神の南側をどんどん巻き始めた。

現在位置は把握しているから不安はないけれど、このままでは登りで見た分岐には下りそうもない。それでも、もしかすると途中で左折して、地形図に破線が載っている道に合流するのかも・・・、と思って先へ進む。

すると、西天神の南西尾根に当たった地点に標識があり、歩いていきたのは西天神を巻いて北側の天神原につながる道だったことが判明。南西尾根上には下山路となりそう踏み跡もないので、再度西天神の南側を巻き返し、中天神への分岐に戻った。

稜線に戻るよりは違う道を歩いた方がおもしろい。そこで分岐からは中天神への巻道に入る。(上の写真の左側の矢印。)

前方に東天神(右のピーク)が見えてきたところで、古びた指道標(矢印)があり、右側に踏み跡が分岐。その踏み跡に入る。

このまま下って谷筋のどこかに出るのかと思っていたら、道は中天神(矢印)の南側を巻いていく。そして飛び出したのはなんと、中天神と東天神の鞍部付近、登りで気になったあの分岐だった!(気が向いたら16枚上の写真に戻ってみてください(笑)。)

この間約30分。登りとは違うルートを通り、地形図を見ていろいろ推理しながら歩くのはとても楽しかった。

鞍部からは登りで歩いた道をだらだらと引き返す。天神嶽は急登なく、大展望あり、たくさん楽しめるいい山だった。

今日の寄り道はトムミルクファーム。ここでジェラートとソフトクリームをいただき・・・、

おみやげはこちら。低温殺菌でものすごくおいしい牛乳でした。


天神嶽 5月の花




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