牛田山 261m  2008年1月19日
牛田旭〜工兵山(見立山)〜神田山〜牛田山
〜尾長山〜二葉山(仏舎利塔)〜にぎ津神社


天神峠付近から見る牛田山
こう見るとあまり魅力的な山とも思えないのですが、
どうしてどうして・・・


地図とコンパスのイラストデータ
行程 10:10牛田旭バス停…10:15登山口…10:25工兵山10:3510:50不動院分岐…10:50神田山11:0511:15戸坂口分岐…11:25牛田山山頂11:5012:00戸坂南口分岐…12:32大内越口分岐…12:45尾長山12:5513:05天神峠(車道鞍部)…13:15仏舎利塔13:2513:40明星院…13:50饒津神社14:0014:20広島駅新幹線口
コースタイム(歩行時間)

3時間20分 (18,600歩)

同行者
その他 JR向洋駅〜広島駅 180円/片道/1人
タクシー広島駅新幹線口〜牛田旭バス停 930円


登山靴のイラスト 年末に降った雪はもうだいぶ溶けてしまった。今日(土曜日)はほんとうは雪のある山に行こうと思っていたが、残っている雪もよくなさそうだし、翌日早起きしなくてはならない用事があるので遠くまで行くのはちょっとめんどうくさい。金曜日の夜、「どうする〜?」 「とりあえず早起きだけしてみる?」と夫と話しているうち、寝る寸前になって「牛田山」案が浮上した。牛田山はあまりに近すぎてこれまで足を踏み入れたことがなかったが、地図を見ると未踏峰(笑)の連続でなかなか魅力的なコースに見える。そこでベッドに入る前にささっとガイドブックから2.5万図にコースを書き取り、ほっとした気分で眠りについた。

牛田旭バス停からすぐに左折し、2.5万図を頼りに右左折を繰り返して山の方に向かうと、コープマンションの手前に石の階段がある。ここが登山口。標識もある。

階段を登り、民家の庭先のようなところを過ぎると、すぐに山道になる。市街地とは思えない雰囲気。右手はすぐコープマンションの裏手なのですが・・・。

コープマンションを過ぎてトラバース道が左に大きく角度を変えると、尾根道となる。今日はここから下山まで、ほとんど尾根上の道。

最初のピーク、工兵山(見立山)。

工兵山から縦走路に入ると、すぐに神田山荘の上に出て、しばらくは登山道も舗装された遊歩道となる。

←武田山(右)と火山の眺め

早くも咲いた紅梅の花の向こうには大茶臼。
この頃は温暖化の兆候を見つける度に、背中が薄ら寒くなるような感じがするが、そうは言っても花の色どりというのはやはりいいものです。

神田山に向かいながら、今日最後に登る2つのピーク(尾長山と二葉山)を見る。

いったん鞍部まで下り、登り返すとあずまやのある分岐に出る。そこから南に2分ほど歩くと神田山。ここも眺めは抜群。

あずまやからの展望はこんな感じ。廿日市、佐伯方面の山がよく見える。

あずまやの分岐を左へ、牛田山との鞍部まで下る。登山道上にはいくつも分岐があるが、地図を見ていれば迷うことはない(はず)。

縦走路の最高峰、牛田山山頂。荒谷山や阿武山、呉娑々宇山なども見える。

牛田山から尾長山へは、小ピークが連続する楽しい道。1箇所、ピークを巻くところがある。

小ピークのひとつから見る広島市東部の山々。

縦走路にある展望岩から見る呉娑々宇山と岩谷観音。

山階鳥類研究所の建物を通り過ぎると、道が二分する。どちらをとっても尾長山に行けるらしい。私たちは左側の道を登った。

尾長山から、今朝最初に登った工兵山〜神田山への稜線を眺める。

同じく尾長山から、目の前にこれから行く二葉山と仏舎利塔を眺める。この後いったん車道に出、鞍部(天神峠)を経て、黄色い矢印の階段を登る。

尾長山からの下りは、山道としてはごく普通ながら、それまでの縦走路の整備ぶりに比べると、岩場あり、滑りやすい急坂ありと、なかなかワイルドで楽しい。

天神峠から登り返して仏舎利塔にたどり着く。

仏舎利塔からは最後まで尾根筋を下りたかったので、饒津神社へ下りることにした。写真の矢印の箇所で尾根に乗る。ここを左に下りると東照宮に下山することになる。

すぐにピークに乗る。高射砲陣地跡がいくつかある。

快適な下山路。下界の車の音がどんどん大きくなってくる。

グラウンドの横を通り、左に下りると明王院の裏口に下りる。そこから饒津神社へ。

広島駅までの帰り道は「二葉の里歴史の散歩道」をたどり、鶴羽神社や東照宮(写真)の前を通る。

締めくくりは、遅い昼食となったコレ。やはりお好み焼きは「そば肉玉」にかぎります!


牛田山は市街地にものすごく近いのに、しっかり山の香りがする。そして歩きながら広島市の東西南北を眺められ、地元民にはとても楽しい。遠くの山も高い山も雪の山もいいけれど、家のすぐ近くでこんな素晴らしい尾根歩きができたことにとても満足した半日だった。

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