データ | |
行程 |
9:45JR三輪駅・・・9:50大神神社10:05・・・10:10狭井神社10:15・・・10:33玄賓庵・・・10:35檜原神社10:40・・・10:50車道分岐・・・11:15万葉の楽園・・・11:25大和三山展望地(景行天皇陵東端)11:30・・・11:45休憩(トイレ)11:50・・・11:55崇神天皇陵(東端)・・・12:15大和神社御旅所・・・12:40休憩(ポケットパーク)12:45・・・12:55竹内環濠集落・・・12:57夜都伎神社・・・13:13天理観光農園・・・13:25内山永久寺跡・・・13:35石上神宮13:45・・・13:50休憩(参道)14:00・・・14:40休憩(カフェ)15:00・・・15:05近鉄天理駅 |
コースタイム(歩行時間) | 4時間(13.3km) |
同行者 | 夫 |
その他 |
子どもの頃、家の本棚に入江泰吉さんの写真集があり、その中の「山の辺の道」の写真を眺めては、「いつか歩きたい」と思い続けてきた。奈良旅2日めは、その山の辺の道。本当はJR桜井駅から海柘榴市(つばいち)を経て歩きたかったが、昨日1日車道を歩いた後で、今日も硬い道が多いとなると、耐えられる自信がなかったので、ちょっとはしょってJR三輪駅から歩き出すことにした。 | |
JR三輪駅で、三が日の臨時改札を出る。 | |
参道を大神(おおみわ)神社へ。 | |
参拝後、久すり道に入る。いよいよ山の辺の道。 | |
狭井神社。 | |
この神社には三輪山への登山口がある。 が、今日は三が日のため入山登拝はできない。 |
|
狭井神社を出て坂を下り、どんどん歩いていくと、道は左に曲がり、玄賓庵の塀を回り込むように進む。 | |
山道だぁ〜。(←喜ぶ。) | |
三連の鳥居が印象的な桧原神社。 | |
桧原神社の西側参道の向こう、正面に二上山が見える。 | |
左側に田園地帯を見下ろす。この先で車道に出て左折。 | |
集落を抜け、標識をたどってどんどん歩く。 | |
良い感じ〜。 | |
振り返ると三輪山が大きい。 この眺めは古代から変わらないのだろう。 |
|
景行天皇陵の近くに、「大和三山展望地」の標識があったので立ち寄ってみた。右から耳成山、畝傍山、いちばん左が天香具山。 卑弥呼の墓だという説もある箸墓古墳も見えている。 |
|
標識は頻繁にあるが、本当に欲しいところにはなかったりする。 | |
景行天皇陵を振り返ったところ。 この辺り、どこを見ても古墳が目に入る。 |
またもや集落を抜けます。この後、小さな谷に下りて登り返す。 | |
前方に、崇神天皇陵が見えてきた。 | |
崇神天皇陵を過ぎ、天理市トレイルセンターも通過し、どんどん歩いて行く。この写真は大和神社お旅所前の、 トイレ(笑)。素敵すぎる〜。 |
|
こちらが大和神社御旅所。 この先、念仏寺を回り込むように進む。 |
|
西山塚古墳。 | |
さすがに疲れてきたので、道脇にある休憩所で小休止。 | |
ふたたび歩き出すと、またもや長閑な田園地帯が広がる。 | |
夜都伎神社。 | |
天理観光農園近く。お正月の桜。 |
おっと石畳の道です。 | |
内山永久寺跡。 | |
どんどん歩いて石上神宮まで来ると、それまでの静かな田園地帯が嘘のように、初詣の人が行列を作っているのだった。 | |
石上神宮を後に、天理教の巨大な施設に驚きながら天理商店街に入る。 | |
近鉄天理駅でフィニッシュ。この後近鉄の路線網の恩恵を受けつつ、楽しみながら大阪に戻った。 古代、奈良盆地は湖で、山の辺の道はその東岸に当たるのだという。湖が縮小していくに連れ、東から、山の辺の道、上ツ道、中ツ道、下ツ道と、南北をつなぐ道ができていったと。一部とは言え13kmを越える距離を自分の足で歩いてみると、その湖の巨大さが想像できるのだった。 |