山の辺の道(JR三輪駅〜近鉄天理駅)
2020年1月3日


地図とコンパスのイラストデータ
行程

9:45JR三輪駅・・・9:50大神神社10:05・・・10:10狭井神社10:15・・・10:33玄賓庵・・・10:35檜原神社10:40・・・10:50車道分岐・・・11:15万葉の楽園・・・11:25大和三山展望地(景行天皇陵東端)11:30・・・11:45休憩(トイレ)11:50・・・11:55崇神天皇陵(東端)・・・12:15大和神社御旅所・・・12:40休憩(ポケットパーク)12:45・・・12:55竹内環濠集落・・・12:57夜都伎神社・・・13:13天理観光農園・・・13:25内山永久寺跡・・・13:35石上神宮13:45・・・13:50休憩(参道)14:00・・・14:40休憩(カフェ)15:00・・・15:05近鉄天理駅

コースタイム(歩行時間) 4時間(13.3km)
同行者
その他


登山靴のイラスト 子どもの頃、家の本棚に入江泰吉さんの写真集があり、その中の「山の辺の道」の写真を眺めては、「いつか歩きたい」と思い続けてきた。奈良旅2日めは、その山の辺の道。本当はJR桜井駅から海柘榴市(つばいち)を経て歩きたかったが、昨日1日車道を歩いた後で、今日も硬い道が多いとなると、耐えられる自信がなかったので、ちょっとはしょってJR三輪駅から歩き出すことにした。

JR三輪駅で、三が日の臨時改札を出る。

参道を大神(おおみわ)神社へ。

参拝後、久すり道に入る。いよいよ山の辺の道。

狭井神社。

この神社には三輪山への登山口がある。
が、今日は三が日のため入山登拝はできない。

狭井神社を出て坂を下り、どんどん歩いていくと、道は左に曲がり、玄賓庵の塀を回り込むように進む。

山道だぁ〜。(←喜ぶ。)

三連の鳥居が印象的な桧原神社。

桧原神社の西側参道の向こう、正面に二上山が見える。

左側に田園地帯を見下ろす。この先で車道に出て左折。

集落を抜け、標識をたどってどんどん歩く。

良い感じ〜。

振り返ると三輪山が大きい。
この眺めは古代から変わらないのだろう。

景行天皇陵の近くに、「大和三山展望地」の標識があったので立ち寄ってみた。右から耳成山、畝傍山、いちばん左が天香具山。
卑弥呼の墓だという説もある箸墓古墳も見えている。

標識は頻繁にあるが、本当に欲しいところにはなかったりする。

景行天皇陵を振り返ったところ。
この辺り、どこを見ても古墳が目に入る。

またもや集落を抜けます。この後、小さな谷に下りて登り返す。

前方に、崇神天皇陵が見えてきた。

崇神天皇陵を過ぎ、天理市トレイルセンターも通過し、どんどん歩いて行く。この写真は大和神社お旅所前の、

トイレ(笑)。素敵すぎる〜。

こちらが大和神社御旅所。
この先、念仏寺を回り込むように進む。

西山塚古墳。

さすがに疲れてきたので、道脇にある休憩所で小休止。

ふたたび歩き出すと、またもや長閑な田園地帯が広がる。

夜都伎神社。

天理観光農園近く。お正月の桜。

おっと石畳の道です。

内山永久寺跡。

どんどん歩いて石上神宮まで来ると、それまでの静かな田園地帯が嘘のように、初詣の人が行列を作っているのだった。

石上神宮を後に、天理教の巨大な施設に驚きながら天理商店街に入る。

近鉄天理駅でフィニッシュ。この後近鉄の路線網の恩恵を受けつつ、楽しみながら大阪に戻った。

古代、奈良盆地は湖で、山の辺の道はその東岸に当たるのだという。湖が縮小していくに連れ、東から、山の辺の道、上ツ道、中ツ道、下ツ道と、南北をつなぐ道ができていったと。一部とは言え13kmを越える距離を自分の足で歩いてみると、その湖の巨大さが想像できるのだった。

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