竹林寺篁山 535m  2010年7月4日


竹林寺本堂裏手の緑


地図とコンパスのイラストデータ
行程

9:30河内側登山口駐車場…9:48小野篁生誕の地碑…9:50展望地9:55…9:58仁王門…10:03鐘楼…10:05山頂10:10…10:15竹林寺境内10:25…10:35姫ガ滝分岐…10:40井戸跡周辺10:45…10:47姫ガ滝分岐…10:50仁王門11:45…12:05登山口

コースタイム
(歩行時間)
1時間15分 + 三景園散策40分
同行者
その他 三景園入園料 250円/1人


登山靴のイラスト 今年の梅雨は梅雨らしい日が続き、先週に続いて週末は雨の予報。このところ週日の夜も週末も予定満載で気忙しく、無理して深い山に行くのは億劫な気がする。家でのんびりしたい気分と、少しでも体を動かしたい気分との狭間で悩んだ末、お気に入りの三景園にアジサイを見に行くことにした。そして三景園の近くで軽く歩けるところはないかと思案して、竹林寺篁山が未踏なのを思い出した。この山は入野駅から河内駅までの縦走コースが定番のようだが、今日は車なので、河内側の峠から往復しようと決めて、いつもより少し遅い時間に家を出発。

河内ICで高速を下り、空港に向かう途中で左折し、県道59号線に入る。「竹林寺参道」の標識にしたがって右折し、山道を登っていくと、ちょうど峠のところに駐車場がある。ここが登山口(ガイドブックで紹介されているルートでは下山時に通るところ)。

遊歩道のような広い山道。緩い登りで何度かつづら折れを繰り返すと・・・、

尾根に乗る。

尾根を登りきると車道に当たる。目の前には「小野篁生誕之地」の立派な石碑。

石碑のところをいったん右折。展望地へ向かい、眼下に河内の集落を見下ろす。

引き返して石碑を通り過ぎ、尾根を回りこむと、すぐに竹林寺の仁王門が見えてくる。

仁王門の仁王様たち。怖いけれどユーモラス。
ここの仁王様たちを思い出しました。

仁王門をくぐると、カバードブリッジの八千代橋が見える。本堂へ行くのは後にして、まずは山頂へ。

上の写真の石燈篭のところを左に曲がると、登りとなる。

わずかな登りで鐘楼に到着。とても響きのいい鐘でしたよ。

鐘楼から南側を眺めるとこんな様子。ぼーっと、海と島が見えています。

鐘楼のすぐ近く、三重塔跡の阿弥陀様。

篁山の山頂は、上の写真の左側の木立の中。

竹林寺の境内に戻る。

八千代橋の両側にはウシガエルがボーボーと鳴く大きな池が広がり・・・、

スイレンやコウホネが咲いている。

竹林寺の本堂。

こちらは護摩堂。立派な建物なのに、朽ちかけてしまっている。

ランチの前に、松ガ嶽城址へ行ってみることにした。仁王門に引き返し、階段下にある看板の側の道を入っていく。ガイドブックに紹介されている入野駅から登ってくると、ここに着くようだ。

この絵を見て、整備された眺めのいい城址を期待したのですが・・・。

篁山のピークを巻いて下っていく途中、梵字岩があった。けれど梵字はかなり薄く読み取りにくい。(って、読み取れても意味はわかりませんが;;)

姫ガ滝との分岐を左にとり、さらに少し下ると、写真の分岐がある。絵図から判断すると、右が本丸への道、左が三の丸下へのトラバース道。

左側の道を進むと、すぐにこのこの状態。絵図を見て、三の丸下まで行けると思っていたのに、この藪は一体・・・(-。-;;

気を取り直して本丸への道に入る。とても山道らしい。今日はずっと遊歩道のような道だったので、2人ともこの雰囲気を喜んだ・・・



のも束の間(笑)・・・、

登り切って傾斜が緩むと、絵図に載っている井戸跡が左手にある。ここは本丸跡よりは下になる。

井戸から先はこんな様子。

やっぱり!」と、すかさず夫からひと言。

(ツマ)「なんでー?」
(オット)「だってぴよが『行ってみよう』って言うところはだいたい藪じゃないか」
(ツマ)「えー、でもあの絵図を見たらもうちょっと歩きやすいのを想像するよー」

・・・帰ってガイドブックを見ると、「城址は荒れている」と書いてありました(汗;;

暑苦しい藪の突破は諦め、仁王門まで戻ってきた。境内の一画にあるベンチで、ようやくランチタイム。

下りでは、花の印をつけた、和菓子のような実に驚嘆したり、

迷い犬に出会ったりしながら、あっという間に駐車場に下りてきた。

この後、三景園に移動。


三景園のあじさい。

あじさいにはやはり雨が合う。
今日は日差しが強すぎた。


曇りの日のあじさいは
こちらをどうぞ。


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