宇根山(久井岩海)、三景園、中央森林公園ハイキングコース
2008年7月5日


雨の日は雨なりの楽しみ・・・
三景園のアジサイ園にて

地図とコンパスのイラストデータ
行程

10:40〜11:20 久井岩海

13:45〜15:15 三景園(アジサイ)

15:25中央森林公園駐車場…15:40ハイキングコース東入口(バーベキュー場)…16:05ゴルフ場あずまや16:10…16:35水呑場分岐16:45…17:15ハイキングコース西入口…17:40駐車場

コースタイム(歩行時間)

岩海の部 40分
三景園の部 90分
ハイキングコースの部 2時間10分
合計: 4時間

同行者
その他

中央森林公園駐車場 300円
入浴@獅子伏温泉ウィンズコートホテル 850円/1人(土日祝価格)


登山靴のイラスト 「曇り」のはずだった週末の天気予報はごく当たり前のこととして大きくはずれ、今週も土曜日は雨。先週、極楽寺山で傘をさして歩いて楽しかったので、今週もまた雨具を着なくてすむところを目的地に選んだ。朝から激しい雨と小雨とが交互に降り続く中を出発。まずは以前から行ってみたかった久井の岩海に向かう。三原久井ICを出て左折しなくてはならないのを直進してしまい、気づいたときにはなぜか「クロスロード御調」でいちじくパウンドケーキやトマトにお金を払っていたが(呆)、引き返して正しい道を進んでいるうちに、雨が峠を越えたから結果としては良かった。

久井の岩海を空から見たところ。三条の沢に岩が流れている様子がわかる。遊歩道はすべての岩海を見られるようにつけられている。

駐車場からわずかに登るとあずまやがあり、目の前に、ぜにがめごうろの下部が広がる。

あずまやのすぐ上にある分岐。直進すればぜにがめごうろの上部。右へほんの少し歩くと水音峡。

地下の流れの音が岩に反響して、まろやかな音が聞こえる水音峡。

ぜにがめごうろに引き返す。すぐに、少し落差のある滝ごうろに出会う。

ぜにがめごうろ上部は夏草に覆われ、なんだか収拾がつかなくなっていた。これでは岩海やらただの草藪やらわかりません。

ぜにがめごうろ最上部から右に行くと・・・、

なかごうろに至る。ここは樹林帯の中で、ぜにがめごうろとは趣が違う。

深い森の様な場所もあり・・・。

なかごうろ下部。三条の流れの中ではこのなかごうろがいちばん好きだった。

ふたたび水音峡を見て、おおごうろへと進む。

やはりあずまやのあるおおごうろ下部。上部への遊歩道は草に覆われ、マムシが怖かったのでここから駐車場へと引き返した。

で、久井の岩海、わざわざ見に来るほどのものだったか・・・(-_-)、
えーと、雨を含んだきれいな空気を吸って歩けたのは良かったです!

岩海を擁する宇根山は備後の最高峰で、中国から帰国した弘法大師が修行をしたところだという。山頂には地元有志の方々が普請した至幸院なるお寺(の、ようなもの)がある。


いや、わしゃぁ今日は車じゃけぇ
飲めんけぇ!(違)

近ごろ白髪がえっと出るけぇ、
毎日抜きよるんじゃが(違)

仁王門を入ると、大きなお大師さまが瀬戸内海を向いて立っておられた。そんな由緒ある山なのに、なぜ歩いて登る登山道がないのでしょうか?

久井からは大和町を経て、今日の二番目の目的地、広島空港そばの三景園へと移動。途中、「よがんす白竜」を素通りできず、ブルーベリーを買ってしまった(呆)。

←なんの花でしょう?

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園内には

いろいろな

花が咲いている。

せせらぎがあり、竹林の間の道もあり。

高台にある観月亭から見下ろす園内と、飛行場の管制塔。

用倉峠への道と、峠付近。
(ちなみにここも園内です。)


海、里、山の三つの景色を模したという三景園は、その歴史の浅さからは想像できないぐらいよくできた庭園だと思う。昨年初めて来て気に入り、アジサイがたくさんあるというので、季節になったらまた訪ねてみようと思っていたのだ。そしていよいよそのアジサイ園へ・・・。

アジサイの学名&英名はハイドランジア。ハイドロは水。先週のスイレンもそうだったが、やはり梅雨どきに咲く花は雨か曇り空が似合う。ここのたくさんの種類のアジサイも雨に濡れて、みずみずしく美しかった。

アジサイ園に感動した後、こんどはすぐ近くの中央森林公園へ移動。ようやく今日の主目的、「ゴルフ場一周ハイキングコース」踏破のため歩きはじめた。

この「ゴルフ場一周コース」は、前回挑戦しようとして公園センター前の案内板(絵地図)に惑わされ、結局入口がわからずあきらめたもの。今回は最初から案内板は無視し、ネットで調べておいた「バーベキュー場」を目指した結果、すぐに東側入口(写真)が見つかった。入口の簡単な地図によれば、ハイキングコースの全周(東側入口〜西側入口)は4.58km。駐車場から東側入口までと、西側入口から駐車場までを入れれば、全部で7km程度はありそうだ。

入口を入ると意外にもちゃんとした山の中になる。

ひと登りで尾根に乗る。しばらく尾根上の道。このあたりは眺めもよく、山陽本線が通る谷を見下ろせる。

あまり通る人もいないのではという気がするが、手入れされた快適な道が続く。ゴルフボールが飛んで来る心配はありません(笑)。

ハイキングコースの水場を兼ねるゴルフ場のあずまや。

あずまやを過ぎると道は尾根をはずれ薄暗い斜面を下っていく。いったん登り返し(写真)・・・、

また下る。

そのうち舗装された管理道に出ると、行く手に急な階段が見える。このあたりがハイキングコースの最低部分。

階段を登っていく。この後、急な箇所はないものの登りが続く。

地図を持っていなかったので先が読めず、いつまでも続く登り坂がボディブローのように効いてきた。地図を持たずに歩くことはあまりないので、先が読めないことで疲れが増幅されるのを忘れかけていた。2つめの水場分岐で休憩。

ようやく平坦な道になる。しかしこの先にはまた登りが・・・。そうこうするうちに、昼間はやんでいた雨がまた降り始めた。この先しばらく惰性で歩いていたので写真と記憶がありません(=_=;;

アップダウンを繰り返し、ゴルフ場の西側へと回り込むと、きれいな林の中を通る。ここまで来れば西側入口はもうすぐ。

ジグザグに下っていくと・・・、

西側入口に出る。そのまま右に管理道を歩き、車道に当たったところで左折。峠を越えると、飛行場のレンタカーショップのところに出る。しかし私たちは車道と並行しているサイクリングコースに入り、そこを歩いて駐車場まで戻ることにした。

公園センターが見えてくると、駐車場はもうすぐ。ハイキングコースは適度なアップダウンがあり、期待した以上におもしろかった。広島の山は歩き尽くしたという人、山歩き初心者の人、どちらにもお勧めです〜。


風呂桶のイラスト 今日のおフロは、飛行場にも近いウィンズコートホテルの獅子伏温泉。あまり期待せずに入ったが、脱衣場の暗めの照明が落ち着くし、洗い場にもしきりがあり、満足度は高かった。


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