福田頭 1252m  2012年5月26日


竜王山から見る福田頭
登山口のある福田集落はこの裏側

地図とコンパスのイラストデータ
行程

9:50福田集会所…10:25登山口10:30…10:43一の滝分岐…10:45一の滝…11:03二の滝…11:10三の滝11:15…11:47水呑場…12:00おおはの峠12:05…12:35福田頭山頂13:25…13:45兎舞台の頭14:15…14:48昇龍の滝下…14:55下山口

コースタイム(歩行時間) 3時間半
同行者 ぽち隊長、夫
その他 入浴@かさべるで 300円/1人



登山靴のイラスト 前回福田頭に行ってからすでに4年。また行きたいなーと思いながらも足が遠のいていたのは、ひとえにあの長い林道歩きが原因。久しぶりにぽち隊長と山に行くことになり、ぽち号の出動が期待できるとあって、回送ありでこの山に行くことにした。

林道下山口に1台を置き、もう一台で登山口となる福田集会所まで下りて歩きだす。集落の中を登っていくと橋があり、そこを渡って右折。すると、こんな柵ができていた。熊よけでしょうか?




里はタニウツギの花が満開。
今年も大好きなこの花を見られてうれしい。



柵をまたいで杉林を抜け、沢を渡ってまた杉林を抜けると(左写真)、その先は若い緑の中。 この季節の緑は、なんの変哲もない低山の景色を雑誌の1ページのように変える↓。















福田集会所から35分で、ようやく登山口に到着。ここから本当の山の中へ。

最初に橋を渡る。

しばらくして渡り返す。あとは三の滝までこの谷の右岸を歩く。

サワグルミの木を横目に、美しい谷のトラバース道。

登山道から1分ほど離れている一の滝を往復。

どこまでも緑の中。まだムシも出ていなくて、暑いけれど爽やかで気持ちがいい。

二の滝。

三の滝で左岸に渡る。

三の滝の上流には小滝が連続する。

この山の前半のハイライト。流れのすぐ横の道。

やがて谷の傾斜が緩むと、また渡り返して湿地帯へと入っていく。

とまどうばかりの緑。足下には夥しい数のラショウモンカズラが咲く。最初はいちいち「わー!」と声をあげていたが、あまりに数が多いので、次第に有り難みも失せてくる(笑)。

登山道は左に高度を上げ、谷は右下に沈む。

大波(おおは)の峠が近づいてきた。

峠から見る竜王山。向こうからこちらを見ると、トップの写真のように見える。

峠からしばらく急な登りをこなすと、傾斜はゆるみ、小コブをいくつか越える。

山頂に到着! ここのタニウツギはまだ咲いていない。

またやってきましたねー、「山でお肉」の季節が。

山頂から、南東側のピーク群。

こちらはおなじみ吾妻山や高野毛無山方面。


山頂を下り始めると、右手に展望が開ける場所がある。
そこから眺める比婆山連峰(の一部)。

ブナ林を緩く下っていくと・・・、

こんどは左手に展望地。福田集落を見下ろします。

兎舞台の頭でコーヒータイム。
ぽち隊長、地図を凝視しています(笑)。

兎舞台の頭からは尾根を乗り換え、西に向かう急な下り。

右手に秀麗な吾妻山が見え隠れする。

「比婆山」の標識 そしてこの標識の場所でぽち隊長が激写しているのは・・・、

比婆山連峰(御陵のピークと烏帽子山) なじみ深い山々です。

登山道は尾根を外れ、大きなつづら折れのトラバース道となる。その途中の大ブナ、なんとこんな姿になっていました。(マウスポインタを上へ。4年前の姿です。)

最後に谷に下り、昇龍の滝を見て谷の中を下りていくと、5分ほどで下山口の林道駐車場に出る。今日はまだ湿度も低く、虫も少なく、気持ちのいい汗をかけた。湿地帯の花は期待したほど咲いていなかったけれど・・・。


ハナイカダ

ユキザサ

ラショウモンカズラ


スズシロソウ

ミヤマハコベ

キケマン


コケイラン

チゴユリ

ミツバツチグリ


イワカガミ

ダイセンキスミレ


風呂桶のイラスト 今日のおフロは、福田集落の高台に建つかさべるで。清潔なお風呂で汗を流し、山小屋のような談話スペースに座って話をしていると、あまりの心地よさに根が生えそうになった。


リンクバー

inserted by FC2 system