寺山公園から見る福王寺山
データ | |
行程 |
10:00駐車場所…10:05福王寺口登山口…10:50展望台11:00…11:25福王寺山駐車場…11:40福王寺本堂周辺&金亀池12:40…12:55三鬼堂…13:00福王寺山山頂13:05…13:20金亀池&本堂周辺13:50…14:00寺駐車場…14:20展望台14:45…15:15福王寺口…15:20駐車場所 |
コースタイム(歩行時間) | 3時間10分 |
同行者 | 夫 |
その他 |
11月下旬の週末と言えばこれまでは宮島や岩国のような、紅葉の名所と言われる場所の山に行っていたけれど、今年は人のいない静かな山に行きたいと思った。だいぶ前から「やまのおかし」に「福王栗」を載せていながら、実は未踏だった福王寺山を目指すことにする。 当初の計画では寺山公園に駐車し可部の街を抜けて登山口まで歩くつもりだった。が、現地で福王寺山を眺めて(トップの写真)、麓までの遠さにあっさり挫折。ふたたび車に乗り、R191脇にある某商業施設の大駐車場に停めて出発。(もちろん下山後にその商業施設を利用しました。) |
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「福王寺」バス停前でR191を離れ北へ向かう道に入る。しばらく住宅街を登っていく。道路脇にはこんな石柱。なぜ「心経道」かというと、ここから副王寺の入り口まで、般若心経の文言を彫った丁石がずっと並んでいるから。ときどき何文字か省略してあります(笑)。 | ||
住宅街が終わると、真新しい堰堤のある公園(のようなところ)を抜ける。堰堤を過ぎ、遊歩道を登っていくと・・・、 | ||
やがて山道となる。 | ||
山道と言ってもとても広く整備された参道。 | ||
展望台に到着。目の前に鬼ガ城山(右)〜白木山が大きい。 | ||
展望台から車道を横切って、ふたたび参道へ。 | ||
丁石に彫られた般若心経は、どこまで進んだかの目安になる。 (ツマ)「あ、ここも省略してある」 (オット)「ほんまじゃ。スペースがないから エッセンスだけ彫ったんじゃろう。」 |
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基本的には尾根上ながら、左右に尾根のコブを避けて通る道。 | ||
車道終点の副王寺駐車場までやってきた。 | ||
不動明王が並ぶ参道を登っていく。写真は南原峡からの道が合流する地点。 | ||
やがて仁王門が見えてくる。この門をくぐって石段を登ると・・・、 | ||
驚くほど背の高い杉(灯明杉)が立つ福王寺の境内に入る。 | ||
多くの堂宇が並ぶ境内。こんな山の上に・・・、と、その立派さに驚くばかり。 | ||
境内の紅葉はピークのようだった。それなのに訪ねている人は片手で数えられるほど。 | ||
境内を抜け、金亀池(きんきいけ)へと向かう。 | ||
池畔でランチ。この池には鯉がいますが、吾妻山のあの凶暴なまでに貪欲な鯉のみなさんと違って、穏やかなものです。 | ||
ランチの後で山頂に向かう。池畔からはどの道をとっても、山頂に通じる尾根に乗る。 | ||
地図で予想するよりは急な登りが数箇所。 | ||
三鬼堂のある小ピーク。実はここの方が山頂よりも少しだけ高い。 | ||
気持ちのいい尾根道を進んでいくと・・・、 | ||
山頂三角点に至る。展望はないとガイドブックには書いてあるけれど・・・、 | ||
写真ではわかりにくいが、吉和冠山まで見える眺望があった。 | ||
紅葉を眺めて尾根道を引き返す。 | ||
左側が登りの尾根道。下りはここでショートカットして金亀池に下りる。 | ||
紅葉を写す池。 | ||
池の近くにある稲荷社。 | ||
福王寺境内に戻り、もう一度紅葉を眺める。 | ||
見事でした。 | ||
下山は往路を下る。こんなふうに左右に尾根を避けていて、尾根の頂点にベンチがある箇所が多いので・・・、 (ツマ)「ねえねえ、この尾根に上がってそのまま行ってみない?」 (オット)「オレはいいよ。ぴよだけ行けば?どうせ合流するじゃろ」 (ツマ)「じゃ、そうする!」 と、一箇所で尾根に上ってみたところ・・・、 |
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大藪に敗退(大汗;;) 選んだ箇所が悪かった。 結局地道に参道を下ることにする。 |
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展望台まで戻り、白木山を眺めてコーヒータイム。 | ||
同じく展望台から、最奥が呉娑々山。 | ||
最後は晩秋の実りを羨ましく見上げつつ、住宅街を下る。トリなら食べても叱られない↓のですが・・・。 | ||
陽だまり中の参道、見事な伽藍、そして紅葉。こんな完璧な組み合わせなのに出会った人は数えるほど。静かな山を楽しんだ1日だった。 |