臥龍山 1223m (7) スノーシュー
2009年1月17日


氷結した聖湖を隔てて見る臥龍山

地図とコンパスのイラストデータ
行程

9:50駐車場所…10:00聖湖コース登山口10:05…10:35菅原林道10:40…11:00 1053mピーク…11:50南西ピーク展望岩…12:10臥龍山山頂13:05…13:45菅原林道13:50…聖湖コース分岐…14:35休憩15:00…15:10車道…15:20駐車場所

コースタイム(歩行時間) 3時間55分
同行者 Oさん、夫
その他 入浴@いこいの村ひろしま 500円/1人


登山靴のイラスト 冬の臥龍山に来るのは3回め。今回は、冬にはまだ未体験の聖湖コースを登ることにした。10年くらい前の大雪のとき、両親が会山行でここを登り、胸までのラッセルで菅原林道に出るまでに2時間以上かかったという話を聞いていたので、それなりの覚悟をして来た。

が、私たちが登りはじめる少し前に10人ほどのパーティが先行し、数の力に任せてその人たちがつけてくれた立派なトレースをたどったので、無雪期とほぼ同じ時間で林道に出ることができた。結局、山頂までそのトレースをたどることになり、ずいぶん楽をさせてもらった。山口ナンバーの車2台で来られていた、黒いワンちゃんを連れたパーティのみなさん、ありがとうございました。

登山口のすぐ側には、その山口パーティの車が停まっていてスペースがなかったので、長者原方面に少し下がったところに駐車。圧雪で真っ白な車道を歩いて登山口へと向かう。                                                                                                                                                               

登山口を入ると、すぐに自然林の中。今日は寒波が緩み、風もないので登りでは汗をかいてしまう。

あっさりと菅原林道まで登ってきた。このねじれたブナの木が目印。

林道は真冬の景色。雪の量も増えたような感じがする。

ヘアピンカーブを回り込み、林道を離れて右手の斜面を尾根へと登る。

聖湖コースは、ウマゴヤ谷に比べて若くすらっとしたブナが多い。

もうすぐ1053mピーク。

1053mピークの双子(夫婦?)ブナ。ここから少し下り、また登り始める。

左端がモランばあさんです(笑)。なぜか冬の山にはムーミンキャラクター多し。

どんどん違う世界に入っていく。

ああっ、Oさん、そっちは雪の女王の国ですよっ!

と、叫びたくなるような、真っ白な世界。

南西ピークの展望大岩を過ぎると、そこはもう山頂部の一画。

山頂の岩はこんな様子。大休止の間も、小さな雪が音もなく降り続いていた。

ランチをとった場所のすぐ近くにあった木。なにかが宿っているとしか思えない・・・。

今日は1台で来ているので下山は同じ方向に下るしかない。しかし登ってきたトレースをたどって下りるだけではつまらない。そこで菅原林道の一点に狙いを定め、コンパスを振ってその方向に下りていくことにした。周囲は真っ白で視界がないので、最初は少しだけ不安に思いつつ先頭を下っていたが、下るにつれて、狙った通りの地形が見えてきてひと安心。



そして、こんな↓思いがけない出会いが待っていた。



ここは大万木山?









いえいえちゃんと臥龍山です。










タコブナの大きさはこれぐらい。人目につかない場所にずっと立っていたこれに出会えただけで、今日登ってきた甲斐があった。どこにあったかは内緒です。

菅原林道を下る。後から私たちの足跡をたどって下りて来られた夫婦のご主人に「ハマりましたね」と言われた。私たちは意図して林道に下ったのですが、ハマったように見えたのですね・・・(- . -)。

林道を左にそれ、朝登って来た聖湖方面へのコースに入る。ここもトレース通りに下る必要はなく、谷に入らないようにして好きなところを滑るように下りた・・・、が、上部に比べると雪が重く、意外に筋力が必要。疲れてきたので、最後に雪の中に座り込み、お決まりのコーヒータイムをとって車道へ下山。

聖湖コースの初夏の様子はこちら

リンクバー

inserted by FC2 system