臥龍山 1223m (8)
(聖湖ルート) & 尾崎沼
2009年7月12日


恐羅漢山から見る臥龍山

地図とコンパスのイラストデータ
行程

9:05駐車場所…9:10登山口…10:35菅原林道…10:37林道臥龍山入口…10:45 1053m…10:15見晴らし岩10:20…10:30臥龍山山頂11:20…11:30トラバース道分岐…11:40雪霊水…12:15林道聖湖ル―ト入口…12:30登山口…12:35駐車場所

13:25尾崎沼散策14:15

コースタイム(歩行時間) 2時間35分 + 尾崎沼約40分
同行者
その他 入浴@いこいの村ひろしま 500円/1人


登山靴のイラスト 臥龍山の地形図を見ると、雪霊水のところから山頂北側の尾根にかけて、2cmほどトラバース道の破線が入っている。このわずか500mほどの道が、長いこと気にかかっていた。今日は日曜登山で早めに帰りたいのでお手軽に聖湖ルートを登り、山頂からはいったん北東に下りてそのトラバース道を雪霊水まで戻る予定。たとえ500mとは言え、未知の登山道があるというだけで楽しみになってくる。

聖湖ルート登山口に近い空き地に駐車し、車道を少し歩いて谷の入口から山道に入る。最近下刈りがされたばかりのようで、とても歩きやすい道。周囲はこの通り素敵な緑。朝に活動するいろいろな鳥の声も爽やか。

20分ほど登ると、この斜めに立つブナが見えてくる。ここでいったん菅原林道に出る。

林道のヘアピンカーブを登ると、すぐにまた山道の入口。

ふたたび落葉樹の緑の中。

1053m地点を過ぎ、少し下って林道との五差路を直進すると、少しずつ急な登りとなる。ここを頑張ればなだらかな山頂部に出る。

みんな大好き? たまごボーロ茸。

傾斜が緩むと右手に大岩がある。登ってみると、聖湖の湖面の向こうに、恐羅漢山(尖ったピーク)をはじめとして、十方山、砥石郷山、聖山など、おなじみの山々が居並ぶ。

こちらは大岩から見る深入山。

ハウチワカエデのファミリー。

大岩から傾斜のほとんどない道を約10分で山頂。誰もいませんね。

日ざしを避けて、ナツツバキの木の側でランチにした。旅をして来たアサギマダラが、1匹だけひらひらと飛んでいた。

山頂からいったん掛頭山への縦走路に入り・・・、

最初に現れる分岐を左に曲がる。ここから雪霊水までが初体験部分(^-^)

思った以上にきれいなトラバース道。草が刈られた幅も広く、とても歩きやすい。右側に見下ろす斜面のブナ林がとてもきれい。

二度ほど、沢筋を渡る箇所だけは石がゴロゴロしている。

まあこんなのもいますが(笑)。

10分ほどで雪霊水のある菅原林道の終点に出る。いつの間にか立派なお社が建っていた。

菅原林道をそのまま下る。

林道とは言っても、どの季節も本当に素晴らしい道。

朝から登山道の上に散っているのを何度も見たナツツバキ。ようやく散り残った一輪を見つけた。

林道からふたたび登山道に入り、聖湖ルートの登山口に下山。涼しげな流れを見て、駐車場所に戻る。

下山後は車で雪霊水を汲みに行き、さらに尾崎沼に向かった。実は5月中旬にも来たばかり。リュウキンカぐらいしか花が見られなかったそのときに比べ、季節も移って少しは花が増えているはず。しかし、ついこの間来ただけに、「また尾崎沼かー。オレ車で待ってるから、1人で歩けよ」と、夫がつれない。

「で、でもクマが出るよ;;」と、不安なツマ。
「ぴよなら大丈夫!脚太いから蹴散らせるよ」
「ど、どうやって?」
「いつも家でやってるじゃん」(←やってません!)

と、わけのわからない太鼓判をオットに押され、結局、常時鈴を鳴らしながら1人で遊歩道を1周することにした。

ここが沼(ため池)の南端。今日は右側から、沼を左にして北上します。

ボードウォークがいい感じ。ただ周囲は笹藪なので、ガサっとでも音がしようものなら、ものすごくドキドキする。

いまが盛りのハンカイソウ。外国の森の中のよう。

ここが沼のいちばん奥。ハンカイソウとノハナショウブのお花畑となっていた。

南に向きを変え、コウホネが咲く湖面を眺めて下っていく。あちこちで立ち止まり、ゆっくり花を見ながら歩いて50分。どうやら熊には出遭わずに車に戻ってきた。夫、そよ風を浴びて激寝中。キミはツマを心配していなかったのか?!

尾崎沼駐車場からさっき登った臥龍山を眺める。今日は臥龍山の山道では数えるほどしか花を見かけなかったので、尾崎沼で湿原や野の花を見られて良かった。


湿原と野の花
(尾崎沼以外の花もあります。)


←クサレダマ
腐ってないのに・・・、と思っていたら、
「草連玉」と書くんですね。
バイケイソウ→
とても好きな花。
日本アルプスに行かないと
見られないのかと思っていました。


ツチアケビ

ハンカイソウ


ノハナショウブ

コバノギボウシ

カキラン


ササユリ

ミソハギ

チダケサシ


ミズチドリ





シコク?フウロ

2009年7月下旬後記:
ビッチュウフウロ」だそうです。
私の「花サポーター1号」さんより
メールをいただきました。

ユウスゲ





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