恐羅漢山から見る臥龍山
データ | |
行程 |
9:05駐車場所…9:10登山口…10:35菅原林道…10:37林道臥龍山入口…10:45 1053m…10:15見晴らし岩10:20…10:30臥龍山山頂11:20…11:30トラバース道分岐…11:40雪霊水…12:15林道聖湖ル―ト入口…12:30登山口…12:35駐車場所 |
コースタイム(歩行時間) | 2時間35分 + 尾崎沼約40分 |
同行者 | 夫 |
その他 | 入浴@いこいの村ひろしま 500円/1人 |
臥龍山の地形図を見ると、雪霊水のところから山頂北側の尾根にかけて、2cmほどトラバース道の破線が入っている。このわずか500mほどの道が、長いこと気にかかっていた。今日は日曜登山で早めに帰りたいのでお手軽に聖湖ルートを登り、山頂からはいったん北東に下りてそのトラバース道を雪霊水まで戻る予定。たとえ500mとは言え、未知の登山道があるというだけで楽しみになってくる。 | ||
聖湖ルート登山口に近い空き地に駐車し、車道を少し歩いて谷の入口から山道に入る。最近下刈りがされたばかりのようで、とても歩きやすい道。周囲はこの通り素敵な緑。朝に活動するいろいろな鳥の声も爽やか。 | ||
20分ほど登ると、この斜めに立つブナが見えてくる。ここでいったん菅原林道に出る。 | ||
林道のヘアピンカーブを登ると、すぐにまた山道の入口。 | ||
ふたたび落葉樹の緑の中。 | ||
1053m地点を過ぎ、少し下って林道との五差路を直進すると、少しずつ急な登りとなる。ここを頑張ればなだらかな山頂部に出る。 | ||
みんな大好き? たまごボーロ茸。 | ||
傾斜が緩むと右手に大岩がある。登ってみると、聖湖の湖面の向こうに、恐羅漢山(尖ったピーク)をはじめとして、十方山、砥石郷山、聖山など、おなじみの山々が居並ぶ。 | ||
こちらは大岩から見る深入山。 | ||
ハウチワカエデのファミリー。 | ||
大岩から傾斜のほとんどない道を約10分で山頂。誰もいませんね。 | ||
日ざしを避けて、ナツツバキの木の側でランチにした。旅をして来たアサギマダラが、1匹だけひらひらと飛んでいた。 | ||
山頂からいったん掛頭山への縦走路に入り・・・、 | |
最初に現れる分岐を左に曲がる。ここから雪霊水までが初体験部分(^-^) | |
思った以上にきれいなトラバース道。草が刈られた幅も広く、とても歩きやすい。右側に見下ろす斜面のブナ林がとてもきれい。 | |
二度ほど、沢筋を渡る箇所だけは石がゴロゴロしている。 | |
まあこんなのもいますが(笑)。 | |
10分ほどで雪霊水のある菅原林道の終点に出る。いつの間にか立派なお社が建っていた。 | |
菅原林道をそのまま下る。 | |
林道とは言っても、どの季節も本当に素晴らしい道。 | |
朝から登山道の上に散っているのを何度も見たナツツバキ。ようやく散り残った一輪を見つけた。 | |
林道からふたたび登山道に入り、聖湖ルートの登山口に下山。涼しげな流れを見て、駐車場所に戻る。 | |
下山後は車で雪霊水を汲みに行き、さらに尾崎沼に向かった。実は5月中旬にも来たばかり。リュウキンカぐらいしか花が見られなかったそのときに比べ、季節も移って少しは花が増えているはず。しかし、ついこの間来ただけに、「また尾崎沼かー。オレ車で待ってるから、1人で歩けよ」と、夫がつれない。 「で、でもクマが出るよ;;」と、不安なツマ。 「ぴよなら大丈夫!脚太いから蹴散らせるよ」 「ど、どうやって?」 「いつも家でやってるじゃん」(←やってません!) と、わけのわからない太鼓判をオットに押され、結局、常時鈴を鳴らしながら1人で遊歩道を1周することにした。 |
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ここが沼(ため池)の南端。今日は右側から、沼を左にして北上します。 | |
ボードウォークがいい感じ。ただ周囲は笹藪なので、ガサっとでも音がしようものなら、ものすごくドキドキする。 | |
いまが盛りのハンカイソウ。外国の森の中のよう。 | |
ここが沼のいちばん奥。ハンカイソウとノハナショウブのお花畑となっていた。 | |
南に向きを変え、コウホネが咲く湖面を眺めて下っていく。あちこちで立ち止まり、ゆっくり花を見ながら歩いて50分。どうやら熊には出遭わずに車に戻ってきた。夫、そよ風を浴びて激寝中。キミはツマを心配していなかったのか?! | |
尾崎沼駐車場からさっき登った臥龍山を眺める。今日は臥龍山の山道では数えるほどしか花を見かけなかったので、尾崎沼で湿原や野の花を見られて良かった。 |
湿原と野の花 (尾崎沼以外の花もあります。) |
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←クサレダマ 腐ってないのに・・・、と思っていたら、 「草連玉」と書くんですね。 |
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バイケイソウ→ とても好きな花。 日本アルプスに行かないと 見られないのかと思っていました。 |
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ツチアケビ |
ハンカイソウ |
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ノハナショウブ |
コバノギボウシ |
カキラン |
ササユリ |
ミソハギ |
チダケサシ |
ミズチドリ |
シコク?フウロ 2009年7月下旬後記: 「ビッチュウフウロ」だそうです。 私の「花サポーター1号」さんより メールをいただきました。 |
ユウスゲ |