池の段から見る比婆山連峰の最高峰、立烏帽子山
データ | |
行程 |
10:20六の原…11:00出雲峠11:05…11:50烏帽子山12:45…13:10御陵13:15…13:40越原越…13:50休憩13:55…14:15池の段14:30…14:35鞍部15:00…15:10立烏帽子山…15:20引き返す…15:30鞍部…15:45立烏帽子駐車場15:50…16:13笹の尾根分岐…16:35展望園地分岐…16:43展望園地…17:00第一キャンプ場…17:05六の原 |
コースタイム(歩行時間) | 4時間50分 |
同行者 | Oさん、夫 |
その他 | 入浴@県民の森広島公演センター 500円/1人 |
今シーズン最後の雪の山のつもりで、比婆山に行く計画を立てた。ロードレーサーとして始動間近なSさんは欠席。Oさんと3人、O号を出してもらって六の原に向かう。駐車場までの道路にはまったく雪がなかった。 | |
今日は毛無山方面を歩くつもりだったが、駐車場に着いて見上げると、そちら側には雪がほとんどない(ように見えた)。一方の御陵方面を見上げると、きれいな霧氷が見える。そこで急遽計画を変更。烏帽子山から御陵に向かうことにした。御陵から後は成りゆき次第ということで・・・。 | |
六の原から出雲峠へ。青年の家を過ぎるあたりから雪が残っていて、奥へ進むに連れてしっかりした雪面になっていった。 | |
出雲峠の雪の量は、ベンチが雪から出かけている程度。締まっていて沈まないので、ここで私はアイゼンを装着。Oさんと夫はスノーシュー。スノーシューは邪魔だったのではと思って後で聞いてみると、ヒールリフターがあったので急登がとても楽だったとのこと。 | |
杉林を抜けると、夏道をそれて尾根の直登になる。これからしばらく、急な登りが続く。 | |
左側から夏道の尾根が合流する付近。 | |
か、カワイイ・・・(*^ - ^*) | |
急登が緩むと展望のいい山頂部。昨年同じ時期に来たときはここから一面の雪原だったのに、今年は灌木があちこちに出ている。そして山頂は、広い範囲で地面がすっかり出てしまっていた。灌木の背丈は高いもので私と同じくらい。昨年それがまったく見えなかったということは、3月初旬時点で163cmを超える雪が日当たりのいい山頂に残っていたということになる。このあまりの落差が、単にゆらぎで片づけられるのならいいのですが・・・。 | |
大きな空の下の猫山、道後山方面。 | |
吾妻山にも雪が少ない・・・。 | |
ランチをとって御陵へ。福田頭を眺めながら鞍部へと下る。 | |
鞍部の指道標。 | |
登り返して振り返る烏帽子山(白い部分)。 | |
今日の御陵はこんな様子。 | |
御陵から後のルートは決めずに登って来たが、池の段に向かうことにした。尾根を直進すると、越原越(おっぱらごえ)への急な下りの前に、しばらく展望が開ける場所がある。 | |
振り返るとこんな感じ。気持ちいい! | |
尾根が細くなり、越原越への下りとなる。 | |
越原越から池の段への登り返し。 | |
樹林帯を抜けて・・・、 | |
振り返ると御陵が見える。 | |
池の段の肩から見る毛無山、伊良谷山、牛曳山の稜線。谷底が六の原。 | |
池の段山頂部から見る立烏帽子山。 | |
同じく池の段から、大膳原、吾妻山、そして猿政山。 | |
立烏帽子山との鞍部に下りて、池の段山頂部にできた雪庇を眺めながらコーヒータイム。 | |
立烏帽子山への登り。雪が少なく、岩が出ていたり、踏み抜きそうな箇所があったりして、歩きにくかった。これ以上融けてしまうと、もう楽しい雪歩きはできなくなるだろう。 | |
立烏帽子山から竜王山を目の前に、いったんは夏道の通りに下り始めた。しかしこの写真の先で、あまりにも急な落ち込みを見て尻込みしてしまった私。計画部権限(笑)で、鞍部に戻って巻き道を帰ることに決定。その急斜面には古いトレースがあったので、元気なヒトもいるもんだと思っていたら、間接的に知っているこの方と、お仲間のこの方たちでした。さらに翌日には「気ままな山登り」さんもここを下りられたようで・・・。みんな勇気があるんですねぇ(= _ =;;) | |
少々疲れを覚えつつ、巻き道を立烏帽子駐車場へと向かう。 | |
駐車場からは、夏道の標識通りにトレースがついていたので、それに沿ってトラバースに入る。ここは斜度がけっこうあり、雪がもっと多いときや状態が良くないときは、尾根通しの方がいいのではないでしょうか。 | |
立烏帽子駐車場から六の原まで3.6kmもあるこのルート。上の写真のトラバースの後は尾根道なので調子よく進んでいたが、笹の尾根から延々とトラバースが続くようになって疲れてきた。展望園地からそのまま尾根を下りたい誘惑にかられたが、それには少し雪が少なすぎる。それでも最後は地図を見て適当に下ってキャンプ場に出た。今日は展望も良かったし、たくさん歩いてみんな満足。 |