東赤石山 1706m
筏津〜赤石山荘〜八巻山〜東赤石山〜筏津
2021年5月28日


八巻山から見る東赤石山

地図とコンパスのイラストデータ
行程

7:35筏津駐車場・・・7:38筏津登山口7:43・・・8:05豊後・・・8:45分岐・・・8:53(ルート探索)9:05・・・9:15休憩9:20・・・9:58渡渉・・・10:23沢の中の桟道・・・10:43渡渉・・・11:20赤石山荘11:55・・・12:10亀岩・・・12:25八巻山12:35・・・13:00分岐・・・13:10東赤石山西ピーク・・・13:13東赤石山三角点ピーク13:18・・・13:20西ピーク13:55・・・14:02分岐・・・14:12分岐・・・14:16分岐・・・15:00休憩15:05・・・15:35渡渉・・・15:55分岐16:05・・・16:35豊後・・・16:53登山口16:57・・・17:00登山口

コースタイム(歩行時間) 7時間25分
同行者
その他


登山靴のイラスト ゴールデンウィークに西赤石山に登った後、その隣にある東赤石山が気になってしょうがない。それで1ヶ月もたたないうちに、また四国の地を踏むことになった。

登山口のある筏津の駐車場。川の右岸にある。筏津山荘はなくなって久しいようだった。ここには別子銅山の筏津坑入口もあり、新居浜側から車で移動してきた距離を思い、銅山の規模に驚く。

登山口は駐車場から橋を渡った対岸の道路脇にある。

少し登ると、すぐに長いトラバース道になる。

20分ほど歩くと、もうひとつの登山口、瀬場からのコースと合流する。
(写真は振り返ったところ。) 

この辺りは豊後と言い、平家の落人集落があったところだという。

水場(黄色い矢印)を過ぎる。

トラバース道の登りが・・・

続く。
やがて右側の谷に 八間滝が見え隠れし、そこからさらに歩いていくと・・・、

瀬場谷にかかる橋を渡る。

橋を渡るとすぐに分岐。左側に進み、右側から戻ってきます。

長いトラバース道。

炭焼窯のようなもの。ものすごく大きいから、何か別の用途かもしれません。

こんな桟道もあり・・・。

やがてトラバース道は植林帯に入る。薄暗くて全然おもしろくない。

左側に下り。瀬場谷を渡る。

振り返るとこんな感じ。

しばらく瀬場谷の右岸を、支沢を渡りつつ歩く。

その先で右の瀬場谷に下り、流れの中央の木に赤リボンがあるので渡ったものの・・・

道が消滅。

引き返してよく見ると、谷に下りた地点から流れを渡らず、そのまま右岸をへつるようになっていた。この写真の桟道が手前にある岩で見えなかったのです。

にしても、あの流れの中のテープは一体何だったのだろう・・・。

しばらくして今度こそ流れを渡ります。
(写真は振り返ったところ。)

輝く新緑の下、急坂を登ってゆく。

足元はごろごろした岩ばかり。沢筋でしょうか。

おっとシャクナゲが咲いていました。

周囲が開けると、目の前に八巻山の稜線が見える。

分岐を左にとり、赤石山荘に到着。八巻山を見上げつつ、ここでランチ。

山荘は2019年の末に閉じてしまったようだ。ぐるぐる巻いた長〜い布団を広げて寝るスタイルだったそうですが(←母の回顧談)。

さて、それでは八巻山に登りましょう。
「難路」と書いてあるが・・・、

ぜんぜん難路ではなく、岩を縫って登っていくのがすごく楽しい。

赤石山荘を見下ろす。

トカゲ岩のところで稜線に出る。岩の向こうに出てみると・・・、

瀬戸内海が見渡せる。

トカゲ岩からは、八巻山の北斜面をトラバースして登っていく。

右手に見上げる八巻山の尾根筋。

四国でこんな岩登りができるとは!

八巻山山頂に到着。向こうに今日の目的地、東赤石山が見える。

東赤石山に進みます。
近くに見えるが、岩稜歩きで意外に時間がかかる。

赤石越の鞍部を過ぎ、シャクナゲ林を通り、この岩を登ると・・・、

東赤石山の西側ピーク。

さらにシャクナゲ林を通り・・・

東赤石山の三角点ピークへ。
二つのピークはどちらも眺めが良いが、この三角点ピークからは八巻山は見えない。






三角点ピークから南側のパノラマ





エビラ山や二つ岳でしょうかね、こちらも歩いてみたいものです。

笹ヶ峰と沓掛山の間に石鎚山。

ごつごつした伊予富士の向こうにさらに高い山が見えるのは、筒上山〜手箱山のようです。






西側ピークに戻ってコーヒータイム。
ここからはさっき越えてきた八巻山が見える。





赤石越に下り、左折。

急坂を下って左折。

続いて右折。

するとまたもや岩だらけのこんな道となる。

(オット)「クリヤ谷への下りみたいだな」
(ツマ)「あそこまでひどくないんじゃない」

などと余裕だったのですが・・・、

いやこれはもう、クリヤ谷への下りでした(笑)。
歩きにくいこと甚だしい。加齢で弱りつつある足裏へのインパクトが大きく、つらかった。
(写真は振り返ったところ。)

やがてクリヤ谷状態からは脱したものの、こんどは登りと同じく植林帯の面白くない下りが延々と続く。

右下に見えていた谷を渡る。徒渉地点のすぐ下流は滝になっている。

徒渉地点を振り返るとこんな感じ。
この山は肝心なところに指道標がないが、この辺りも少しわかりにくい。

右岸の道を下る。

さらに植林帯を下り・・・、

ようやく瀬場谷の分岐まで戻って来た。ここからは往路を戻り・・・、

登山口に到着。

今回は実は有休を使って信州の山に行こうと思っていたのだが、居住県が緊急事態宣言の対象地域になってしまい、電車の中での人目を気にして車での移動となる四国にした、というのが本当のところ。同調圧力に負けてしまった自分が腹立たしい。
とは言え東赤石山はずいぶんと歩き応えのある山で、充足感は大きかった。

リンクバー
inserted by FC2 system