十方山 1318m (10)  瀬戸滝側ルート往復
2010年6月12日


深入山から見る十方山

地図とコンパスのイラストデータ
行程

9:20瀬戸滝遊歩道入口…9:35瀬戸滝9:40…9:45分岐(サングラス)9:50…10:10瀬戸滝分岐…10:30右岸→左岸…11:00五合目11:05…(三ツ倉遭難碑)…12:15十方山山頂13:05…13:50五合目14:20…14:52瀬戸滝分岐…15:15登山口

コースタイム(歩行時間) 4時間20分
同行者 ユッキー、夫
その他 入浴@潮原温泉松かわ 550円/1人


登山靴のイラスト ゴールデンウィークが明けてからは軽めの山にばかり行っていて、山の高さ、山らしさ、そして歩行時間という点でもややもの足りない思いがくすぶっていた。そんな思いを払拭できそうな、今日の目的地十方山。西中国山地の核心部に入るのは恐羅漢山以来のユッキーと一緒に、立岩ダムから山頂を目指すことになった。

今日はまず瀬戸滝見物から。瀬戸滝遊歩道に入ると、すぐに沢筋の気持ちのいい道となる。

右岸に渡る橋。西中国山地を特徴づける素晴らしい谷の中を歩いていき・・・、

三連のこの橋で左岸に戻る。そして尾根を回りこむと、行く手に瀬戸滝が見えてくる。以前に崩壊していた箇所は、どこだかわからないほどに復旧されていた。

登山口から15分ほどで瀬戸滝に到着。説明板のあるここからは下の滝しか見えない。

滝壺近く、黒い岩に鮮やかにかかる虹。

滝から急な斜面を少し登ると・・・、

上の滝(左写真の上の方)も見えてくる。拡大したのが右写真。

続いて急な道を登っていく。西中国山地は谷もいいけれど、豊かな森も素晴らしい。

最初の分岐を右、ほんの少しトラバースして、次の分岐を左にとってしばらく登ると、どんどん急な傾斜となってくる。

前方に谷が見えてきて、いったんそこへ下り(写真)、向こう側へ登り返して左折。そこで登山口からの道と合流。

カラ谷の左岸を歩いていき、黒いナメ滝のところで右岸に渡る。

何箇所か滑りやすい岩の上を通る。

ここでまた左岸に渡り返します。

一瞬尾根に乗り、すぐに尾根を左にするトラバース道となる。

そして尾根を乗り越すと、こんどは尾根を右にするトラバース気味の登り。

ふたたび尾根に乗ると、山頂部と、那須へと下る尾根が見える。ここから五合目までは、少し尾根上を歩いた後、また尾根をはずれてもうひと息。

三度目に尾根に戻ると五合目(三ツ倉遭難碑ピーク南側)。ここからも展望が得られる。今日は遭難碑経由で行くことにした。(写真右側は遭難碑ピークをトラバースする道。)

遭難碑ピークから急坂を下る。ブナの木が増えてきました。

また尾根を外れて、まだまだ続く登り。

傾斜が緩んできた。この付近はブナ林がとても美しい。

いったん平坦地に出る。

そして山頂部へ最後の登り。登りきると・・・、

こ〜んな大きな空の下。

左に遭難碑を見て、のんびりと山頂を目指す。

山頂にて。爽やかさを満喫する女性の傍らで、なぜか落ち込むユッキー。なにを失敗したんでしょうね。仕事ではなさそうです。

まあ気をとりなおして、この大展望を楽しみましょうよ。せっかく人里から離れた西中国山地のど真ん中にいるのだから・・・。

大峰山、女鹿平山、羅漢山など。

今日は入梅前の最後の晴れの日。気持ちのいい山頂でのランチタイムを満喫しないと。

安蔵寺山、大神ガ岳など。

冠寂地山塊を眺めつつ下山開始。お天気のいい日のこの山頂は、ほんとうに去りがたい。

下山時にユッキーが見つけたニョロさま。金色の眼でこちらを睨んでいてコワかった(冷汗;; 

どんどん下る。帰り道は三ツ倉遭難碑ピークを巻き(写真)、五合目に戻ったところでコーヒータイム。風が吹き抜けていい気持ちだった。

見上げるとカエデばかりの場所。もみじまんじゅうの包み紙を思い出しますね(笑)。

やがて大きなブナを通り過ぎ、谷筋に入っていく。

ナメ滝上部で左岸に渡り(写真)、続いて瀬戸滝分岐を右に見送る。

何度も通っているトラバース道なのに、この炭焼き窯跡には今日初めて気がついた。

もうひとつの瀬戸滝分岐(通行止め)を過ぎると、尾根上の道となり、最後に尾根をはずれると、すぐに立岩ダム登山口に下り立つ。

久しぶりの初夏の十方山は、梅雨を前に緑が濃くなっていく時期で、歩いている間中、ひたすら気持ちが良かった。そして今日は歩行時間も4時間を超え、汗を流しに寄った潮原温泉の露天風呂でも、満足感でいっぱいだった。



フタリシズカ
一部の花の名前は、
花サポーター1号さんに
お世話になりました。

ナルコユリ


コマユミ

スノキ

レンゲツツジ


ヤブデマリ

ギンリョウソウ

コツクバネウツギ


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