寒風山1763m 〜 笹ガ峰 1859m
桑瀬峠〜笹ガ峰直登ルート周回
2021年8月11日


伊予富士から見る寒風山と笹ガ峰

地図とコンパスのイラストデータ
行程

6:20寒風山登山口駐車場・・・7:10桑瀬峠7:20・・・8:25寒風山山頂8:35・・・10:05笹ガ峰山頂10:20・・・10:45ランチ休憩11:10・・・11:40休憩11:45・・・12:25林道・・・12:40滝・・・13:25分岐・・・13:30登山口駐車場

コースタイム(歩行時間) 6時間05分
同行者
その他 伊予西条市前泊

登山靴のイラスト 寒風山と笹ガ峰は、山を始めて間もないころに登ったことがあるが、どちらもガスの中で展望がまったくなかった。長らく忘れていたが、昨年伊予富士からその姿を眺めて、どうしてももう一度行きたくなった。今年の夏休暇は天候が安定せず遠征は難しそうなので、四国がちょうど良い。長雨予報の直前の1日をターゲットに定め、西条市に前泊。午前中勝負のつもりで4時に起床し、6時台に寒風山隋道南口の登山口を出発した。

昨年も来ました寒風山(&伊予富士)登山口。

出発からいきなり急登が連続する。

沢を渡って折り返し、上部に上がるとトラバース道となるが、こんどは笹に埋もれる。

桑瀬峠に到着。
今日は寒風山が見えますねー。(目立っているのは前衛の岩峰。)

峠を出発するとすぐに樹林帯に入り、それを抜けると笹原の斜面。











桑瀬峠を振り返る
右側が伊予富士











立派な寒風山
山頂は右側の笹原のピーク










ブナ林を抜ける。

右手に笹の尾根が見える。平家平だろうか。

ハシゴ場があった。











ハシゴ場基部からの眺め
西黒森と瓶ヶ森が見えています。










岩峰へ登っていく。
しかし岩峰はその直下で巻き道となり、いったん下って、

次のピークへの登り。

ふたたび巻き道となる。
まだ8時だというのに、大座礼山がガスに覆われ始めた。

遠くに見えるあれは二ツ岳でしょうか。

あ゛ー、なんかガス増えてきたー。

桑瀬峠から45分で寒風山山頂。
なんか、前回と同じく真っ白なんですけど(笑)。

と思っていたら、ガスが流れ、どうにか伊予富士が姿を現した。

こちらはぼんやりと瀬戸内海方面。

笹ガ峰への縦走に出発。

笹濃い。びしょぬれになる。
展望ない。歩くしかない(笑)。

晴れていたら気持ちが良いのだろうけれど・・・。

寒風山から1時間半で笹ガ峰に到着。
ずっとガスの中、ノンストップで歩いてきた。

まあね、いちおう展望らしきものはないことはなかったですよ(笑)。

高縄半島方面。
この後すぐにふたたび真っ白に・・・。

雷が怖いので山頂には長居せず、コンパスで方角を確かめ、直登コースを下っていく。
(写真は振り返ったところ。)

20分程度下ると、樹林帯に入る。

ダケカンバの林の脇にちょっとした大岩があったので、ようやく大休止。

続いてブナ林を下っていく。

素晴らしく美しい森。

私の持っている古いガイドブックではこのルートは「難路」となっているが、道は刈り払われ、随所にベンチがあり、とても良いルートだと感じた。

ただし、ブナ林帯を抜ける頃からとても急な下りが連続するようになる。

傾斜が緩む箇所にはベンチ。
これは登りでは有り難いですね。

ほぼずっとロープ場。
どんどん下る。

さらにどんどん下る。

林道寒風大座礼西線に出た。ここを右折。

淡々と歩く林道のアクセントになる滝。

ヘリポートを過ぎた辺り。寒風山を見上げつつ、登山口に戻る。

今日はお昼頃までは晴れが続くのではと思っていたが、8時台に異様に早くガスに巻かれてしまい、期待したような展望には恵まれなかった。それでも前回つないで歩くことができなかった両山を縦走でき、それなりに満足できた1日となった。広島への帰途、14時半ごろには雨になる。


それにしても、7月下旬に立山に行っておいて良かった。夏休暇中の山がこれだけだったら、暴れていたところでした(笑)。

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